名月荘 (かみのやま温泉/山形県)~気品ある名門の宿で、風情ある多彩なお風呂を満喫

男女入れ替えなしの大浴場はゆったりした内風呂とこの露天風呂が心地よい

広い庭の片隅にある専用の石風呂。好きな時に入れる自分だけのお風呂!

蔵王連峰をのぞみ月を愛でる高台にあって、1000坪もの敷地を持つ老舗高級旅館「名月荘」。数年前に訪れてよかったので、今回は2度目の訪問です。チェックイン時に記録が残っていてさすがだと思いました。
離れ風のつくりの全20室のお部屋の中で、私が泊まった茜(あかね)は洋風のテイストもある和室でゆったり。テーブルのあるダイニングでの部屋食は我が家にいるように寛げます。広い庭があって、その片隅に設えた石の露天風呂は、まさに庭を愛でる居心地よく温まるお湯です。それにしても人の気配を感じない、本当に静かな環境。これで満室とは!?

山形牛のステーキとジャンボマッシュルーム

お風呂が多いのは、自分の旅館内で湯めぐりの楽しみがあっていいものです。長方形のゆったり広めの大浴場と露天風呂。蔵王の石をくりぬいて造ったという湯船のある貸し切り露天風呂や家族風呂。私の大好きな立ち湯も貸し切りです。どれもが源泉かけ流しの透明の湯。コロナ禍でタオルは部屋から持参となりますが、部屋係の方のサービスが行き届いているので、たっぷり余分にタオルを用意してくれていました。
楽しみのお食事は、たっぷりボリュームのあるメニュー設定です。計4枚にもわたる細かいメニューと説明書きが添えられます。メニューには料理長 木村勝利氏の名前も書かれ、料理に自信ありと見ました。地元食材や名物料理をたくさん出して味わってもらおうという意気込みが感じられます。

朝食では炊き立てつやつやの2種のご飯とこの豪華なおかず。何杯もお替りしそう・・・

どれもが美味しいのですが、前菜に色々なお皿と一緒にいきなり酢飯の上に生鮭の切り身とイクラがどっさり載った品が出て、次に小鍋で名物「いもこ汁」がどーんと登場。美味しいけれどここで7割以上満腹になってしまった私。造り、ステーキ、茄子の揚げ浸し、松茸ご飯と続きますが、残念ながら少しずつしか食べられませんでした。
また部屋食は熱々で食べられないリスクが高いのが難点。その夜のステーキがやはり冷めていました。目の前で自分で焼いてジュージュー熱々を食べたかった。炊き込みご飯も冷めていたので、それなら炊き立てのミニ御釜で白米でいいので出してくれる方がよかったでしょう。
翌朝は代わりにつや姫ともうひとつ2種類のご飯を炊き立てで出してくれ、ホカホカを食べ比べまでできて大満足でした。そのうちのひとつを夜に回してほしかったというのが感想です。
なんだかんだ細かい要望を書いたものの、基本的にサービスも最高でお風呂もすばらしいここは、私にとって何度も通いたいお気に入り度の高い宿であることに間違いはありません。
(2020年10月訪問)

旅館名名月荘
住所山形県上山市葉山5-50
TEL023-672-0330
お風呂大浴場、露天風呂
予算2名1室の場合1名34500円~(2食付き)
露天風呂付客室あり

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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