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    エヴォルベ (イタリアン/小布施町/長野県)~逆境に負けない長野のガストロノミー!!

    皿に付いているのは汚れじゃなくて焦がしキャラメル!絡めて食べると最高!

    長野県にある小さな町、小布施町。葛飾北斎ゆかりの地として近年認知度も上がっているこの町に、新型コロナの渦中まさかの新規開店してしまったイタリアンレストランがあることをご存知でしょうか。5月1日当初の予定通りオープンした『エヴォルベ』。しかしコロナウイルス拡大防止のためテイクアウト専門店として姿を変え、営業をスタートしました。
    私がそんなレストランを見つけたのは、単なる偶然。ちょうど私が訪れた時は緊急事態宣言も明け、エヴォルベはレストランとして店内での飲食を再開した頃のことでした。”

    ラザニアは新作らしい。オープンして間もないのにもう新作・・・すごい!

    田舎の旅館へ向かう道程、北斎館に寄ったところ近くにこのレストランが。オシャレな雰囲気に惹かれ入ってみると、昼時にも関わらず広い店内にお客さんは私たち以外に2組だけ。観光客もいないしこんなもんか~と思って正直あまり期待していなかったのですが、食べてみてびっくり!!まず一品目のスープから美味しい。まろやかなカボチャの冷製スープの後は低温調理されたローストビーフ、チキンのレモンソース掛け、生ハムのサラダなどが少しずつ盛られた前菜のプレート。そしてパスタは数種類ある中から好きなものをチョイス。私は100円プラスでラザニアに変更。とってもボリューミーだけど味が重すぎず、ソースが多めでグラタン風。これ東京だったら絶対プラス500円とかするやつ・・・と思いながら優しい値段設定に感動。そのほかにも焼きたてのくるみパンや、イチゴとバナナのデザートなどなど最初から最後まで全てこだわりを感じる美味しい品で大大満足!しかもこれでたったの1900円ほど!や、安すぎます!!

    1900円のランチで出すデザートのレベルじゃない!!手間かかってるなあ

    しかし、冒頭の通り新型コロナで最悪のスタートダッシュを決めてしまったエヴォルベ。そんな中でも今手探り状態で改良を進めているらしく、その向上心には頭が下がります。「エヴォルベ」はイタリア語で「進化」という意味。きっとこれからもその店名通り、この逆境に負けず更なる進化を遂げ、人気レストランになっていくだろうと思います。少しでも多くの人にこの記事が届き、この素敵なレストランを見つけてくれますように。

    レストラン名エヴォルベ
    ジャンルイタリアン
    住所長野県上高井郡小布施町大字小布施500
    TEL026-247-1113(11:00~17:00)
    現在、小布施堂と電話を共有しているそう。
    繋がらない場合は、090-2475-6688 (宮﨑シェフ)まで。
    ※近日中に店舗専用の電話が設置される予定です。
    予算¥2,000~3,000
    座席35席
    個室
    予約の可否不要

     

    ペンギン案内人5号/川崎 彩乃

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