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    アルシミスト (フレンチ/白金高輪/東京)~自由に食材を組み合わせ美味しい料理を生み出す1つ星のレストラン

    素敵な内装、紫はお店のイメージカラーとのこと

    素敵な内装、紫はお店のイメージカラーとのこと

    ホエイ(乳清)を発酵させて作るレ・リボ、パンに塗りやすいし美味しい

    ホエイ(乳清)を発酵させて作るレ・リボ、パンに塗りやすいし美味しい

    白金高輪商店街の中にある「アルシミスト」、Les Alchimistes(アルシミスト)とはフランス語で錬金術師という意味です。
    メニューは食材の名前だけが書いてあり、一見何が出てくるのかわかりません。錬金術の化学的手段を用いて金を精錬しようとする試みのように、食材と食材の組み合わせを考えたり、出てくる料理をイメージしたりして欲しいからなのだそうです。
    シェフの山本 健一氏は、2001年にフランスへ渡り、「世界のベストレストラン50」でフランストップの評価を得たパリの「ル・シャトーブリアン」などをはじめ、フランス各地をまわり、2011年に白金高輪にお店を開きました。

    帆立とかぼちゃ レモンのソース アールグレイの泡

    帆立とかぼちゃ レモンのソース アールグレイの泡

    お店はオープンキッチンなので料理をしている所を間近で見ることが出来ます。
    私は残念ながら背中を向いていたのですが、音があまりしなかったのが印象的でした。
    2種類のフィンガーフードの前菜から始まり、ウニの甲羅を模した器に入ったスペシャリテ菊芋とウニのムース、蕪のスープは生姜の香りと塩加減がとても好みでした。
    パンのバターの代わりに出された「レ・リボ」。柔らかくて少しチーズのような味がして無限にいける味です。前菜の帆立は火入れが絶妙、メインは魚(真鯛)と肉(猪豚)両方でとても美しく、美味しかったです。

    モンブランはシンプルだけど奥の深いスイーツ、栗自体の味が美味しかった

    モンブランはシンプルだけど奥の深いスイーツ、栗自体の味が美味しかった

    最初にデザートの欄に栗と書いてあってモンブランだといいなと期待していたので、モンブランが出た時、やったと思いました。店によって少しずつ違う栗の味、あんなに食べたのにデザートは別腹実感しました。
    水をサーブするピッチャーがフラスコ、より美味しい料理を作り出すこと、料理は確かに実験のようなものなのかも。お店の名前納得です。
    今のままでもとても素敵なお店ですが、来年お店が白金に移り、もう少し広くなるのだそう。新しいお店もオープンキッチンなのかしら?どう変わるのかとても楽しみです。
    (2020年11月訪問)

    レストラン名アルシミスト
    ジャンルフレンチ(フランス料理)
    住所東京都港区白金1-25-26 フィラージュ白金 1F
    TEL03-5422-7358
    予算ランチ4.500円(平日のみ)~ ディナ-10.000円~
    座席15席
    個室あり
    予約の可否

     

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