ジョージア旅行 トビリシ及び近郊おすすめ7大観光スポット

トビリシ旧市街にある時計塔

トビリシ旧市街にある時計塔

黒海に面し、日本の約5分の1の国土のジョージア(旧グルジア)は、古くからアジアとヨーロッパの十字路として栄えてきました。世界で2番目にキリスト教を国教としたとされ、各地に歴史ある聖堂や修道院が現存しています。
首都トビリシを歩けば、この街独特の雰囲気が感じられることでしょう。それはこの街にアゼルバイジャン系、アルメニア系、ロシア系など多くの民族・宗教が共存しているからに他なりません。国際的な中にも自由な雰囲気があり、どことなくのんびりとした街、トビリシ。歴史的建造物はもちろん、美しいコーカサス山脈の絶景や、日本人の口に合うジョージア料理、安くて上質なワインなど様々な魅力を持ったトビリシと近郊の魅力をお伝えします。

見所いっぱいの首都、トビリシ その①

ナリカラ要塞からの眺望 旧市街と近代建築のコントラストが独特です

ナリカラ要塞からの眺望 旧市街と近代建築のコントラストが独特です

なんと5世紀からジョージアの首都であるトビリシは、かつてマルコポーロが「絵のように美しい」と称えた当時の雰囲気を残した街です。コーカサス地方の中でも規模が大きなこの町には、ジョージア正教の教会やロシア正教、モスク、シナゴーグがあり、確かにこの街が多民族国家であることを感じさせてくれます。そんなトビリシの見所を紹介します。まずはロープウェイでナリカラ要塞に登って、トビリシのパノラマをご覧ください!トビリシの旧市街から、近代的な建築物までが一望です。

時代を感じる旧市街に近代的なデザインの平和橋が印象的です

時代を感じる旧市街に近代的なデザインの平和橋が印象的です

徒歩で要塞を下っていくと、なんとそこは温泉街!温泉といってもトルコ式ハマムです。もともとトビリシという名前は温かい場所を意味するそうで、街中に温泉があるのも納得ですね。このハマムは7世紀頃に建てられたイスラム式のお風呂です。せっかくなのでローカルの公衆浴場を楽しんでみてはいかがでしょうか。温泉街からしばらく歩くと、この街の雰囲気とは一風変わった橋が見えてきます。これは平和橋と言われる、イタリア人建築家によって建てられた近代的な橋です。建築前には街の景観にそぐわないといった反対意見もあったようですが、今ではトビリシの人気スポットとしていつも人で賑わっています。橋のもっと奥に見える巨大なチューブのような形をした建物、これは音楽ホールです。完成後一度も使われていないという訳の分からない建物ですが、奇抜なデザインに目を奪われてしまいますね。

見所いっぱいの首都、トビリシ その②

ジョージアにキリスト教を伝えたとされる、聖ニノの十字架があるシオニ大聖堂

ジョージアにキリスト教を伝えたとされる、聖ニノの十字架があるシオニ大聖堂

平和橋を渡りきったら、小高い丘の上にあるメテヒ教会を目指します。メテヒ教会は5世紀に建てられました。何度か修復がされていますが、ほぼ当時のままだそうです。19世紀には牢獄としても使用され、ロシアの作家ゴーリキーも幽閉されていたといいます。メテヒ教会のすぐ近くにあるのは、6世紀に創建され、2003年までジョージア正教の総本山でもあったシオニ大聖堂です。ここには4世紀にジョージアにキリスト教をもたらしたとされる聖ニノの十字架が祀られています。

ムタツミンダ山から見たツミンダ・サメバ大聖堂

ムタツミンダ山から見たツミンダ・サメバ大聖堂

トビリシ旧市街の中でも、ひと際存在感を放っている教会があります。それが2004年に創建されたツミンダ・サメバ大聖堂で、シオニ大聖堂に代わって新たにジョージア正教の総本山となりました。さすが、堂々たる雰囲気に圧倒されてしまいます。買い物や街ブラを楽しみたいのであれば、自由広場から革命広場までのルスタヴェリ大通りを散策してみましょう。18~19世紀に建てられた重厚感のある建物や、露天の土産物屋さんが並び、とっても賑やかです。観光の合間に、旧ソ連時代に作られたメトロに乗ってみるのもまた、トビリシの楽しみ方の一つです。

かつてのジョージアの首都、ムツヘタ

ジュヴァリ聖堂

ジュヴァリ聖堂

トビリシから北へ20キロ進んだところにあるムツヘタ。2つの河川が合流する地点に栄えた町で、紀元前4世紀から紀元後5世紀頃までイベリア王国(現在のジョージア東部)の首都でした。ジョージアにキリスト教をもたらした伝道師、聖ニノが布教活動を始めた場所でもあり、ジョージア人の信仰にとって大変重要な場所です。首都がトビリシに移ったと同時に町の規模は小さくなっていきましたが、ムツヘタの町と周辺3つの教会は、1994年にジョージア初の世界遺産として登録されました。

ジュヴァリ聖堂から見たムツヘタの町とスヴェッティ・ツホヴェリ大聖堂

ジュヴァリ聖堂から見たムツヘタの町とスヴェッティ・ツホヴェリ大聖堂

3つの教会の一つ、ジュヴァリ聖堂は町から離れた丘の上にあります。十字架の意味をもつ“ジュヴァリ”聖堂は6世紀に建てられました。敷地からはかわいらしいムツヘタの町並みが一望できます。町の中に大きな教会が見えますが、これが、ジョージア最古と言われるスヴェッティ・ツホヴェリ大聖堂です。ほかのジョージア正教の特徴と同じく、大変シンプルな教会ですが、不思議と重厚感があります。ヨーロッパの教会にみられるような煌びやかさこそないものの、優しい色彩のフレスコ画が人々の心を癒すように仄明るく輝いて見えるのです。

タイトルとURLをコピーしました