ル・ミュゼ (フレンチ/札幌市/北海道)~まるで美術館みたいに素敵なレストラン。

シンプルなエントランスからセンスの良さがうかがえる

絵や陶器が飾られたアートギャラリーのようにお洒落な1階のインテリア

森の中のアートギャラリー。それが最初にこの店に足を踏み入れた時の印象です。札幌市宮の森の静かな住宅街にある一軒家レストラン。ちょうど2020年7月1日にリニューアルオープンしたてでした。ランチにお伺いしたので、1階で展開される「consept・c」と呼ばれる、ジャンルも垣根もない新しい感覚の料理とのこと。オーナーシェフ石井誠氏にとってこの店は「食とアートの共存」をテーマにした「箱」であり「アトリエ」でもあるそうです。シェフ自らアーティストなのです。シェフを目指す前は画家を目指していて、今でも器を作っているそうです。

2年熟成させた甘いメークインと、また違うゆり根の甘みがコラボした1品

メニューは食材とヒントだけで記載され、何が出るのかは出てのお楽しみ。まずは「クリュ/ジャンボン/凝固させた牛乳」これはジャンボンクリュ(生ハム)とチーズだと想像がつきました。出てきたのはかなり薄切りの生ハムに自家製のリコッタチーズをのせた1品。アミューズにしては量が多め。まずアミューズという枠組みすらないのかも。ミルクが新鮮なせいでチーズもまろやかでクセがなくてとても美味しく、生ハムの塩気があるのでこちらは塩を入れていないので一緒に食べるとちょうどよく、シャンパーニュとよく合う、まさに至極のメニューの始まりでした。
フレンチの枠組みにとらわれないイノベイティブらしくパスタも出ました。

混ぜてしまうのがもったいないほど。フレッシュでヘルシーでボリューミー

どのお皿も芸術品のように美しい盛り付けです。とりわけ「コンポジション/様々な野菜とハーブ」は北海道産の新鮮野菜を色々集めた大きな一皿。
厨房では時々こちらを伺うようなシェフの姿が見え、帰り際も奥の方におられたようでしたが、結局一度もテーブルに来てくださらず、お話しできなかったのが残念でした。あとで他の店に行って話をしていたら、「石井シェフはシャイなんですよ。それに食事中に邪魔するのが嫌なようで、気を遣ってるんでしょう」とのことでした。いえいえ、邪魔なことなどありませんよ。次回からできればテーブルに来てくださいね。よろしくお願いします。
(2020年7月訪問)

レストラン名ル・ミュゼ
ジャンルフレンチ(フランス料理)
住所札幌市中央区宮の森1条14-3-20
TEL011-640-6955
予算ランチ5500円から ディナー22000円から
座席40室
個室なし
予約の可否完全予約制

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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