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オーストラリアツアー楽しめるおすすめスポット10選

サンライズの時のエアーズロック

かつての超大陸・ゴンドワナ大陸から派生したオーストラリア大陸。長らく孤立して存在していたため、他の大陸とは全く異なった進化の過程をみせる自然体系や動植物が多く存在し、今も世界の旅人を魅了し続けています。例えば、2019年に登頂が禁止されたあの巨大なウルル(エアーズロック)は世界で2番目に大きい一枚岩で、何と約30km離れたカタジュタ岩群(マウントオルガ)と地中でつながっているという驚異の大自然を見ることができます。因みに世界最大の一枚岩・マウント・オーガスタスは同じオーストラリアにあります。

オーストラリアの基本情報
正式国名 オーストラリア連邦
首都 キャンベラ
面積 約769万2024km²
人口 約2530万人(2018年時点での推計)
通貨 オーストラリア・ドル
宗教 キリスト教、その他
民族構成 ヨーロッパ系、その他
言語 英語
時差 日本との時差は+1時間 ※サマータイム時は+2時間 (日本が正午のとき、オーストラリアは13:00)
(エリア毎に3つの時間帯があり、東海岸は+1時間、中央部は+30分、西部は-1時間)

オーストラリアの気候

オーストラリアの気候は基本的に日本とは真逆です。
日本の約21倍の国土を持つオーストラリアは、温帯性から熱帯性まで変化に富み、都市によって気候が異なります。
エアーズロックのあるウルルは年間を通して雨が少なく、さわやかで過ごしやすい気候です。南部のシドニー、メルボルン、パースなどは四季がはっきりしていて、日本の気候と似ています。

オーストラリアへの行き方

日本からオーストラリアへの行き方は、直行便か乗り継ぎ便があります。
便利な直行便はシドニー、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベン、メルボルン、パースの6つの都市に出ています。
または、アジア系の航空会社を使い、乗継便でオーストラリアに入ることもできます。

東京発なら6都市への直行便がありますが、地方都市からの場合、直行便を使える都市は限られます。

例えば、関西国際空港からはシドニー行きとケアンズ行き、新千歳空港からはシドニー行きが就航しています。
シドニーやケアンズから国内線で目的地まで移動するのも便利ですし、地方から東京に移動し、東京発の直行便を利用する手もあります。

一生に一度は見ておきたい!ウルル・サンセット&サンライズ

シャンパングラスの中の逆さエアーズロック

先住民族・アボリジニの聖地・ウルル一帯は、大地のみなぎるパワーを感じるスピリチュアル・スポット。そのため、周囲にはアボリジニ伝説にまつわる痕跡が多数残っています。日本語ガイドの説明を聞きながら周囲を散策してみましょう!

めったに見られないウルルから降り注ぐ幻の滝

そして、ウルル観光のハイライトは何と言ってもウルル・サンセット&サンライズ。刻一刻と色合いを変えるウルルは一瞬たりとも見逃せません。サンセットは沈みかけた日に照らされ燃えてしまうかのように真っ赤に染まった後、紫がかり静寂の闇に包まれます。サンライズは暗闇に潜むウルルを徐々にピンク色に照らします。オプションの満天の星空の下でのバーベキューディナーで夜も満喫しましょう!

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ウルルと並ぶ人気スポット!カタジュタウォーキング

ベストポイントからカタジュタ(マウント・オルガ)を撮影

アボリジニ名が「たくさんの頭」の意味のカタジュタ。1個の岩で形造られているエアーズロックと異なり、36個の岩群で形成されています。そのため、歩き進んで行けば行くほどさまざまな奇観を楽しむことができます。「カタジュタ岩群にはエアーズロックの迫力にも勝る雰囲気がある」といった感想を持つ訪問者が実は多いのです。

