失敗しないバスクツアーの選び方 プロが教えるおすすめ旅行の秘訣

サンセバスチャンのバルにて

バスクは何となく謎めいたエリアです。スペイン、フランスにありながら独立国のような雰囲気を持っています。ルーツが未解明な民族、独自の言語と文化を誇りながら、最近では世界の食文化をリードしています。意外に大昔から日本人とバスク人は交流がありました。その人こそフランシスコ・ザビエルです。彼は当時のバスク人の王国ナバラ王国生まれ。その後、インド・ゴアなどを経て日本を訪問することになります。日本ともつながりのあるバスクへの旅に世界204カ国を訪問した経験のあるトラベルアドバイザー川崎とともに出かけてみませんか?

2泊しかない場合はサンセバスチャン滞在を

チャコリのワイナリーにて(サンセバスチャン近郊)

バスクに行きたい、しかし時間がない、他のエリアと組み合わせで行きたいという人も多いと思います。バスクに行くのなら、最低でも4泊は必要ですが、どうしても2泊しかない場合はスペイン側のサンセバスチャン2泊の滞在がおすすめです。1日ゆっくり市内観光をしてもいいですし、フレンチ・バスクへの日帰り旅行という選択肢もあります。
サンセバスチャンの空港は小さく、スペインの国内線がメインとなるため、バスクに入国する場合はビルバオ空港を選択してください。ビルバオ空港からサンセバスチャンへは空港バスで75分で行けます。

ビルバオには世界遺産のビスカヤ橋がある

例えば、バスクとバルセロナの旅のモデルルートは下記のようになります。
日本→ビルバオ→サンセバスチャン2泊→バルセロナ3泊→機中泊→日本
サンセバスチャンからバルセロナは列車の他に国内線のフライトがあります。
いすれにしろバスクの手配は少し上級者向き。専門的な旅行会社で手配を頼むのが確実だし、安心です。その場合、旅行会社の大きさや知名度で選択するのではなく、バスク地方を専門にしているかどうか、またバスクに行ったことのある人が応対してくれるかも大切なポイント。

フランス側1箇所滞在ならサン・ジャン・ド・リュズ

バスク風のかわいい家並みがステキなサン・ジャン・ド・リュズ

反対にフランス側に滞在する場合はどこがいいのでしょうか? フレンチバスクの中心都市はバイヨンヌ、大西洋岸のリゾート・ビアリッツなども考えられますが、バスクらしい町並みを見るのという点ではいま一歩。逆に私がすすめするのはバスクの美しい町や村での滞在です。美しい町や村は山にあるのと、海辺にあるのと両方あります。山バスクでのおすすめはアイノア村、サール村などの小さな村での滞在。海バスクでのおすすめはサン・ジャン・ド・リュズでの滞在です。

女性に人気のエスパドリーユはこの町の生まれ(サン・ジャン・ド・リュズ)

このうちどちらがいいかというと、できたらどちらも滞在して2泊してもらうのをおすすめしますが、サン・ジャン・ド・リュズが一押しです。町の魅力はどちらか一方に軍配を上げるのは難しいですが、交通の便がいいのでサン・ジャン・ド・リュズがベスト。なにしろフランス国鉄の駅があり、本数は少ないですが、TVG(フランス新幹線)も運行しています。
サン・ジャン・ド・リュズはバスク風のかわいい民家がステキな海辺の町です。元祖マカロンの店「メゾン・アダム」があったり、バスク織り、エスパドリーユ、ベレー帽など、バスクの伝統的なお店巡りも楽しいです。

定番ルートは2つのバスクを訪問

フレンチバスクではアイノア村にもぜひ立ち寄りたい

バスクの王道はもちろん2つのバスクを同時に訪問すること。それぞれの町に滞在するので、現地6泊か、それ以上が必要です。フランス側のゲートウェイはビアリッツ空港ですが、国内線中心で便がよくありません。それでボルドーにINする方がベターです。ボルドーは旧市街が世界遺産だし、ワイナリー巡りもできるので、この際一緒に行ってみるといいでしょう。そのあと、フランスバスクのサン・ジャン・ド・リュズを訪問。そして、サン・セバスティアン泊、ビルバオ1泊で、ビルバオからOUTするというのが定番ルートです。

シードル農家を訪問(サンセバスチャン)

日本→ボルドー2泊→サン・ジャン・ド・リュズ1泊→サンセバスチャン2泊→ビルバオ1泊→機中泊→日本
このルートで行ける航空会社はエールフランス、KLMオランダ航空、ルフトハンザなどが考えられます。また、日本発夜便なら、ターキッシュエアラインも考えられます。

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