ユーラシア大陸の西の果てポルトガルは魅力たっぷり!おすすめの行き先Best10

ポルトガルで最も美しい村のひとつ、モンサラーシュ

モンサラーシュ村の石畳は石が細長くて独特の美しさ

エヴォラから東南東に走り、オリーブやコルク畑の中の道をスペインとの国境に近付いて行くと、遠くの丘の上に、白い壁、煉瓦色の屋根が並んだ中世のムードをまとった小さな村が見えてきます。それが、ポルトガルで最も美しい村のひとつと言われるモンサラーシュです。
城門をくぐって村の中へ足を入れると、道はリスボンともエヴォラとも違う細長い石を敷き詰めたグレーの石畳。白壁、煉瓦色の屋根、そして青い空。そこには「沈黙の音が聞こえる」とも「空気が止まった村」とも言われる静寂な時間が流れています。

城郭

モンサラーシュは一周するのに30分もかからない小さな村ですが、城郭の上から村の全景や城下に広がる湖を眺めたり、上り下りが続く村の道を散策していると時間を忘れてしまうことでしょう。

「最もポルトガルらしい」巨岩の村 モンサント

最もポルトガルらしい村 モンサント

「聖なる山」を意味する名の村モンサントは、ポルトガル中東部、リスボンから北東へ車で走ること約4時間、スペイン国境も程近いへんぴな小さな村ですが、「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」と言われています。
オリーブやコルクなど緑溢れる自然の中、モンサントには大きな岩が屋根に乗っていたり壁になっていたり、岩をそのまま活かしうまく利用した石造りの家々が並んでいます。中には室内に岩がインテリアの一部のように取り込まれているような家も。

巨岩と共存共栄。家のすぐそばに大きな岩が。

まさしく巨石と共存していると言えるこの村は、岩山に張り付いたような赤レンガ色の家並みがとても美しく魅力的です。
昔から石に対する信仰があった人々の、岩を聖なるものと認め自然と共に生きてきた暮らしを、モンサントでは見ることができます。

ポルトガル建国とともに歴史を刻んだアルコバサ修道院

世界遺産のアルコバサ修道院

アルコバサは、リスボンから北へ100km弱、バスなら2時間弱の街です。ここには世界遺産アルコバサ修道院があります。
このローマカトリックの修道院は、1143年にポルトガルを建国し初代国王と称したアフォンソ1世によって建築が始められ1223年に完成、その後も長い歴史にわたり、国王によって管理されてきたヨーロッパでも有数の修道院です。
ポルトガル最古のゴシック建築の建物で、修道院正面外側の建物は18世紀に増築されたバロック様式ですが、内部には多くの典型的なゴシック様式が残っています。

世界遺産のアルコバサ修道院

ここには悲恋物語で知られる王ペドロ1世と愛妾イネス・デ・カストロの墓があります。ペドロ1世は1357年に即位し10年後に亡くなった際、父王アフォンソ4世の命令で暗殺されたイネスと並んで葬られたのです。

 

ペンギン案内人9号/小澤 誠

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