マウントオルガのウォーキングトラックにて

その中の1つのマウントオルガは高さ546mもあり、ウルルより高いのには驚きです。1時間程度のウォルパ渓谷散策や、オルガ岩群の深くまで足を踏み入れることができる「風の谷」散策など、いくつかの人気ウォーキングコースがあります。

世界遺産シャークベイとモンキーマイア・ドルフィンリゾート

モンキーマイアでは野生のイルカに餌付けもできる

野生のイルカとの触れ合いが体験できるモンキーマイア・ドルフィンリゾート。1日に数回、多い時には20頭ほどのバンドウイルカの群れがやってきて、餌付け体験ができます。また「人魚」のモデルとなったことで知られるジュゴンは、世界の8分の1がこのシャークベイに生息していると言われています。

モンキーマイアにあらわれる野生のイルカ

そして、訪れた人々が必ずと言ってよいほど誰かに教えたくなるおすすめスポット。花びらのような小さな白い貝殻でできたシェルビーチ。美しい貝殻が、何と110kmにもおよぶビーチ一面を覆いつくし、夢の中でしか見れないような美しい光景を作り出しています。西オーストラリアへ来たならぜひ行ってみたい人気スポットです!

神秘の世界!砂塔が林立する奇観・ピナクルズ

SF映画を観ているような光景

パースより車で約3時間の場所にある、原生林が枯れた後に残された石灰岩が立ち並ぶ奇観・ピナクルズはナンブング国立公園にあります。6000年以上も前にピナクルズはその姿を現し、風化、溶解と風雨の浸食による貝の堆積で砂塔を形成しました。

風化が激しい箇所も

夕暮れ時の太陽が照らす中、黄砂に岩が林立する神秘的な風景を是非旅の一枚に加えてください。黄砂から突き出たいくつもの石灰岩の柱は、ぎざぎざに鋭く尖って天を突き刺す剣(つるぎ)のようです。車に乗って景色を見ながらピナクルズまでの約5kmのドライブを楽しめます。

世界遺産の珊瑚礁の海と世界最古の熱帯雨林を楽しむケアンズ

モアリーフでシュノーケリングに挑戦/魚がこんな間近に

日本から最も近いオーストラリアの玄関口・ケアンズ。ケアンズにはオーストラリアを代表する見逃せない2つの世界遺産があります。2500以上の珊瑚礁を有するグレートバリアリーフといくつもの国立公園にまたがる世界最古の熱帯雨林地帯。高速艇に乗ってどこまでも青く輝く海を満喫し、透き通った海で色彩豊かな熱帯魚たちと戯れるシュノーケリングがグレートバリアリーフの一番人気。

世界遺産のキュランダ鉄道

気軽に楽しむなら、ケアンズ港から一番近いグレートバリアリーフの島・グリーン島もおすすめです。十分過ぎるくらいのクリアな海があなたを待っています。そして、熱帯雨林観光は、キュランダ・シーニック・レイルウェイが最も有名。森林散策もお楽しみの一つです。

シドニーはまさにオーストラリア!一度は訪れておきたい街!

快晴の下のオペラハウス

オーストラリアの経済・文化・商業の中心地であるシドニーは、まさにオーストラリアそのもの。20世紀最後のオリンピック開催都市としてもその名を刻んでいます。世界遺産のオペラハウスは、シドニーのシンボルでありその特徴ある優美な姿は世界中からの観光客を呼ぶと共にシドニー市民の誇りでもあります。

19世紀の建物を改装したモール「クィーン・ヴィクトリア・ビルディング」

そして、シドニー港が世界三大美港のひとつとして数えられるのはオペラハウスばかりでなく、一帯の王立植物園とハーバーブリッジがあってこそ。夜間でも人通りが多いので夜景観光も可能です。シドニーの中心地は思ったほど大きくはないので地下鉄と徒歩を組み合わせて観光するのがおすすめです。きっといろいろな発見をすることでしょう。

