クローニー(フレンチ/西麻布/東京)

たっぷりのキノコの下には鰆が!

カリフラワーのクリームソース風。秋に行ったからか、なんとなく落ち葉っぽい

いま最も注目されている若手シェフのお店のひとつ「クローニー」。シェフの春田氏は弱冠33歳という若さでありながら、フランスや北欧諸国で数年間修行を積み、2016年に自身の店をオープンさせた実力派です。
そしてそんな春田氏がタッグを組むのがフロアマネージャーの小澤氏。なんと彼、品川にあるミシュラン3つ星のフレンチレストラン「カンテサンス」で長年支配人を務めた凄い経歴の持ち主。一体どうやって引き抜いたのかと思いましたが、なるほど。春田氏もかつて同レストランで働き、苦楽を共にした仲なのだそう。

ヨーグルトパン。焼きたてが嬉しい!

そんな彼らが提供するのは北欧スタイルの革新的なモダンフレンチ。一目見ただけでは味が想像つかないような遊び心のある料理の数々は、とても出来て数年のレストランとは思えないほど洗練された美味しさです。元々ガストロノミーの最前線で料理をしていたというシェフのコンセプトは「緊張感のある雰囲気ではなく、友人宅で料理を楽しむような気軽さを」。その言葉の通り、石に見立てたコロッケや、たこ焼き器で焼いた枝豆とモッツァレラチーズの丸いパンケーキなどなど、食べていてどこか和んでしまうような料理が登場します。
ここの面白いところは全12品のコースでパンを1品として数えているところ。「パンってあくまで他の料理と一緒に食べるものでは?」と思いましたが食べてみて納得。脇役として扱うには勿体ないほどこだわって作られたというそれは、ヨーグルトや酒粕が練り込まれ、外はカリッとしながらも中は蒸しパンのようにもちもちフワフワ。お腹が膨れてしまいますがついつい食べてしまいます。

メインの牛フィレ肉のロースト。キノコの香りが◎

東京では数多くのレストランがしのぎを削っていますが、ここ「クローニー」はその中でも自分たちの色を完全に確立し成功したレストランの一つと言えるでしょう。シェフはまだまだ30代。これからまた若いシェフが成長を遂げどのような料理をこの世に生み出してくれるのか楽しみです。

レストラン名Crony (クローニー)
ジャンルフレンチ/フランス料理
住所東京都港区西麻布2-25-24 NISHIAZABU FTビル MB1F
TEL03-6712-5085
予算¥13,000~
座席21席
個室有り
予約の可否

 

ペンギン案内人5号/川崎 彩乃

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