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セントルシアとは?どこにある国?ツアーや行き方もご紹介

土産物屋の兄ちゃん。ドレッドヘアがカリブっぽい!

20近い国があるカリブ海の中でも、セントルシアはお世辞にも知名度がある国とは言えません。地図をじっくり眺めたことのある人なら名前くらいは聞いたことのある人もいるかもしれませんが、じゃあ何があるのかと問われても困ってしまう人が大半でしょう。私も実際に訪れる前は「数あるカリブ海の国の一つ」という認識しかありませんでした。しかし、世界地図では点のように小さいこの国にも実は魅力がたくさん!今回はそんなセントルシアという国について皆さんにご紹介していきたいと思います。

セントルシア
面積 620万㎢(淡路島とほぼ同じ)
人口 18.3万人
首都 カストリーズ
民族 アフリカ系85.3%、混血10.9%、東インド系2.2%、その他
言語 英語(公用語)、セントルシア・クレオール語
宗教 キリスト教
治安 治安は比較的良好。しかし貴重品の管理など最低限の対策は取りましょう。
備考 時差は日本より13時間遅れ

セントルシアってどんな国?

アンスチャスタネットのビーチ。バカンス雰囲気抜群です!

「そもそもセントルシアって何、初めて聞いたんだけど」という人がほとんどでしょう。それもそのはず、旅人の心強い味方である「地球の歩き方」においてもセントルシアは「カリブ海の島々」と一緒くたにまとめられ、わずか3分の1ページほどしか記載がありません。
実は長い植民地時代を経ているセントルシア。元々フランスの支配下にありましたがその後イギリスにその権利が移り、40年ほど前に独立した比較的新しい国なのです。

オレンジ色の屋根が可愛らしいセントルシアの街並み。

淡路島ほどの小さな国土ですがその魅力は満載!サンゴ礁に恵まれたカリビアンブルーの海と島のシンボルでもある2つの火山、そしてフランスやイギリスの文化が残るコロニアルな街並み。島の人々も親切で、まさに理想的なカリビアンリゾート!近年高級リゾートホテルの建設も盛んで、今世界中のセレブが注目している隠れた人気スポットなのです。

ロゴ

セントルシアへの行き方

アメリカ系の航空会社利用の場合は3時間前にはチェックインを!

カリブ海の小国セントルシアへの行き方は主にアメリカかイギリス経由のフライト。どちらも片道30時間弱の超長距離フライトです!(笑)私がセントルシアへ訪れた際はアメリカ経由で、羽田→サンフランシスコ→マイアミ→セントルシアという行程。幸い羽田からサンフランシスコのフライトは深夜便だったので飛行機でぐっすり。寝てしまえば長距離フライトも楽勝です!

豪華クルーズ船もセントルシアへの移動手段。

イギリス経由の場合はロンドンの空港からカリブ海の島バルバドスへ飛び、そこから乗り換えてセントルシアに行きます。ただ、アメリカ経由の方が値段が良心的なのでこちらのルートはあまりオススメとは言えません。
また中にはカリブ海の島々を巡るクルーズなどもあり、船で訪れる観光客も多く見られます。

セントルシアのツアー

小型のボートを借りて近くの小島に行くのもオススメです。

日本から遥か遠く離れたカリブ海の島セントルシア。魅力溢れる国ではありますがまだ日本での知名度は言うまでもないと思います。そのためセントルシアのツアーを扱っている旅行会社というのは現状ほとんどありません。もちろん期日限定でカリブの島々を巡るクルーズを開催しているところは僅かにあります。しかし、クルーズは楽ちんではありますが言ってしまえば究極の団体ツアー。何を良しとするかは人それぞれですが、滞在時間が短くなってしまうのは避けられません。

ブティックにはオシャレなお土産も。

しかしファイブスタークラブでは、ここで紹介しているピトン山やマリゴベイのほかにも様々なセントルシア観光ツアーを取り扱っています。興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

