加里屋旅館Q(Kariya Ryokan Q) (赤穂市/兵庫県)~忠臣蔵のふるさと赤穂の古民家宿

Kariya Ryokan Q
中庭を眺めつつひと休み

中庭を眺めつつひと休み

紅緋(べにひ)の部屋は和モダンでくつろげる

紅緋(べにひ)の部屋は和モダンでくつろげる

忠臣蔵のファンなら見逃せないのが赤穂浪士ゆかりの町である播州の赤穂市。王道の見どころである花岳寺は赤穂浪士47士の墓がある菩提寺です。このお寺のすぐ横に2019年オープンした古民家宿が「加里屋旅館Q」です。
明治、大正の時代に呉服屋だった屋敷を改装して、和モダンな宿によみがえらせた旅館です。木造りで古いままの情緒あふれる外観にワクワク。
泊まった部屋は2階の通りに面した「紅緋(べにひ)」。通常料金は朝食付きで一人13200円のところ、キャンペーンをやっていて、食事なしプランが一人7700円とかなりお得な設定でした。翌朝の出発が早かったので食事なしプランが好都合でした。
室内は低めの天井。窓などは古いものを活かし、インテリアは新しく快適に生まれ変わっています。新しいホテルだけあって、設備はきちんと今風に整っていて快適です。ミニバー、湯沸かし、ドロップ式コーヒーは和菓子に合うというコーヒー豆を使っていて、最中(もなか)が添えられています。冷蔵庫には冷たい水と美味しいお茶も冷やして無料提供してくれます。

大きくて最新式のレインシャワーも付いている

大きくて最新式のレインシャワーも付いている

パジャマ用の甚兵衛と食事などで外出する際の羽織も置いてあります。バスルームには大きめでゆったり入れるバスタブ、スペースの無駄がない設計で便利な洗い場付き。檜の椅子や洗面器が置かれているのも古民家風。でも最新式の大きなレインシャワーのシャワーヘッドが付いています。あらゆる個所に和と洋の融合が見られるのがここの特徴です。TVは小さいタブレット状のものですが、まあ十分でしょう。ベッドもふかふかで心地よいもの。ベッドに置かれていたのは、メッセージと一緒に添えられた折り紙。スタッフが一つ一つ折ったというちょっと珍しい折り紙が素敵です。
唯一の難点を挙げるなら、隣の部屋のゲストの話し声がかなり筒抜けで聞こえることでしょうか。静かなお客さんなら問題ないのですが、これは昔ながらの建物を活かした古民家宿の宿命です。
宿の中には大浴場はないのですが、宿の系列の温泉が利用できるサービスがあります。赤穂温泉の「潮彩きらら祥吉」という温泉宿には大浴場と露天風呂があって、希望すれば無料送迎バスで連れて行ってくれるのです。無料で温泉まで楽しめるとは嬉しいサービスです。私たちはあいにく時間がなくて利用できず残念でした。

赤穂藩士の菩提寺である花岳寺はすぐ横

赤穂藩士の菩提寺である花岳寺はすぐ横

また食事は料理人が目の前で仕上げる割烹スタイルのレストラン「GOKAN」で和食の王道と言える日本料理を味わえます。また、いろんな周辺のお店からの出前を頼むこともできて、いくつかのメニューリストが置かれています。様々なお客さんの要望に応えられるように、痒い所に手が届く宿なのでしょう。
スタッフは若い女性が多く、皆さん丁寧で感じが良い方ばかり。レセプションに置かれていた「マスクの下は笑顔です」がコンセプトのようで、素泊まりで利用しただけですが、快適でお薦めの宿となりました。
ところで最初から気になっていたことですが、宿の名前になんでQが付いているんだろう?不思議に思ってサイトを調べたら、こんな風に書いてありました。
品質にこだわる「Quality」の「Q」
街を探求していく「Quest」の「Q」
静かで落ち着いている「Quiet」の「Q」
唯一の存在である「Unique」の「Q」を意味し、それぞれを形に出来る宿である事を目指します。
宿が目指しているこうした4つのQは見事に達成できている。それが私の感想でした。  (2021年5月訪問)

旅館名加里屋旅館Q(Kariya Ryokan Q) 
住所兵庫県赤穂市加里屋1996
TEL 0791-56-5488
お風呂各室に室内風呂付き
予算2名1室の場合1人7700円~(食事なし)
露天風呂付客室なし

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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