貝掛温泉(貝掛温泉/新潟県)~鎌倉時代から700年の歴史がある、目に効く秘湯の温泉宿

歴史を感じさせる宿だが、こざっぱりして快適な設備が自慢

情緒たっぷりの露天風呂はかけ流しの湯の良さに定評がある

鎌倉時代から700年もの歴史を誇る老舗の宿、貝掛温泉。戦国時代は上杉謙信公将兵の隠れ湯として、江戸時代からは「目の温泉」として知られています。日本秘湯を守る会に選ばれているだけあって、そのロケーションはかなり山奥で秘境感にあふれています。
宿に近付いてくるとバスは通れないほどの細道となり、橋を渡って到着でした。辺鄙なところへやって来たなあと思っていると、実際は貝掛温泉はJR越後湯沢駅から車で20分ほどと意外に便利だったのです。

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女風呂の内湯は37℃のぬるい湯と熱い湯の両方が楽しめる

自然に包まれた一軒宿は昔ながらの歴史を感じムード満点。温泉の湯は37℃とぬるめで、この湯で目を洗うと白内障が治ると言われています。ここに泊まる人も日帰りの立ち寄り入浴の人もペットボトルに入れて帰って家で治療をすることもできるそうです。
提灯のぶら下がった趣ある露天風呂はお湯もちょうどいい温かさで、、これが5つ星を獲得した源泉かけ流しの湯なのも納得の心地よさです。自然の中にあるので、露天風呂に浸かっていると、目の前をトンボが飛んで行きました。のどかな時間。目だけでなく、ぬるめのお湯にゆっくりつかるのがとても身体にいいそうです。かの上杉謙信も関東攻めの行き帰りにこの湯で疲れを癒したんだ、と考えるとますます魅力あるお風呂に感じるのでした。

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食堂のかご定食。これにご飯とみそ汁付。ご飯の美味しさはさすが土地柄

立ち寄り入浴だった私は、荷物もフロントで預かってもらい、タオルも有料で借りて入りました。奥地の秘湯宿とは思えないほど、若いスタッフは皆親切でてきぱきした対応をしてくれました。
お昼になると食堂でランチが始まりました。ここは他ならぬ南魚沼です。宿の玄関に米俵が積んでありましたが、やはりお米の美味しさは格別です。かご定食という天ぷらと数種類のおかずの定食はご飯が格別でした。今度は湯治かたがた目がよくなるようにゆっくり滞在してみたいと思います。
(2020年6月訪問)

旅館名貝掛温泉
住所新潟県魚沼郡湯沢町三俣686
TEL025-788-9911
お風呂大浴場、露天風呂
予算2名1室 ひとり16500円から(2食付)
露天風呂付客室なし

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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