双子のとんがり山ピトンとは

セントルシアと言えばやはりこの風景。カリブ海を臨む双子山が特徴的。

元々山がちで起伏の多い緑豊かなセントルシアですが、中でも2つのとんがり山ピトンは島のシンボル的存在。それぞれ高さ800m以下と小ぶりなサイズではありますが、その絵に描いたような三角形のフォルムと山に残る豊かな自然から多くの人に愛されています。現地では日本で言う富士山的な存在のようで、実際富士山と同様に世界遺産にも登録されています。なぜこのような小さい山が世界遺産になっているのかというと、「海からこれほど近く隆起している2つの山」というのは他に例が無いらしく、その点が世界遺産として認められたようです。たしかに今まで見たことのない光景でした。

見る角度によってまた表情を変えるピトン。

どちらもハイキング可能ですが、低い方のピティピトンはロープで登る箇所があったり傾斜がキツく難易度高め。初心者には、山道が整備されているグロスピトンがおすすめです。

ピトン山
入山料 ガイド料込みで200EC(約8,000円)

究極のセレブホテル!ジェードマウンテンがやばい!

流石セントルシアで最も高級なホテル!ここで見るピトンは格別です!

世界中探せばユニークなホテルはいくらでもありますが、ここほどインパクトがでかいホテルはそうそうないでしょう。目玉が飛び出るほど高級な「ジェードマウンテンリゾート」。このリゾート最大の魅力は、目の前に広がるカリブ海とピトンの絶景を遮るもの無しで楽しめること。「あ~はいはいオーシャンビューね。で、それのどこがユニークなのよ」と考える人もいるでしょう。

食事をするだけでも来る価値あり!まさに絶景ホテルです!

実はこのホテル、客室の壁を取っ払ってしまったやばいホテルなのです!もちろん部屋と部屋の境目など必要最低限の壁はありますが、カリブ海を臨む方角には壁はおろか蚊帳のようなものもなく、超オープンスタイルのお部屋になっています。一見虫が入り放題のように見えますが意外と気にならないらしく、心地良い風だけが吹き抜けます。
残念ながら予算の都合で私は泊まれなかったのですが、せめてランチだけはとここのレストランに訪問。絶景を一望しながらいただく洗練された料理は最高。なんとも贅沢な気分を味わえました。

ジェードマウンテン
宿名 Jade Mountain Resort
電話番号 +1 800-223-1108
ホテルHP https://www.jademountain.com/

高級ホテルが建ち並ぶマリゴベイ(マリゴットベイ)は必見

高台から見下ろすマリゴベイの遠景。常に多くの船が停泊しています。

マリゴベイとは北西部にあるヨットハーバー。大型クルーズ船も停泊するこの港はセントルシアの中でも一段と華やかなスポット。カリブ海有数の高級リゾートホテルが建ち並ぶのもここで、世界中のセレブたちがお忍びで羽を伸ばしに来る場所なのです。

マリゴベイにある高級ホテルのひとつ。リラックスするのにぴったりです。

カリブ海に繋がる美しくカーブした湾沿いには、ホテルだけでなくレストランも多く店を構えます。新鮮なシーフードは勿論のこと、エスニック料理が味わえるレストランなどもあるので、その日の気分に合わせてレストランを選べるのが嬉しいポイントです。
昔から、長い船旅をしてきた船乗りたちが束の間の休息をとる港町として人気を集めていてたマリゴベイ。その役割は今も変わらず、私たち旅人を最高のサービスでもてなしてくれます。セントルシアに訪れるなら是非とも滞在したい、活気あふれる場所なのです。

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まとめ

いかがでしたか?それぞれ特色があるカリブの島々ですが、セントルシアの最大の特徴はやはり双子の山ピトンの存在でしょう。高級リゾートなども多く建ち並び、治安もいいので辺境好きな旅人にお勧めしたい国の一つです!

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