八海生そば 宮野屋 (そば/八海山/新潟県)~味と香りにこだわり在来種そば粉を使用。八海山麓の意欲的な若きそば職人の人気店

八海山神社元宮の隣り登山口や修行者の滝もすぐ近くという特別なロケーション

店内は靴を脱いで上がり、くつろげる空間。2階もあるがいつも満席

八海山神社元宮の隣り、一面の杉林に囲まれるようにしてそのそば屋さんはありました。霊山である八海山の登山口にひっそりと・・・・と言いたいのですが、行ってみるとお店の前にはすでに十人以上の行列ができていました。ひっそりどころかすぐにここだとわかります。そう、このお店は魚沼エリアを代表する大人気のおそば屋さんなのです。それにしてもこのパワースポットのようなロケーションはすごいです。店の前に並びながら周りを見渡すと、やはり土地柄、神聖で特別な空気を感じます。こんな場所で作られるそばって一体どんな味なんだろう。
それにしても神社参拝の時はあまり人を見かけなかったのに、ここに来てどんどん人がやってきます。地元の人もいれば近隣の県から車で走ってくる人もいるようです。皆さん参拝よりそばが目的なようで。

手打ちざるそばに山菜天ぷら盛り合わせをセットする

この南魚沼の地で在来種のそば粉にこだわり純手打ちそばを打つ店主米山さん。88年生まれと若く、味と香りが良いからと自分で在来種を育てるなど意欲的です。食べてみると、やはり味が違います。清らかな八海山の伏流水を使っていることもあるのでしょう。力強いコシがあってそば粉の香りが鼻に抜ける美味しさです。
ざるそばと一緒に頼んだ山菜天ぷらは、椎茸とかぼちゃ以外は本当にその辺の山で採ってきたような自然の味がする山菜ばかり。他にもニジマスの唐揚げや鯉のあらいなどがメニューにあって興味をひかれます。

掛けそばは、ネギひとつ入れないでそばの味だけ楽しむように作られている

掛けそばは本当にシンプルで、東京でこれが出たら怒りそうですが、ここではこれこそが本当にそばの旨味を味わう方法なのでしょう。そのまま味わった後はテーブルに置かれていたゆず胡椒や黒七味も入れてみます。お店の人が胡桃も入れてみてくださいと二つに割った殻ごとの胡桃を持ってきてくれました。香ばしさがそばに合います。
入店には30分は並んだし、入ってからもおそばが出て来るまで結構待ちましたが、2階もある広いお店を女性の方がほぼ一人で切り盛りしている感じなので仕方がないのでしょう。その対応は丁寧で感じが良いし、最初に出された漬物の盛り合わせもとても美味しくて、ポリポリかじりながらのんびり待っていたのです。そして待った甲斐のあるあるおそばに出会えたことは何よりの喜びになったのです。
(2020年6月訪問)

レストラン名八海生そば 宮野屋
ジャンルそば
住所新潟県南魚沼市大崎八海山大崎沢口3742
TEL025-779-2145
予算900円から
座席80席
個室なし
予約の可否不可

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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