ブラジル観光案内 人とは違う旅を目指して-その2

ピラニア釣り
イグアス滝で出会えるハナグマ

イグアス滝で出会えるハナグマ

日本からもっとも離れた国ブラジル。ブラジルと言えば?という問いにサッカーやアマゾンなどを思い浮かべる人も多いでしょう。もしかしたら「危険」という印象を持っている人もいるかもしれません。
地球の裏側にあり滅多に行く機会のない国の一つではありますが、ブラジルは非常に魅力あふれる国。私は実際ブラジルに訪れた経験がありますが、そこで何物にも代えがたい素晴らしい経験を得ることが出来ました。ここではまだまだ日本人に知られていないブラジルの見どころについてご紹介していければと思います。

サルバドール

街のシンボルであるボンフィン教会

街のシンボルであるボンフィン教会

ブラジル東部の港町サルバドール。1763年リオに遷都されるまで214年という長きに渡り首都として栄えていたこの町には、1570年代以降多くの黒人奴隷がサトウキビ農園の労働力としてこの地に連れてこられました。そのためサルバドールの民族構成は黒人、そして黒人とインディアナの混血が80%を占めています。
ここの見どころはなんと言ってもそのコロニアルな町並み。「黒人のローマ」と称されるほど町には教会やコロニアル建築が多く建ち並び、その分見るべき場所も多いです。
その中でも私が特にイチオシしたいのが、「奇蹟の教会」の別名を持つボンフィン教会。かつて海で遭難しかけたポルトガル船の船長が神に祈りを捧げたところ、ここサルバドールにたどり着いたんだそう。ボンフィン教会はその奇蹟に感謝して18世紀に建てられた教会で、ここで祈りを捧げれば願いが叶うとされています。

フィタ(ミサンガ)は ボンフィン教会が本場

フィタ(ミサンガ)は ボンフィン教会が本場

実は私の母もここボンフィン教会で祈って願いを叶えた張本人。長年子供を望んでいたもののなかなか子宝に恵まれなかった母。奇蹟が起こることを信じて訪れたのが、このボンフィン教会だったのです。するとこの教会を訪れてから11か月後、待望の子供が誕生。私が生まれたというわけです。
その奇蹟が起きてから10数年経ち、再びこの教会へと訪れる機会がありました。お礼参りを兼ねた訪問でした。教会前にはフィタと呼ばれるリボンが売られており、ミサンガのように手首に巻き付けてお祈りをします。リボンは自分で取ってはならず、自然に切れる時に願いが叶うのだとか。今思えば当時の私は「お母さんの目が良くなりますように」「自分の部屋があるもう少し広いおうちに住めますように」というお願いをしたのですが、現在その願いはそれなりに実現しているように思います。さすがは奇蹟を起こす教会。叶えたい望みがある方は是非この地まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

イグアス滝

イグアス滝に虹がかかる

イグアス滝に虹がかかる

先住民の言葉で「大いなる水」を意味するイグアス。ナイアガラやビクトリアフォールズと並んで世界三大瀑布の1つとして数えられていますが、実際のところ他の2つと比べてもイグアスの滝はスケールが桁違い!大小合わせて275の滝があり、最大落差80m、川幅は4kmにもなるというから圧倒されます。
ブラジルとアルゼンチンにまたがるようにして存在するイグアスですが、滝の全体像を見るならブラジル側から見るのがオススメ。毎秒65,000トンという途方もない量の水が流れ落ちる様子は大迫力です。ここでのメインイベントは滝の上に造られた鉄製の展望橋から見る景色。ものすごい轟音と視界が悪くなるほどの水しぶきは、さすが世界最大の名に相応しい。是非滝の雨に打たれてずぶ濡れになりながらそのエネルギーを感じてみましょう。
常に水しぶきが上がるイグアスでは虹もかかっているので、滝と一緒に写真に収めるのがSNS映えもしてオススメです。

空から見たイグアスの滝

空から見たイグアスの滝

しかし滝の迫力という点ではブラジル側よりアルゼンチン側のほうがオススメです。アルゼンチン側にある「悪魔の喉笛」は特に流れが激しいことで知られ、イグアスの滝に行くなら必見の場所。トロッコ列車で滝の近くまで行った後は、トレイルを歩いて滝の真上まで近づきます。そこからそっと見下ろすと、凄まじい迫力の滝を体験できるのです。イグアスの滝はブラジル側、アルゼンチン側両サイドでの観光が必須なのです。

レンソイス

レンソイス遊覧飛行

レンソイス遊覧飛行

ブラジルでまだ見ぬ絶景を探すならレンソイスは打ってつけでしょう。レンソイスとは雨季にだけ現れる幻の湖のこと。白い砂丘が風に吹かれることで無数のくぼみを作り、そこに雨水が溜まることによって生まれる絶景なのです。なんでもこの砂は水晶から出来ているらしく、日があたることで青く美しく輝きます。この砂丘は東京23区2個分以上の広さがあるそうで、まるで異世界に来てしまったかのような気分を味わえるのです。

4WDで深い水溜りを突っ走る

4WDで深い水溜りを突っ走る

しかしここで驚くべきはそこではなく、なんと言ってもこの湖に魚が生息しているということ。先ほども言ったようにレンソイスは雨季にしか現れない湖。当然乾季になれば水も干上がりただの砂丘へと戻ります。それでも毎年雨季になると、湖が出現するのに合わせて魚たちも姿を見せるから驚きです。謎は未だ解明されていませんが、砂に含まれるわずかな水分で乾季を乗り越え、雨季になると孵化する特殊な卵を産むのではないかという説が有力なようです。
なんにせよ、これだけユニークな景色は世界中を見渡してもここくらいでしょう。少し不便な場所にあるため日本ではあまり知られていませんが、非常に見応えのある場所なので一見の価値ありです。

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