界 津軽(津軽郡/青森県)~星野リゾートが津軽で展開する温泉旅館

随所にこぎん刺しの刺し子が取り入れてあるのが素敵な離れの部屋

地元津軽の食材も取り入れて優しい味付けの夕食

「界」のブランドは星野リゾートが全国で展開する温泉旅館です。それぞれの土地ならではの伝統文化を取り入れ、当地の料理やもてなしで人気を博しています。その多くは星野氏が古くからあった温泉旅館などを新しく再生して生まれ変わらせています。ここ青森の大鰐温泉にある「界津軽」も、かつての温泉旅館「南津軽 錦水」の古い建物を残しつつ大幅にリノベーションして美しく生まれ変わった宿なのです。実は私は「錦水」の時代に一度泊まったことがあり、2019年の10月にこの地へ向かったのが2度目の訪問でした。

朝食もひとつひとつが丁寧に料理され、私には嬉しい適量でした

「津軽こぎん刺し」は青森で江戸時代から伝わる伝統工芸。このこぎん刺しの模様をモダンにアレンジしたインテリアが全41室に取り入れられています。障子や掛け軸に取り入れたり、布に刺し子をして利用したり、和にこだわりつつも洗練された居心地のいい空間は快適そのもの。私たちが泊まった離れの部屋はより和風で広い庭に一軒家風の露天風呂が付いていました。
大浴場に行ってみると、露天風呂こそないのですが、内風呂は樹齢2千年の古代青森ヒバのいい香りの温泉で、ご当地らしくリンゴを浮かべてありました。なんと贅沢なリンゴ風呂!

夜には津軽三味線のプロの演奏も聴けるのも嬉しい

東北は濃い味付けのイメージですが、ここのお食事は濃くなくてちょうどいい味付けです。量も適量で完食できて美味しいものでした。メニュー設定のセンスもよく、若いスタッフも皆さん愛想よくて物腰柔らかで好感が持てました。
食後のお楽しみは津軽三味線のショータイムです。地元の文化を積極的に取り入れた催し物がここの呼び物だけあって、本格的な迫力あふれる三味線。実は午前中に聴きに行った金木の斜陽館(太宰治記念館)の向かいにある津軽三味線会館で弾いておられたプロの演奏家の一人がここへも出張して来られていたのです。どうりで素晴らしいはず。かねてから憧れていた津軽三味線を2度も満喫できてラッキーな日だったのです。
(2019年10月訪問)

旅館名界 津軽
住所青森県南津軽郡大鰐町大鰐上牡丹森36-1
TEL0570-073-011 界予約センター
お風呂大浴場
予算2人部屋利用の場合1人 約20000円から(2食付)
露天風呂付客室あり

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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