私はルーマニアに恋をした!!絶対に行くべき観光スポットベスト10 ①

ドラキュラ伝説が有名なルーマニアの旅!ハロウィン気分でお城へGO☆

曇天でもその雰囲気が寧ろ良いスパイスとなる国があります。それはドラキュラ伝説が残るルーマニア。『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった人物が中世、この国に実在しました。暗雲が魅力を増幅するという稀有な現象とは裏腹に、ラテン系のルーマニア人は明朗な性格!歌や踊りが好きで、酒場でダンスは日常茶飯事!独特な建築様式の木造教会や中世のまま時が止まったような町、森に映える民族衣装等、様々なベクトルから旅人の心を射抜くルーマニアへの恋路ベスト10!こちらの記事で5つ、次の記事で残り5つのスポットをご紹介します。

革命の舞台にもなった首都ブカレスト

世界で2番目の大きさを誇るという議事堂宮殿(国民の館)

第二次世界大戦前まで、「バルカンの小パリ」と称されたほど美しい町並みを誇ったブカレスト。しかし大戦の影響で町は崩れ、社会主義政権のもと、整然とした町が再建されました。現在のルーマニア樹立に繋がる1989年のルーマニア革命の舞台としても有名な場所です。故チャウシェスク大統領が巨額を投じて造らせた議事堂宮殿(国民の館)は、圧巻の存在感。

独特のブルンコヴェネスク様式を用いたスタヴロポレオス修道院

町は新しくなりましたが、古い建造物も残っています。18世紀建造のクレツレスク教会やスタヴロポレオス修道院は、ルーマニア独特の建築様式が見られる貴重な場所です。また、ブカレストから北にあるスナゴヴ(スナゴブ)村の修道院は、吸血鬼ドラキュラのモデルであるヴラド・ツェペシュの墓があるとされています。16世紀に再建された、湖に浮かぶ修道院内部のイコノスタスは見ごたえ抜群です。

首都にいながら田舎の風景を満喫できる国立農村博物館

太陽に照らされた木々が彩る農村風景は子供の感性も豊かにしてくれる

ブカレストで手軽にルーマニアの農村風景を体感できる場所が、国立農村博物館。国内各地の農村から教会や水車、民家などが297棟集められた屋外博物館です。短期間でルーマニアに行きたいけれど独特の田舎風景も見たいという方にぴったり。内部が公開されている家屋の中には、伝統的な手織物や装束などが展示されており、のどかな田舎の生活が想像できます。

素朴で美しい佇まいの木造教会は細部まで見学したい

各地方から18~19世紀の建造物を集めているため、少しずつ建築様式が異なる点が興味深いです。つい足を止めてじっくり見てしまうのは、渋く壮麗な木造教会。有名なマラムレシュから移設されたものもあります。ぬくもりのある木の教会は、内部のほぼ朽ちた木材の壁に宗教画が描かれているという趣深さが魅力です。敷地内にある対象宿を改装したレストランでは、ゆったり食事も楽しめます。

時が止まった世界遺産の町シギショアラ

眺望絶佳な町の時計塔にはカメラを持って必ずのぼっておきたい!

ルーマニア中部、三方を山脈に囲まれたトランシルヴァニア地方は「森の彼方の国」という意味を持ちます。その中心にあるシギショアラは必見の場所。中世の世界がそのまま現代に蘇ったような、良い意味での異質さや時の流れの違和感が旅人を惹きつけます。12世紀にザクセン人が入植し、15~16世紀には商工業が盛んな城塞都市として繁栄しました。

レストラン「カサ・ヴラド・ドラクル」で提供されたその名も「血のスープ」

町のシンボルである機械仕掛けの時計塔からは、ノスタルジックな町並みを一望できます。塔のからくり時計は、現在も毎正時に人形が動きます。また、この町には必ず食事に訪れたい黄色い外壁のレストランがあります。そこはヴラド・ツェペシュの父親であるヴラド・ドラクルの家。つまり、ドラキュラ伯爵のモデルとなった人物の生家!雰囲気抜群の店内で、ドラキュラに因んだメニューを堪能出来ます。

まるで難攻不落の城塞!ビエルタンの要塞教会

頑丈な防壁に囲まれた堅牢な構造の要塞教会がどっしりと佇む

南トランシルヴァニア地方には、13世紀から移住が盛んになったドイツ系やハンガリー系の人々の文化や建築様式を残す村が点在します。村の中央には、周囲を防壁で囲まれ、聖堂で見張りが可能な要塞教会が建っています。この教会群は世界遺産に登録されており、中でもシギショアラの南西に位置するビエルタンの要塞教会は、最も強固に造られた教会となっています。

簡素な聖堂内の祭壇は一瞬で目を奪われる秀麗なイコン画が特徴的

三重の重厚な壁に囲まれた教会に入り、美しい木製階段を進んだ先にある聖堂内は、シンプルな造りの反面、祭壇に置かれた煌びやかなイコン画とキリスト像が際立つ、神秘的な空間となります。この教会で特に興味をそそられたものが、礼拝室のドアに取り付けられた中世の巨大な鍵です。複雑な形をした鍵ですが、現在でも正しく開閉が出来るというので驚き。当時の技術の高度さに感動します。

星型要塞の秘境アルバ・ユリアで過ごす優雅な休日

パステルカラーのルーマニア正教会と隣でたなびく国旗

上空から見ると綺麗な星型が花のように広がる壁に囲まれた要塞教会都市アルバ・ユリア。16世紀にはオスマン帝国の主権下で半独立公国として存在したトランシルヴァニア公国の首都でもあった歴史的な場所です。また、第一次世界大戦休戦後にこの地のルーマニアへの合併宣言をした集会が開かれた場所でもあります。

星型要塞の中にある花壇も星型に整える徹底ぶり☆

要塞内には、威厳ある佇まいが印象的な12世紀頃のローマ・カトリック教会と、近年建てられた爽やかな雰囲気のルーマニア正教会が併存します。広々とした要塞内は建造物や自然がきちりと整備された美しい都市となっています。また、敷地内に宮殿を改築したホテルがあり、上品でクラシカルな家具が揃えられた客室では優雅な気分に浸れます。観光客も多くはないため、現在は地方の小都市としてゆるりとした時間が流れる、癒しの秘境です。

 

ペンギン案内人13号/山口 優

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