酒の宿 玉城屋(松之山温泉/新潟県)~「伝統と革新」、「美酒と美食」、ますます進化する大人のための宿

窓の外を流れるせせらぎの音を聴きながら食事ができるダイニング

高さの違う平らの石がいくつもあることで高めの温度でもゆっくり入れる露天風呂

「酒の宿玉城屋」は、有馬温泉、草津温泉と並ぶ日本三大薬湯の一つ、松之山温泉に位置する、今とても勢いがある宿です。
100年以上続く老舗旅館「玉城屋旅館」は、30代初めに宿を継がれた日本酒にもワインにも精通している4代目ご主人の元、2018年に「酒の宿 玉城屋」と名前を変えました。
壁一面に日本酒の瓶や酒器、ワイングラスなどで埋め尽くされているダイニングルームを始め、リニューアルした館内にはご主人の感性が随所に感じられます。
せっかくなので一番人気のある特別室「椿」の部屋に泊まリたく、部屋の空いている日に合わせて旅行の日程を組みました。

宿オリジナルの日本酒にガスを入れて作るスパ-クリング

ホームページを見ると、夜の食事は東京六本木の2つ星レストラン「リューズ」で修行された栗山シェフが作るフレンチなのに日本酒がたくさん掲載されており、フレンチと日本酒が合うのか試してみたいと思いました。
食事では、ワイン、日本酒、そして、ワインと日本酒ミックスのペアリングを選ぶことができ、料理はメニューリストに食材だけが書いてあって何が食べれるのか出てくるまでのお楽しみとなっています。
フレンチは家では作ることができないし、フレンチのお店で日本酒を提供している所があってもあえて選んだことがなかったので、日本酒とのペアリングは初めての経験です。
そういう意味でこの宿は新しく斬新で面白いと思いました。
日本酒にその場でガスを注入したスパークリングもフレンチにとてもよく合います。

ウッカリカサゴマリニエ-ルソースと「伝統と革新」がテ-マの久須美酒造の酒

美味しい料理とお酒が進むにつれて、趣味の料理の写真を撮るのを忘れていたことに気がつきました。こんな失敗は何年ぶりだろう、お酒を飲んでいる場合ではなかった(酒の宿なのに!)と少し落ち込みましたが、そのくらい真剣に食べること飲むことに集中させてもらえたいうこと、やられた!と思いました。
ここは、温泉宿なので浴衣やTシャツ短パンなどリラックスした格好でフランス料理を楽しめるのも◎。
いつの間にか宿のオーナーも自分より若い方々が担うようになり、宿から学びつつも応援したくなるということが増えました。
車で10分程の所にあるカジュアルな姉妹宿「醸す森」共々、これからさらにどのように進化していくのかがとても楽しみな宿です。

旅館名酒の宿 玉城屋
住所新潟県十日町松之山湯本13
TEL025-596-2057
お風呂大浴場 露天風呂
予算27,000円~
露天風呂付客室あり

ペンギン案内人10号/磯田 直子

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