日日食堂(日本料理/大磯/神奈川県)

一品目、説明を受けるまで海苔だと思っていた抗菌のおしぼり

鍬焼きは小麦粉をまぶして焼いたもの、八角風味の冬瓜のフライは中、透明でトロトロ

神奈川県の平塚市から大磯町へ行く国道1号線通り沿いにある「日日食堂」は設備関係の会社が集まっている敷地の一角にあります。お店の場所も元は設備会社「中南電機産業株式会社」の跡地、現在は「今古今」という建物の中に入っているお店です。「日日食堂」のオープンは6年前で、今年の6月からは予約のおまかせコースのみになっています。
お店選びを外さない地元で小学校の先生をしている高校時代からの友人は毎日このお店の前を通っていて一度来たかったお店とのこと。私は今年彼女に初めて会えるのを楽しみにやってきました。

存在感のある器多し、今は常設のお付き合いのある作家さん器のみ扱っているとのこと

和食をベースにしたお料理は地元の野菜を中心に肉や魚もあって食べ応え十分。一品一品出来立てをいただけます。イチジクとツルムラサキのおひたしの上に出汁で煮た夕顔の乗っているつき出しから始まり、とうもろこしの素揚げ、3種類の味噌を使った紫蘇の穂の飾られた茄子と大葉の炒め物、的鯛の南蛮の前菜、青柚の香りがする牛蒡のポタージュのかかった茶碗蒸し、鮮魚のおつくり(鰆、鯵、かますの炙り刺)、湯気の見える魚の出汁のかかってる山芋まんじゅうの鉢もの。主菜は大仙鷄のくわ焼きと冬瓜のフライ、栗とトウモロコシの炊き込みご飯ご飯、野菜の塩麹漬けとお吸い物。デザートはアクセントに山椒の蜂蜜漬けの添えられた桃の寒天寄せ。
なぜ全部のメニューを書いたかというと美味しかったから。そして日によってメニューが変わると思うのでこれは夏の終わりのメニューでご参考まで。

初めて聞いたヒンメリ、日本の藁細工と通ずるところがあって興味深い

友人と食事をすると毎回毎回話が尽きないのでゆっくりゆっくり話をしながら食事のできるこのお店とても良かったです。テーブルとテーブルとの間がすごく空いているのも気に入りました。
レストランは食事の美味しさと居心地の良い空間、そして会いたいと思う人との楽しい時間が過ごせることが自分にとっては大切でその3点を全てクリアしているお店でした。
L字に曲がった店内は入口側がレストラン、奥がお付き合いのある作家の方のギャラリーになっていてスペースを広々と使った贅沢な造り。またさらに奥のスペースには店内の至る所に作品が飾られている「ヒンメリ」(元々は寒冷な土地フィンランドで自然を敬い、豊穣の願いを込めて藁で作られるもの)のワークショップが月に一度開催されているそうです。
(2020年9月訪問)

レストラン名日日食堂
ジャンル日本料理(オ-ガニック 和食)
住所神奈川県中郡大磯町55
TEL0463-71-5741
予算ランチ 3,080円~ ディナ- 3,850円~
座席20席
個室なし
予約の可否予約のみ

 

ペンギン案内人10号/磯田 直子

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