【こんな国あります!!世界の秘境】グレナダ カリブのリゾートアイランド

1年を通して暑い、常夏の島

南国らしい華やかな植物。ジャポニカ学習帳にこういうのあった気がする!

なんとなくいつでも暖かそうなイメージがあるカリブ諸国ですが、実はすべてがそうという訳でもありません。カリブの中でも北の方にあるバハマやキューバといった国は、冬になれば涼しくなり、海に入るにはちょっと肌寒く感じる気温になります。対してグレナダはカリブ海の南部に位置する国。より赤道に近いこの国は1年を通して気温が高く、まさに常夏の島という言葉が相応しい気候です。

暑い日はビールをグイッと!!

また、どんなに暑くても31度を超えるような猛暑には滅多にならないのも、この国の嬉しいところ。最低気温も20度を下回ることはほとんどなく、快適に過ごせる国と言えます。
そんなバカンスに最適な気候をしているグレナダですが、残念ながら6月から11月は雨季。ハリケーンも発生しやすいので、この時期に訪れる時は注意が必要です。

無名だったグレナダが新聞の一面を飾った日

グレナダの国旗が似合うおじさん。

地球の裏側にある小国グレナダ。実は1983年、当時日本では無名だったグレナダという国が、一気に人々に知られるようになったある事件が発生します。
「グレナダ侵攻」と呼ばれるその事件。ソ連派のオースティン人民軍司令官がクーデターを起こし首相へと就任すると、グレナダの親ソ化を恐れたアメリカが軍事制圧に出てしまいます。ベトナム戦争以来の大規模な軍事行動となったこの事件は、周辺のカリブ諸国を巻き込み、なんと7000人を超える兵がこの小国に投入されました。これだけの軍事制圧。作戦は成功に終わったものの当然民間人も犠牲になり、アメリカのこの行動は多くの国から非難される結果となりました。

40年ほど前にそんな混乱があったとはとても思えません。

そんな悲しい出来事があったグレナダですが、今では親米政権も樹立しアメリカとも友好的な関係を結んでいるのだとか。街も活気を取り戻し、「グレナダ侵攻」の面影は感じられません。そんな歴史的背景を知ってから訪れてみると、グレナダのまた違った一面を感じられるかもしれません。

グレナダの見どころは?

ビーチでゆっくり羽を伸ばしてみては?

冒頭からご紹介している通り、グレナダ最大の魅力はなんといってもそのビーチの美しさでしょう。コバルトブルーに輝く海はカリブでも指折りの絶景で、欧米を中心に多くの観光客が訪れています。シュノーケリングやダイビングをはじめ、マリンスポーツが豊富なグレナダですが、実はそんな海の美しさを利用した海底彫刻公園なんてものまであります。カンクンにあるものとよく似たそれは、約60体の彫刻が海の底に眠るちょっとホラーな場所。普通のマリンスポーツに飽きた人はちょっと刺激を求めてこういった場所に訪れてみると面白いかもしれません。

まるでスタンプのようにくっきりと模様がつく不思議な葉っぱ

また、南国らしい植物が多く生息するこの国。パームツリーガーデンと呼ばれる植物園では、そんなこの国ならではの植物を一つ一つ解説つきで鑑賞することも可能です。ニンニクのような香りがする不思議な葉っぱ、パンッと音が鳴る植物、肌に押し付けると刺青のように葉の模様がつく植物…などなど、ユニークな植物がいっぱい。せっかくならビーチ以外もこうして訪れてみると新たな発見があるでしょう。

グレナダの食文化

本物のカカオ豆を見せながら分かりやすく説明してくれます。

スパイスアイランドの異名を持つグレナダの食事は冒頭で少し触れたように、香り豊かな料理がメインです。カリブ海に面し新鮮な魚介類が獲れるこの国では特にそれらとの組み合わせが多く見られ、私たち日本人の口にもよく合うはず。主食は他のカリブ諸国と同様にイモ類が多く食されます。

グレナダのチョコレート。友人へのお土産にも喜ばれます。

また、南米大陸に近いこの島ではやはりカカオ豆の生産も盛ん。スパイスがよく育つ土地だからか、花のようなスパイスの香りがほんのりと感じられるグレナダのチョコレート。子供から大人まで美味しく食べられる癖のないそれは、グレナダ土産にぴったり。街にはチョコレートハウスというチョコレート専門店も存在し、美味しいチョコを買えるだけでなくチョコレートが出来るまでの工程を丁寧に説明してくれるサービスまであります。
もしグレナダに行くならそんなグレナダらしい食べ物を是非トライしてみてください。

 

ペンギン案内人5号/川崎 彩乃

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