エジプト観光の裏技 ~コロナ禍での楽しみ方を古代遺跡好きが伝授~

海外渡航が難しい今…エジプトを楽しむ方法は?

海外渡航が難しい今…エジプトを楽しむ方法は?

有名なピラミッドをはじめ、数々の古代遺跡を抱え、現代でも未だに新たな発見が尽きない古代エジプトの世界。日本でも長年テレビで古代エジプト特集が組まれたり、展覧会が開かれたりと興味の対象であり続けています。実際に現地に行って、自分の目で遺跡を見てみたいと考える人も多いので、旅行会社のエジプトツアーもたくさん用意されています。しかし、コロナの影響で今はエジプト行きは難しそうですね。そこで今回は、コロナ禍でも古代エジプトの世界を存分に楽しめる方法をご紹介したいと思います。

バーチャルツアーであの遺跡が見られるかも!?

考古学博物館の展示品も自宅でゆったり観賞できる!

考古学博物館の展示品も自宅でゆったり観賞できる!

コロナ禍でもエジプトに行った気分になって楽しめるのがバーチャルツアーです。エジプト観光庁が2020年4月に開始したもので、遺跡を3Dスキャンしたデータを使い、バーチャルで遺跡の中を自由に見学できます。時間を気にせず壁画を眺めたり、バーチャル上で追加された解説を読んだりもできますよ。また、実際に現地で遺跡を訪れると、保存や安全面などの理由で立入禁止の場所もありますよね。そんな本来は立入禁止の区域でも、バーチャルツアーなら入って中を見られる場所もあるのです!さらに、遺跡全体を3Dマップで俯瞰して見られるので、構造も把握しやすくて面白いですよ。

ラムセス6世の墓の壁画。この周りもバーチャルで鑑賞可

ラムセス6世の墓の壁画。この周りもバーチャルで鑑賞可

王家の谷でも特に保存状態の良いラムセス6世の墓や、近年20年ぶりに公開されたウナス王のピラミッド、エジプト考古学博物館などたくさんのバーチャルツアーが用意されているので、たっぷり古代エジプトの世界に浸ることができます。
バーチャルツアーは下記のエジプト観光庁HPから見ることができます。
https://egymonuments.gov.eg/en/mpSearchResult?q=Virtual+Tour

国内で開催される古代エジプト展を見に行きたい①

国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展

国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展

毎年、日本では何かしらの古代エジプト展が開催されますが、2021年現在開催中のものもありますよ。
1つ目は「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」です。オランダにあるライデン国立古代博物館は世界最古の国立博物館の1つで、約20万点ものコレクションを所蔵しています。エジプト関連の所蔵品は約2万5千点もあり、ヨーロッパの5大エジプトコレクションの1つと言われています。その中から厳選された250点が日本にやってきました。

ベルリン博物館の古代エジプト展の見所、ミイラマスク

ベルリン博物館の古代エジプト展の見所、ミイラマスク

ミイラや棺が立体展示され、ミイラをCTスキャンした研究成果も世界初公開されるそうです。私が個人的に注目しているのがエジプトマングースのイクニューモン像。カワウソのような見た目がとても可愛いのです。邪悪な生き物であるヘビを退治してくれる為、マングースは聖獣とされていたのだそうです。
この展覧会は2020年4月から日本各地をまわり、2021年4月~6月には東京で開催予定なので、ぜひ足を運んでみたいですね。
詳細はこちらをご覧ください。
https://leidenegypt.jp/

国内で開催される古代エジプト展を見に行きたい②

タレメチュエンバステトの「死者の書」。

タレメチュエンバステトの「死者の書」。

そして、2021年現在開催されているもう一つのエジプト展が「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」です。こちらも5大エジプトコレクションの1つ。映像作品を除いて撮影OKなのも特徴的です。
「天地創造の神話」をテーマに約130点が展示され、100点以上は日本初公開のもの。その中でも、長さ4m以上もある『タレメチュエンバステトの「死者の書」』が目玉です。

衝撃的だったプタハ神の像。

衝撃的だったプタハ神の像。

実際に見に行ってみると、様々な神様の像やレリーフなどが展示されていて楽しい!豊穣の神イシスやライオンの頭を持つ破壊神セクメト、人気の猫の神様バステトといったメジャーどころから、背中にミイラを載せて運ぶワニや、果物を食べるサルなど…、特に衝撃的だったプタハ神の像。スカラベというフンコロガシに頭がついているのです。本当に面白い展示品が多かったです。こちらにもイクニューモン像がいたのですが、悲しいことに大事な顔が欠けてしまっていたので、ライデン博物館の方の展示を楽しみにしたいと思います。
この展覧会は江戸東京博物館の特別展として2021年4月4日まで展示されています。詳細はこちらをご覧ください。
https://egypt-ten2021.jp/

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