【こんな国あります!!世界の秘境】イスラエル観光ガイド-その1

パレスチナの子供たち
嘆きの壁の前で祈る正統派ユダヤ教徒

嘆きの壁の前で祈る正統派ユダヤ教徒

イスラエルと言えばパレスチナ問題で世界中から注目を集めている中東の国家です。聖地エルサレムを巡り幾度となく争いを続けてきた両国。なんとなくそんなニュースのイメージから「怖い」「危なそう」といった印象を抱かれがちなイスラエルですが、実際に訪れてみると印象が180度変わってしまうような素晴らしい国なのです。
今回はイスラエルに2度訪れた経験を持つ私が、まだまだ日本人が知らないこの国の魅力についてご紹介していければと思います。

イスラエルってどんな国?

イエスのお墓があるとされる聖墳墓教会

イエスのお墓があるとされる聖墳墓教会

地中海に面し、レバノンやシリア、ヨルダン、エジプトと国境を接する国、イスラエル。第二次世界大戦後、1948年にユダヤ人達によってつくられたイスラエルは、その建国までの経緯から問題が多く、特にパレスチナとの間で長年繰り広げられている領有権争いは深刻です。宗教上重要な意味を持つ都市エルサレムは、イスラエルとパレスチナ両国がこぞって欲しがる街。イスラエルはエルサレムを首都としていますが、反対の声が多く、国際的な承認は得られていないのが現状です。
2018年にはそんな反対の声を無視して、トランプ前大統領がアメリカ大使館をエルサレムに移したことが話題になりました。当然今まで均衡状態を保っていたイスラエル・パレスチナ両国の関係も悪化。バイデン政権でどこまで関係が回復するか注目が集まっています。

イスラエルの国旗がはためくマサダ要塞

イスラエルの国旗がはためくマサダ要塞

そんなネガティブなイメージが先行してしまうイスラエルですが、実は他に類を見ない非常にユニークで魅力あふれる国。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教という3つの大きな宗教の一大聖地がこの国に集結しており、毎年多くの信者がこの地に巡礼に訪れるのです。
そして意外かもしれませんが、イスラエルは中東のシリコンバレーとも称されるようなIT・ハイテク関連の企業が集まるイノベーティブな場所。毎年1000社以上のベンチャーがこの国に生まれるそうで、いま世界中から注目されている国でもあるのです。

イスラエルって危なくない?

銃を持った兵士が街をパトロール

銃を持った兵士が街をパトロール

イスラエルと聞くとどうしてもパレスチナ問題がつきまとい、「イスラエル=危ない」と考える人も少なくありません。しかし実際に訪れてみるとイスラエルは想像とはかなり異なった国だと気づくでしょう。
そもそもニュースなどで取り上げられるような事件は旅行者を狙ったものではありません。街中にも武装した警察が多く巡回していて、国も治安維持に力を入れているのが分かります。また情勢的に不安定な地域に関してはそもそも立ち入りを厳しく制限しているので、普通に旅行をしていて身の危険を感じる機会はまずありません。

女性も兵役義務があるイスラエル

女性も兵役義務があるイスラエル

外務省の危険度情報のページにおいても、エルサレムは危険度1。念のため注意して旅行をすれば問題が無い地域に相当します。これはエジプトやカンボジアなど、私たちに馴染み深い国々の危険度レベルと一緒です。一度入国すれば訪問前に「危ない」と思っていたことを忘れるくらい、危険を感じることの無い国…それがイスラエルなのです。

出入国が厳しいってホント?

パレスチナにいた優しい警察官

パレスチナにいた優しい警察官

その複雑な情勢上、出入国審査を徹底しているイスラエル。アメリカなどをはじめ入国審査を厳しく取り締まる国は世界中にありますが、出国審査まで厳しいというのはあまり聞いたことはありません。そのためイスラエルの出国審査は「世界一厳しい」とも言われており、実際私が訪れた際もかなり時間を要したことを覚えています。
3年ほど前に社員旅行でイスラエルとパレスチナを訪問した私。無事観光を楽しみ、さて残すは出国審査という時まさかの事態に陥ったのです。イスラエルの出国審査は入国時同様、質問形式で進んでいきます。ただ団体旅行の場合は少し変わっていて、そのグループの中から英語の話せる人が無作為に2人選ばれます。それぞれ離れた場所で検査官から質問を受け、2人の発言に相違が無いか確認するというシステムです。滞在中の旅程など事細かに話していくのですが、「パレスチナに行った」なんてイスラエルの出国審査で言えば出国できないと思い伏せていた弊社のAさんと、どうせバレるからと正直に話したBさん。結果2人の発言が合致しないということで「何故嘘をついた」と強く問い詰められ、荷物を隅から隅まで検査される羽目になったのです。

早めに空港に着いているようにしましょう!

早めに空港に着いているようにしましょう!

出国審査が厳しいとは聞いていましたがまさかここまでとは…。結局出国審査に30分以上の時間を割くことになり、少々後味の悪い旅となってしまいました。
また、パスポートにイスラエルのスタンプがあると今後アラブ系の国に入国できない可能性もあります。最近は別紙で入国許可証のようなものを発行してくれるので問題ないと思いますが、捺されそうになったら注意しましょう。

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