御料理 ふじ居 (日本料理/富山市/富山県)~移転後、富山を代表する風格ある和の名店に

鰻を蒲焼にしていたと思ったら、いろんなものが一緒に八寸のように登場

澄み切ったお出汁にもっちりした蓬麩がいい感じのお椀

2019年8月、「御料理 ふじ居」はこじんまりした前のお店から、日本庭園のあるお屋敷を改装した広いお店に移転されました。場所は海辺に近い岩瀬地区で、古い町並みが残るエリアです。ご主人の藤井寛徳氏は京都で6年、金沢で5年修業して、故郷富山で「御料理 ふじ居」を創業して8年目でした。
私がお邪魔したのはちょうど移転の3か月前だったので、前のお店でした。たしかに狭いカウンターの中に板前さんが3人、忙しそうに動き回っておられ窮屈そうだったので、その後広いところに変わってよかったと思います。
行きに乗ったタクシーの運転手さんも「ふじ居さんは富山で予約が取れない店の筆頭ですよ」と言っていたほど、当時から人気は高かったのです。

海に近い富山なので魚も新鮮

海山の幸に恵まれた富山の旬の食材をふんだんに使った郷土愛溢れる料理は、ご主人曰くお客様を想い、食材を想い、食材の向こう側の生産者を想い、まっすぐひたむきに暖簾をかかげてこられたという努力の賜物でしょう。レベルの高い料理にお店の風格がプラスされ、今や富山で「和」のグランメゾンと呼んでもいいお店にバージョンアップされたと聞きます。

お腹がいっぱいでも食べられるさっぱりした一品

私が行ったときは、ご主人とお弟子さんはカウンター越しにとても近く、私たちの目の前でどんどん調理を進め、それを見せてくれてとても楽しい時間でした。鰻を焼いて蒲焼を作り、ごぼうを巻いたり、甘海老やボタン海老、白海老など新鮮な食材を見せてくれて、それを見ているだけで、どういう風に出されるのかと興味津々なのでした。
今もゲストの前でご主人が自らお出汁を取って輪島塗の菊椀で提供するそうです。かつてのやり方は健在のようで嬉しい限り。地元の銘酒「満寿泉」のラインアップから選んだり、ワインに合わせるのも可能で、お酒好きにも嬉しいはず。
今度はぜひゆったりしたお店で、のんびりとご主人のお料理を味わってみたいものです。

レストラン名御料理 ふじ居
ジャンル日本料理
住所富山市東岩瀬町93
TEL076-471-5555
予算昼1万円より 夜2万円より
座席19席
個室あり
予約の可否完全予約制

 

ペンギン案内人2号/井原 三津子

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