強羅花壇 (箱根/神奈川県)~「日本旅館の王様」

ゆったり広いテラスに露天風呂のあるお部屋。テラスで寛ぎたくなる

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木に合わせてカットしてあるテラス。この木の存在がとっても大きい

若い頃に一度背伸びをして行ってみた強羅花壇。すっかりその魅力にはまり、事あるごとに「一番好きな宿は強羅花壇」と言い続けていました。まさに私にとって長年の憧れの存在だったのです。その後行くチャンスが巡ってきたのは2018年の夏。本当に久しぶりの再訪でした。その後いろいろな宿を体験した私にとって、今の強羅花壇はどう映るのか、興味がありました。

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御造りのあしらいもお皿も見事と言うしかない。お味の方も最高

離れなどお部屋が増えて39室になっていて、ますます立派になっていた強羅花壇。そして今回初登場が「袴軍団」ならぬ袴姿の男性スタッフでした。多すぎるほどの袴姿のスタッフがずらりと並んでのお出迎えにちょっとたじろぎますが、江戸時代のお姫様になった気分でもありました。レトロとモダンが融合した館内のムードに見事に溶け込んだサービスです。
強羅花壇と言えばまず思い出すのが一直線に続く木組みとガラス張りの渡り廊下ですが、これは今ももちろん健在でした。ここを歩いて通り抜けるのはなぜかとても誇らしい気分になるのです。
私の泊まった部屋は和洋室でテラスに露天風呂があるのですが、そのすぐ隣に大きな木がどっしりと聳えているのが楽しく、木のパワーをもらえるようで素敵でした。
大浴場にも露天風呂があり、他にも貸切風呂もあっていろんなお風呂が楽しめるのもいいところ。プールやスパもある設備の良さはさすがです。

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朝食も京風で出し巻や菜っ葉とお揚げの炊いたんやら美味しいのがいっぱい

京都で修業された料理長の生み出す懐石料理は、どれもが薄味でセンスがよく美味で適量とすべてにおいて私好み。夏の定番の鮎料理もカラッと揚げてとても香ばしく、数々の料理の中でもっとも印象に残っているのが冷やししゃぶしゃぶです。お肉も最上級ですが、薬味のセロリ,胡瓜、大根、人参、貝割れ、胡麻酢でいただくのが最高で、暑い夏でも食欲モリモリ。夏に肉を最も美味しく食べる方法だと納得。至福の時間を過ごすことができました。
すべてが完璧なこのお宿の唯一の難点を挙げるとすれば、宿泊料金がやや高めの設定で、コスパが少々悪いということくらいでしょうか。
でも何はともあれ強羅花壇は「日本旅館の王様」として今でも私の憧れの存在です。

旅館名強羅花壇
住所神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
TEL0460-82-3331
お風呂大浴場、露天風呂、貸切風呂
予算2名1室1人53000円から
露天風呂付客室あり

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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