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    B.B.C長湯(長湯温泉/大分県)〜街と温泉を心ゆくまで楽しめる林の中にある滞在型プチホテル

    キッチン付きの一番広い和洋室タイプの「大仏(おさらぎ)」の客室

    部屋でもフロント奥の喫茶室でも食べることができる洋食の朝食

    近年、日本中にある日帰り温泉やスーパー銭湯のほとんどに炭酸泉のお風呂がありますが、そのブームは大分県竹田市の長湯温泉に昔から湧く天然の炭酸泉の効果が実証されたところから始まっていると思います。低めの温度の炭酸泉は日本一のおんせん県を名乗る大分でも有数の名湯です。
    現在の竹田市の市長の首藤氏は長湯温泉にある大丸旅館の長男に生まれ、温泉を活用した予防医学や健康づくりの推進にもずっと取り組んで来ました。地域の持つポテンシャルとそれを生かし発信する行政力で竹田市の知名度をあげた人です。

    宿泊客は無料で入ることができる大丸旅館「テイの湯」

    長期滞在型のB.B.C長湯はその大丸旅館の経営する宿、この宿にはぜひ数泊することをお勧めします。一番リーズナブルな部屋は1人5000円程度、また連泊するとさらに割引価格になるシステムでとても良心的。朝食付きで温泉粥をメインとした和食メニューとブーランジェリー.ケイ.ワイズのパンを使った洋食メニューを選ぶことが出来ます。
    部屋は6つ、長湯温泉に縁のある「山頭火」「鉄幹」「晶子」などの名のついた洋室と一番大きな部屋「大仏(おさらぎ)」は和洋室になっていて、部屋には簡単な料理を作るキッチンなどもあるので気分に合わせて食事を選べ、長期滞在をすることが出来、敷地内には、山岳家野口冬人さんの1万冊以上の蔵書が寄贈されている図書館や講座室もあるので部屋だけでなくゆっくりと過ごすことが可能です。

    「ラムネの湯」イラストレーター南伸坊氏が手がけた看板がかわいい

    また、この宿に泊まると必然的に街を散策するので、長湯温泉自体を楽しめます。街中にはたくさんのお店があるので私が滞在した時には、万象の湯という施設にある薬膳バイキングやエノハの唐揚げなどをいただきました。
    宿の中で全てが完結して宿にだけ利益があるのではなく、町全体にも利益があり、散策もとても楽しいのでこういう宿も必要だと思いました。
    宿の中にはお風呂はありませんが数分歩いたところにある大丸旅館の「テイの湯」は無料で入ることが出来、長湯温泉で有名な「ラムネの湯」という日帰り施設も100円で利用することが出来ます。

    旅館名B.B.C長湯
    住所大分県竹田市直入町大字長湯7788-1
    TEL0974-75-2841
    お風呂施設なし
    予算2人1室利用の場合、1人5.170円~(朝食付)
    露天風呂付客室なし

     

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