祇園丸山(京料理/祇園/京都府)~いきなりステーキならぬ、いきなりメイン!?祇園の新しい京料理を体験!

THE祇園といったような風情ある入口

柿の器に入った先付け(?)実を削って食べるのが美味しい

皆さんこんな経験はありませんか?コース料理の前菜を食べすぎてメインを食べる時にはお腹いっぱい。せっかくの料理を美味しく食べられなかった・・・そんな経験が。私はそういうことが度々ありますし、特に懐石料理の決まりきった順番はどうにかならないかなと常々思います。
今回私が訪れたのは祇園にある「祇園丸山」という京料理屋さん。祇園らしい趣のある建物には赤提灯が下がり、伝統ある京料理のお店という佇まい。カウンター席のみのお店が数多くある中で、ここは2階建て。席数も多いので、ミシュラン2つ星ですが予約が比較的取りやすいのも嬉しいところです。今回は2階のテーブル席で夕飯をいただきました。

朴葉焼き。白ご飯と一緒にかき込みたくなる!

和食の本場・京都祇園で、しかもこんなにムードのあるお店。ここもきっとオーソドックスな懐石料理だろうと、いつものように先付けを待つ私たち。すると、どうでしょう。いきなりメインのお肉を持って現れた店員さん。えっ、席間違えてないです??と思いましたが、なんとこれがこのお店の出し方!葉っぱの上で牛肉、サトイモ、銀杏、キノコを甘辛い味噌で焼く、朴葉焼き(ほおばやき)が机に並べられます。しかもちゃんと一人用コンロの上で温められながら!お腹が減っている時にこのガッツリと食べられる料理は有り難い。間違いなく1番美味しく食べられるタイミングです。他の季節に行ったことはないのでわかりませんが、もしかしたらちょうど晩秋の寒い日だったので「まずは温かいお料理を」という計らいだったのかもしれません・・・。そしてお味の方も勿論美味。この出し方気に入りました!
その後も、柿の実をくり抜いた器に百合根やなめこなどを胡麻和えにして盛り付けたものなどなど創作性のあるお料理がずらり。祇園でまさかこんなスタイルの和食が食べられるとは・・・びっくりです。

藁で包まれたおこわと鯛の焼き物。ちゃんと別で炊き込みご飯も出ます!

初っ端から度肝を抜かれた「祇園丸山」での食事。しかしそのどれもが洗練された新しい京料理でした。
夏は鱧の梅肉和え、秋は松茸・・・と京都の和食は伝統を重んじるあまりどこもワンパターンになりがち。しかしここの料理は季節の食材を使いつつも随所に今までにないアイディアが織り交ぜられていて、非常に満足のいくものでした。今度はまた別の季節にお邪魔したいです。

レストラン名祇園 丸山
ジャンル京料理、懐石料理
住所京都府京都市東山区祇園町南側570-171
TEL075-525-0009
予算ランチ¥8,000より  ディナー¥15,000より
座席70席
個室あり
予約の可否予約可

 

ペンギン案内人5号/川崎 彩乃

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