あなたは知ってる?本当は面白いスコットランド

スコットランドの風景
ロイヤルヨットブリタニア号でビールを注いでみる

ロイヤルヨットブリタニア号でビールを注いでみる

スコットランドにはどんなイメージをお持ちでしょうか。日本ではイギリスの一都市と思われがちですが、イギリス(イングランド)もスコットランドと同様に英国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)の4か国と他数か国の一部なんですよ。バグパイプやタータンチェックのキルトに見られるように、英国の他の国々と比べても特徴的な伝統文化を持つ国です。寒そうなイメージがありますが、偏西風と海流の影響により気候も比較的穏やか。冬は日本くらいの寒さ、夏は冬よりずっと涼しく過ごしやすい気候です。

気品あふれる首都!エジンバラを散策Ⅰ

エジンバラ城前の広場は広々としています

エジンバラ城前の広場は広々としています

首都のエジンバラは歴史的な建造物が集まる旧市街と、18世紀以降に造られた新市街の対比が美しく、世界遺産にも登録されている街です。その中でもひと際目を引くのが丘の上に建つエジンバラ城。夏にはミリタリー・タトゥーと呼ばれる圧巻の軍隊パレードが行われ、毎年大勢の観客で賑わいます。

城内部にあるグレートホール

城内部にあるグレートホール

さて、そんな城内の見どころはなんと言っても三種の宝器でしょう。宝器とは王冠、御剣、そしてシンボルでもある杖・王笏(おうちゃく)から成りたっており、一見の価値ありです。これらは全キリスト教国でも最古のものと言われ、スコットランドの至宝といえます。
お城の中で現存する最古の建物は聖マーガレット礼拝堂です。およそ900年前に建てられた礼拝堂で、ノルマン様式のアーチが印象的です。地下には牢獄もあり、みどころは尽きません。

気品あふれる首都!エジンバラを散策Ⅱ

エジンバラ旧市街にて

エジンバラ旧市街にて

エジンバラは歩いているだけでもワクワクする街です。旧市街は中世の雰囲気を残す街並みで、特に夜道は石畳に灯りがポツポツと灯り、魔法の世界に迷い込んだようです。

エジンバラの街角でバグパイプを吹く人

エジンバラの街角でバグパイプを吹く人

夜はパブに出かける過ごし方がおすすめですよ。パブとは日本でいう居酒屋です。ウイスキーやビール片手に気軽なメニューを楽しみましょう!そしてぜひ伝統料理の「ハギス」を食べてみてください。楕円形をした不思議なこの料理。一体何で作られているのかというと、実は羊の内臓や玉ねぎなどを羊の胃袋に入れて茹でたものなのです。独特の味ですが、スコットランド人にとってはソウルフードだそうで、ハギスの詩まであります。私は滞在中あらゆるところでこのハギスを食べることとなりました。ウィスキーとの相性が良いクセになる味ですよ。ぜひお試しを。

グラスゴーで伝統楽器に触れる

バグパイプを吹いてみる

バグパイプを吹いてみる

スコットランド最大の都市にして、洗練された美しい街並みが広がるグラスゴーも見逃せません。エジンバラから列車で1時間ほどのところにあるこの街。大聖堂や美術館など見どころの多い街ですが、私が特にオススメしたいのが国立のバグパイプ博物館です。バグパイプとは600年以上の歴史があるスコットランドの民族楽器。革のバッグに5本のパイプを取り付け、その1本のパイプに空気を吹き込んで、バッグに溜まった空気の圧力によって他のパイプからメロディを奏でる楽器です。バッグに入った息を使って音を出すので、息継ぎで途切れることなくずっと音を出すことができるんですね。私は大学でオーケストラをやっていたので、大変興味深かったです。そして試奏もさせてもらいました!

グラスゴー大聖堂

グラスゴー大聖堂

また少し離れたところに大変美しい大聖堂があります。中世の宗教改革で破壊を免れた貴重な大聖堂で、地下にはこの街の創始者である聖マンゴーのお墓があります。外観は勿論、内部のつくりやステンドグラスも見応え抜群。グラスゴーに訪れたならこの大聖堂は欠かせません。

旅以来、スコッチをロックで飲むようになりました

マッカラン蒸留所

マッカラン蒸留所

私は専らビールと日本酒と時々ワイン。ウイスキーはスコットランドへ行くまでそんなに好きではありませんでした。しかし実際に本場の蒸留所で試飲してその美味しさに感動。ぜひエジンバラ市内にある気軽なツアーから、ウイスキー街道をしっかり巡るものまで、ご自身の予定と希望に合わせて参加してみてください。きっと世界が変わります・・・!
なんとスコットランド国内に100以上もあるというウイスキーの蒸留所。そもそも何故スコットランドがウイスキーの一大聖地とも呼ばれているのか。理由はいくつかありますが、1つは「良質な天然水が豊富に手に入る」ということが挙げられるでしょう。

すぐそばを小川が流れるエドラダワー蒸留所

すぐそばを小川が流れるエドラダワー蒸留所

日本で有名なブランドはマッカランですが、敢えて小さな蒸留所に行ってみるのもオススメです。特にエドラダワー蒸留所は世界で一番小さいと言われるウイスキー蒸留所で、小川が流れ花が咲きみだれる最高の環境にあります。そこでつくられるウイスキーはやはり上質そのもの。大量生産が出来ないため稀少価値も高いので、せっかく訪れるならお土産に買って帰ってはいかがでしょうか。
レンタカーを借りて巡るのも悪くないですが、どうせならしっかり試飲したいですよね。個人旅行を扱う旅行会社に依頼すれば、現地の車を用意してもらうことも可能。帰りの運転の心配をせずに本場のウイスキーを味わいつくしましょう。ただアルコール度数が非常に高いので飲み過ぎには注意です!

少し足を延ばして北部の田舎はいかがでしょう。

ネス湖とアーカート城

ネス湖とアーカート城

いずれの国もそうだと思いますが、田舎こそその国らしさが垣間見えるように思います。
スコットランド北部にあるインヴァネスもそのうちの1つ。スコットランドらしい少し陰鬱(褒めてます)な雰囲気をまとったこの町にはネス川が流れ、川沿いの散歩道を歩くのがすごく気持ちよいです。町自体も魅力がありますが、この場所が有名なのはなんと言ってもネス湖の賜物でしょう。いわずと知れた恐竜の生き残り、ネッシーです。
北海道の屈斜路湖にはクッシーの噂がありますが、こちらはネッシーですね。1500年にわたって目撃され続けているとのことで、信ぴょう性があります(?)。湖畔の廃城、アーカート城も必見。ネス湖へはインヴァネス発のツアーやエジンバラ発のツアーもあるので、興味のある方は旅行会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

ペンギン案内人14号/楠本 悠子

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