ワイナリーステイ トラヴィーニュ (新潟市/新潟県)~カーブドッチ ブドウ畑のワイナリーオーベルジュ

トラヴィーニュ
ヨーロッパのワイナリーに潜り込んだような風景

ヨーロッパのワイナリーに潜り込んだような風景

2階のデラックスルーム「おうむ」の部屋

2階のデラックスルーム「おうむ」の部屋

一面に広がるブドウ畑を目の前にして、私は久しぶりにブルゴーニュかトスカーナのワイナリーに来たような錯覚をしていました。1年以上本場のワイナリーに行けなくなってから、これほど本格的なブドウ畑を見るのは初めてで、なおかつそこに泊まれるなんて、ワクワクです。
新潟市郊外の海に近いワイナリーで、いまや日本中で知れ渡るほどの人気を誇る「カーブドッチワイナリー」。1992年に創設後すでに宿泊施設やスパ、レストランがあったものの、3年前にこの高級オーベルジュがオープンしたのです。その名は「ワイナリーステイ トラヴィーニュ」。ブドウ畑の真ん中に建つ、白壁、赤レンガ屋根の建物がまたヨーロッパのムード満点。インテリアもディテールにこだわりぬいた洗練された素敵な出来栄えです。

ヴィネスパには温泉やスパサロンも

ヴィネスパには温泉やスパサロンも

「ぺんぎん」「あなぐま」などと動物の名前が付いた客室が全10室。私たちは2階にあるデラックスルームのひとつ約44㎡の「おうむ」の部屋に泊まりました。(2人ステイ2食付きでひとり40000円ほど)。ゆったりした室内はやはりヨーロッパの上質なオーベルジュの1室の雰囲気で、とてもセンスがよく落ち着きます。2階にあるのでブドウ畑を一望できるし、あえてテレビがなくて、鳥の鳴き声やブドウ畑で作業する機械の音などが聞こえてくるだけの静寂の宿です。そしてここでの楽しみはカーブドッチのスパークリングやワインを飲みつつグルメが楽しみなレストランでの食事に他なりません。ワインのことを良く知っているシェフが、ワインに合わせて作り上げた料理は素晴らしく、この欄では到底書ききれないので次回別コーナーでご紹介いたします。
敷地内にヴィネスパという温泉施設があります。ホテル宿泊の際に無料入浴券が付いていたので、歩いて2-3分の所へ行ってみました。大浴場には広い湯船が3つ、露天風呂もあって温泉気分。そちらの宿泊施設のゲストや外から来るお客さんも一緒なので、少々混雑して高級感には欠けるのが難点です。できればトラヴィーニュのゲスト専用の貸切露天風呂が欲しいところです。
カーブドッチのこのヴィネスパの棟に滞在なら1泊2食付きで1人20000円位からとカジュアルな料金が魅力ではあります。
2階のAVEDAサロンでアロマボディマッサージを受けました。これは1時間11000円のコースで、かなりハイレベルなマッサージで心地よくウトウト・・・。

敷地内にはアルザス地方のような建物も

敷地内にはアルザス地方のような建物も

ところで皆さんは「国産ワイン」と「日本ワイン」の違いをご存知でしょうか?国産ワインは外国由来の原料を使って日本で生産したワインのことですが、日本で作った原料を使って日本で生産したワインこそが「日本ワイン」と呼べて価値があるのです。この日本ワインを作ることに人生を捧げてきたのが越智希一郎氏。掛川千恵子氏と共にこのカーブドッチワイナリーの創設者です。ブドウ農家出身で、思う存分ワインを楽しんでもらえるようにと、バラの咲くイングリッシュガーデンやスパなどの複合施設に成長させたといいます。最初はお金がなかったため、ブドウの苗木をオーナー制で1本いくら・・・でやり始めたとか。個性的なワインを作ること、東京からもワインを買いに来てもらえることを目指して頑張って来られたそうです。今ではそうした目的はすべて実現しているのです。現在は越智氏は北海道に行かれて、掛川氏の息子さんがワイン造りを担っているそうです。
敷地内にはカーブドッチと一緒にやっていこうというパートナーのワイナリーもいくつか点在し、いろんなワイナリー巡りを楽しめます。フランスの田舎の村を散歩しているような気分で、気に入ったワインを手軽に購入して送ってもらうこともできました。いくつかのワイナリーの個性的なワインを自宅で楽しむことをお土産にしてチェックアウトしたのでした。  
 (2021年6月訪問)

旅館名ワイナリーステイ トラヴィーニュ
住所新潟県新潟市西蒲区角田浜1668
TEL0256-77-5460
お風呂大浴場 露天風呂
予算2名1室利用の場合 1名40000円~(1泊2食付き)
露天風呂付き客室なし

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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