里山オーベルジュ 薪の音(南砺市/富山県)~1日に3組だけの贅沢、静かな富山の里山オーベルジュで美食フレンチに感動

ディナーはフレンチで、翌朝の朝ごはんは和食というのがまた嬉しい

蕪のムースに香箱蟹を混ぜ、生ハムも添えたアミューズはさすがの美味しさ

世界遺産「五箇山、白川郷合掌集落」に近く、里山ののどかな場所にある里山オーベルジュ薪の音。1日に3組だけを受けている、とても贅沢で小さなオーベルジュです。泊り客も少ない分、静かでサービスも温かいのが気に入りました。
まず到着からもてなしの良さはすぐに分かったのです。チェックインは15:00なのに14:30頃宿に着いてしまいました。年末の寒い日、宿の女性はどうぞどうぞとすぐに温かく出迎えてくれました。その富山弁の優しい女性は、どこか昔の洋館の居間を思わせる暖炉のあるラウンジに通してくれると、すぐに抹茶とお菓子を運んでくれました。地元のカボチャの小さなチョコは小豆入りで、冷えていて口に入れると蕩ける美味しさで抹茶とよく合います。これでディナーがとっても楽しみになったのです。

フレンチの締めが日本風に釜で炊いたご飯というのがやはりベスト!

そもそもオーベルジュは食べるための宿ですから、お部屋の設備などは二の次かと思いがち。でもここはセンス良く居心地も抜群にいいお部屋です。タオルもたっぷり置かれ、マニフレックスのマットレスが使用されていたり、心配りを感じました。里山の風景を眺めつつ入れるお風呂もいいお湯で、ディナーの前のリラックスタイム。

シンプルながら干し柿のブランデー漬けを練りこんだ絶妙の味わいのアイス!

地元出身のシェフの料理はどれもが創作性が抜群で、味もメニュー設定も申し分ないものでした。冬の日本海は蟹ですが、蕪のムースに香箱蟹を混ぜ上にも乗せて、香りのいいオリーブオイルをかけた蕪と生ハムが添えられたアミューズ。ユニークな発想と可愛い盛り付けの9種類の前菜など、考え抜かれたフレンチの数々に、焼き立てホカホカのカボチャ入りパンも登場。締めは釜戸でじっくり炊き上げたこだわりのご飯とお味噌汁とお漬物、という和洋折衷も我々日本人には何より嬉しい組み合わせなのでした。干し柿のブランデー漬けを練りこんだキャラメルアイスクリームのデザートも気が利いていて、幸せな気分でディナーを終えることができました。

旅館名里山オーベルジュ 薪の音
住所富山県南砺市野口140番地
TEL0763-62-3255
お風呂室内に眺めのいいお風呂あり
予算2人利用で1人28000円から
露天風呂付客室なし

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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