ブッシュウォーキングを楽しむ世界遺産のブルーマウンテンズ

ブルーマウンテンズの景色

シドニーの郊外に連なるブルーマウンテンズは世界遺産の名所として有名です。その名の通りブルーマウンテンズは青く見えることからそのように名付けられたのです。その理由は、ユーカリの葉から蒸発したオイル成分が大気中で何らかの反応を起こし青ずんで見えるからだそうです。あなたも是非確認してみてください。

ブルーマウンテンの絶壁

また、ブルーマウンテンズには、ブッシュウォークのコースが数多くあり、自然を楽しみながらのウォーキングに適した、シドニー市民にとっても人気のスポットになっています。都会の喧騒を忘れて大自然の中でのんびりとした時を過ごす。やはり、世界共通の楽しみなのですね。

世界遺産・幻想の世界クレイドルマウンテンへ

幻想的なタスマニア原生林を歩く

「世界一空気がおいしい場所」といわれるタスマニアは、全島の約36%が国立公園や自然保護区になっています。世界遺産に登録されているタスマニア原生地域と国立公園の太古の美しさに足を踏み入れてみましょう。タスマニア北西部のあるクレイドルマウンテンは、世界遺産に指定された高原地帯にそびえ、荒々しい山肌がダブ湖の青い水面に映る風景が幻想的です。

クレイドルマウンテンの絶景が見られるグレーシャーロックにて

山の周辺にはボードウォークが整備されていて、数日かかるものから数時間のものまで様々なトレッキングを楽しむことができます。またクレイドルマウンテンでの宿泊もおすすめです。ロッジ周辺には夜行性の動物たちも生息していて、人懐っこいウォンバットに出会えるかもしれません。天候に恵まれれば、夜には世界一空気の澄んだ場所で星空観測も楽しめます!

大人も子供も楽しめる一大マリンリゾート・ゴールドコースト

スカイポイント(展望台)からのサーファーズパラダイスを眺める

ゴールドコーストは、南太平洋の白波が打ち寄せる海岸に沿って高層のホテルやコンドミニアムが建ち並ぶ開放感溢れるオーストラリアの一大リゾートエリアです。世界遺産のラミントン国立公園にも近く、海のマリンスポーツと山の大自然を満喫できます。また、お子様連れのお客様は特に要チェックのテーマパークがいっぱい。

豪華なシーフードプレート

世界一の高さとスピードを誇るジェット・コースター「ドリームワールド」、イルカやアシカのショーが人気の「シーワールド」とゴールドコーストにできたハリウッド「ムービーワールド」の3大テーマパークも見逃せません。また、ウェットンワイルド・ウォーター・パークの巨大な波のプールでもたっぷり遊べます。

喧噪の中にも落ち着いた雰囲気が魅力の古都・メルボルン

カールトンガーデンズの中の王立展示館

旧き良き英国風の街並みの中を路面電車が行き交う風情あるオーストラリア第二の都市・メルボルン。ガーデンシティと呼ばれ、街のあちこちに美しい公園があります。26ヘクタールもある巨大庭園のカールトンガーデンズには1880年に開催されたメルボルン万国博覧会に合わせて建造された重厚な王立展示館があり、共に世界遺産に登録されています。

旅人の強い味方・路面電車

また、ヤラ・バレーのワイナリーめぐりもおすすめで、メルボルンから車で約1時間、ヤラ川上流の丘陵地帯にワイナリーが点在しています。ドンペリニョンで知られるフランスのモエ・エ・シャンドンのオーストラリアワイナリーや、ワイナリーオブザイヤーを受賞したこともあるオークリッジなど個性豊かなワイナリーがあります。

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まとめ

オーストラリアにはウルルをはじめ、ユニークな大自然を感じられるスポットが満載ですね。また、豊富な自然を堪能できるだけでなく、都市部での滞在を楽しめるのも魅力です。
見どころが盛りだくさんのオーストラリアにぜひ行ってみてください。

 

ペンギン案内人21号/森 裕

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