旅好き女子が選ぶペルーベスト7

多くの謎に魅了されるナスカの地上絵

地面をキャンパスに描かれた大きなハチドリ

荒涼とした大地のペルー南部の町ナスカには、多くの謎を秘めたナスカの地上絵があります。紀元前後から800年にかけて栄えたナスカ文化で描かれたものですが、地面をキャンパスにした巨大な絵をなぜ描いたのか、何を意味しているのか、こうした謎は未だにはっきりと解明されていません。謎めいた数々の巨大な地上絵は、旅好きの心をくすぐること間違いなしです。

砂漠にポツンと建てられたミラドール。すぐそばに地上絵が描かれている。

数々の地上絵を楽しみたいならセスナに乗るのがベスト。渡される地上絵の地図を頼りに、地上絵の形や場所を確認してみましょう。セスナの操縦士も何の絵があるのか教えてくれます。ただし、セスナは地上絵が見やすいように左右に大きく揺れるので、乗り物に弱い方は酔い止め薬をお忘れなく。
ミラドールからは海藻や手の地上絵を楽しめます。空から見るとわかりませんが、地上の砂を取り除くことによって描かれた線は意外と太く、延々と続く長さにも驚かされます。

砂漠の楽園・オアシスのワカチナ

こんこんと湧く泉のおかげで、荒涼な砂漠に緑ができる

広大な砂漠の中に、突如として現れるオアシス。大きな湖と青々と茂る木々からなるオアシスのワカチナは、まるで映画のような素敵な景色が見られる場所として人気のスポットです。オアシスの湖でボートに乗ってゆったりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。また、ただでさえ美しいワカチナがさらに美しくなるのは夜。真っ暗な砂漠に囲まれた夜景の灯りは絶景です。

うつ伏せになってサンドボードをする場合はサングラスがないと目が痛い!

ワカチナでは、サンドバギーやサンドボードを楽しめるツアーも行われています。サンドバギーではドライバーがわざと砂丘を駆け降りるように運転するので、もはやジェットコースターのような絶叫体験ができます。サンドボードは難しいように思うかもしれませんが、ボードの上に座って砂丘を滑り降りるだけなのでとても簡単です。髪の毛がバリバリになるくらい砂まみれになることは不可避ですが、確実に一生の思い出になるはずです。

インカの聖なる谷(ピサック・ウルバンバ)

5,000m級の山々に囲まれた谷を一望。

インカ帝国の遺跡が残されているのが聖なる谷(ピサック・ウルバンバ)。5,000m級のそそり立つ山々に囲まれた谷は、マチュピチュへの中継地点として通る人が多いはず。聖なる谷に築かれた素晴らしい遺跡の数々に圧倒されることでしょう。ピサック遺跡はその広大さや遺跡の造りにミニ・マチュピチュと言われることも。また、マチュピチュへの列車の停車駅があるオリャンタイタンボは、かなり急な山の斜面に築かれた段々畑とインカ帝国ならではの美しい石組みに感動します。遺跡の頂上から眺める街並みと、高々とそびえる山々の景色も極上です。

餌をもらうため我先に集まってくるアルパカとリャマ。

聖なる谷の見所は遺跡だけではありません。アルパカやリャマに餌をあげることができる牧場もあります。近くで見てみると意外と大きい動物なので最初は少し怖いかもしれませんが、つぶらな瞳で見つめてくる彼らには癒し効果満載です。

コンドルが飛ぶコルカ渓谷(カニョン・デル・コルカ)

大きく羽を広げて渓谷を優雅に飛行するコンドル。

「コンドルは飛んでいく」という曲はご存じですか。日本でも馴染みのあるアンデス地域の民族音楽です。この曲を思い浮かべながら訪れてほしいのが、ペルーを代表する大きな鳥コンドルが見られるコルカ渓谷です。コルカ渓谷は、アメリカのグランドキャニオンよりも深いとされる渓谷で、じっと見降ろしてしまうと足元がすくむ程。しかし、展望台から見下ろす景色はまさに絶景です。そんな絶景を背景に、大きな翼を広げて優雅に飛行するコンドルが見れたら、感動すること間違いなしです。

展望台からの渓谷の眺めは絶景。

ペルーにおいてコンドルは神の使いともされている神聖な鳥。切り立った渓谷の間を、気流を利用してどこまでも優雅に飛行する様は、誰もが圧倒される姿です。コンドルは午前中に活発に活動するので、コンドルを見るなら午前中に訪れるのがベストです。

ペンギン案内人30号/市川 真弓

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