有馬山叢 御所別墅 (有馬温泉/兵庫県)~名旅館で不思議発見!!「動く歩道」で斜面を移動?「赤だし味噌汁」の湯??!

全10室のお部屋はすべて100平米以上。1400坪の敷地は散歩も楽しい

これぞ有馬山叢陶泉と呼ばれる「赤だし味噌汁」??

有馬温泉でも名立たる名旅館「有馬山叢 御所別墅」。緑豊かな有馬温泉の中で1400坪もの敷地を持っています。有馬温泉は日本最古の名湯と言われ、600万年の時を超えた古海水由来の湯で、鎌倉時代に仁西が再興し温泉寺に12の宿坊を作ったことが始まりです。
湧出時は弱酸性の湯が浴槽に注がれる時には弱アルカリ性になり肌がすべすべになる「美人の湯」なのです。何しろ地中60㎞から湧き出し、地上の空気に触れて褐色に変わるのだとか。その湯は有馬山叢陶泉と呼ばれ、源泉掛け流しはミネラルが豊富なことも自慢です。
宿の大浴場に最初浸かったときは、「なにこれ??まるで赤だし味噌汁だー!」と感じる茶褐色で、自分がみそ汁の具になったみたいな気分。なかなかできない体験です。でもさすがに肌に良さそうです。

サーマルルームはお部屋にある低温岩盤浴。テレビを観ながら汗を流せる

宿の最大の不思議は敷地内を移動するときに使う「動く歩道」です。10室ある客室の半分が坂道の上にあって、私の泊まったお部屋のある位置との高低差があるため、スロープに動く歩道が設置されているのです。これはユニーク!!旅館の中にこんなものがあるのは初めて見ました。乗る前に自分でボタンを押せば動き出します。ゴム製のベルトなのでデコボコが足にひびいて面白い感覚です。旅館のメインロビーへの行き来にはいつもこれを利用します。ちょうど枯れかけた紅葉が斜面に迫り、風情もあります。

旅館の中には緑もいっぱいで、上品で癒されるムード

私の部屋はサーマルスイートというメゾネットタイプで、100平米以上の広い部屋で発見した3つ目の不思議はサーマルルームでした。これは人間の体温に近い37度前後に設定した低温岩盤浴です。サウナみたいに高温ではなく長時間過ごせて、読書やテレビを見ながらゆっくりじんわりと汗を流せば冷え性・関節痛・腰痛等に効き目があるそうです。檜のお風呂の手前にあるので、汗を流した後はゆっくりお風呂に浸かって、まさに癒しのひと時です。
お部屋はモダンで広いものの、一昔前の別荘風レトロモダン。照明が暗くて、明るい部屋で読書をするのが好きな私にはあまり快適ではなかったのが残念でした。
宿では兵庫を中心とした山海の新鮮な食材を使用した伝統の山家料理に西洋の感性が組み込まれ、丁寧な料理が味わえるそう。今回は外でのお食事のため素泊まりだったので、この宿のお料理に関してはコメントできませんが、3つのユニークな不思議が発見できたのは思い出に残るも体験でした。  (2020年11月訪問)

旅館名有馬山叢 御所別墅
住所兵庫県神戸市北区有馬町958
TEL078-904-0554
お風呂大浴場(内湯のみ)
予算2人部屋利用の場合1人23100円~(食事なしの場合)
露天風呂付客室なし

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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