シンシア (フレンチ/北参道/東京)~遊び心いっぱいの美食フレンチ

 アミューズは最初のサプライズ

アミューズは最初のサプライズ

パッと見ても何の料理かわかりません

パッと見ても何の料理かわかりません

東京で予約が取りにくいフレンチのお店のひとつが北参道の「シンシア」。過去に2回満席で断られていたのですが、3度目にてやっとディナーの予約が取れました。行ってみるとさすがにたくさんのお客さんが入っていて、オープンキッチンの中でシェフと一緒に忙しそうにたくさんの若き料理人が立ち動いています。とてもいい感じの賑わいです。
テーブルにはきれいなカードが置かれていて、その裏には日付と私の名前、丁寧なメニューの説明が書かれています。
6月下旬、最初は岩ガキの一皿から。好物の生ガキが酸味の効いた泡状のソースと合わせてあり絶品、一皿目からグッときました。やばい感じです。

フレンチでも最後にどんぶり!ジャンルにこだわらないのが楽しさを生む

フレンチでも最後にどんぶり!ジャンルにこだわらないのが楽しさを生む

次のアミューズが出た時は一同おおーっと歓声が上がります。見た目はまるでデザートのプチフールがいっぱい出でてきたのかと錯覚するような可愛く美しい品々です。どれもが凝りに凝っていて、たとえばブリオッシュの上にブーダンノワールの薄切り、その上に金柑みたいな黄色い物体が。それはフォアグラのキャンディなのです。プチトマトはひとつのトマトの中に酸味や甘味など5味が堪能できる仕組みです。どれもが驚きに満ちています。次は何が出るのかワクワク感でいっぱいになります。

宇和島のブラッドオレンジのソルベを添えた美しいデザート

宇和島のブラッドオレンジのソルベを添えた美しいデザート

パッと見は何なのかさっぱりわからない次のお皿が、クロマグロにフォアグラとポルチーニ茸を組み合わせたもの。食べ進めるごとにひとつひとつの食材の旨みが次々に押し寄せます。
そしてお店の名物である「たい焼き」が登場です。外見はどう見てもたい焼きなのに、実はたい焼き状に焼き上げた魚のパイ包みなのです。中身は銚子のスズキでフランス古典料理のルーアンクルートという料理をアレンジしてあり、アメリケーヌソースを添えてあります。
感動的だったのは〆にご飯が出ることです。それも黒トリュフをたっぷりふりかけたローストビーフ丼です!これまた驚きの美味しさ。
本当に最初から最後まで遊び心を感じる、でも遊んでいるだけでなく、すべての味が格別なディナータイムでした。なるほど、予約が取りにくいはずでした・・・・

レストラン名シンシア
ジャンルフレンチ(フランス料理)
住所東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-13 原宿東急アパートメントB1
TEL03-6804-2006
予算ディナー13800円から
座席18席
個室なし
予約の可否完全予約制

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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