フィンランド観光ガイド/サウナとサンタクロースの聖地

トナカイに餌付け!立派な角だ~~!

トナカイに餌付け!立派な角だ~~!

皆さん北欧と聞くとどんなことを思い浮かべるでしょうか。洗練されたオシャレな街、豊かな自然、冬に見せる一面の銀世界…きっと日本人で北欧に対してネガティブなイメージを持っている人はそういないでしょう。多くの女性の憧れの地である北欧。かくいう私も北欧、特にフィンランドに憧れを抱く1人で、初めての一人旅にこの地を選ぶほど。大抵は理想が高すぎて実際に行った時がっかりするものですが、フィンランドはその逆。今回は実際に訪れた経験をもとに、フィンランドで体験するべき事柄をご紹介していきたいと思います。

フィンランド
面積33.8平方キロメートル(日本よりやや小さい)
人口約551万人(2018年12月時点)
首都ヘルシンキ(人口約64万人)
民族フィン人が約90%、スウェーデン人が5.5%、サーミ人が0.1%、ロマ人が0.1%
言語フィンランド語、スウェーデン語(全体の約5.2%)
宗教キリスト教
治安フィンランドは基本的に治安の良い国とされています。
首都ヘルシンキであっても重犯罪が起こることは稀で、女性一人旅でも安心して滞在出来ます。
ただしヘルシンキの中心地や観光スポットなど人が多く集まる場所では、
スリや置き引きなどの軽犯罪が起こる可能性もあるので、最低限の注意は必要です。
備考日本よりマイナス7時間(サマータイムにはマイナス6時間)

フィンランドってどんな国?

ヌークシオ国立公園の美しい湖

ヌークシオ国立公園の美しい湖

北欧に位置し、ノルウェーやスウェーデン、ロシアと国境を接するフィンランド。日本の9割ほどの面積でありながら人口がわずか550万人という非常に人口密度の低い国で、国土の80%以上を森林が占める自然大国でもあります。湖も19万近くあるとされ、その水質は世界で最も綺麗とも言われています。

サウナを出てビールで乾杯!

サウナを出てビールで乾杯!

フィンランドというとやはりサンタクロースが住んでいる国として、日本で知らない人はいないでしょう。冬には私たちの想像するような北極圏の景色が広がるこの国。そんな寒い気候が多いフィンランドではサウナに入るのがポピュラーです。なんと国民の2人に1人はサウナを持っているサウナ大国で、「家を建てる前にサウナを建てる」と言われているほどフィンランドの人々にとってサウナは欠かせない存在なのです。いろんな町でサウナが楽しめますが、中にはサウナ付き観覧車という超ユニークなサウナも!もしフィンランドに訪れる機会があるならば一度はサウナにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

サンタクロースのふるさと

本物のサンタさん。本当にビール腹なんだ!

本物のサンタさん。本当にビール腹なんだ!

恐らく多くの人がフィンランドと言われて真っ先に思い浮かべるのがサンタクロースの存在ではないでしょうか。年に一度クリスマスにだけ訪れるサンタさんを誰もが一度は心待ちにしたことでしょう。

サンタクロース村。

サンタクロース村。

ではそんなサンタさんは普段どこに住んでいるのかというと、フィンランドにあるサンタクロース村。フィンランド北部に位置するロヴァニエミはサンタクロースの「公式」の故郷とされていて、通年サンタクロースに会うことが出来るまさに夢のような場所。ここでは実際にサンタクロースとお話出来たり一緒に写真撮影が出来たり、サインを貰うことも出来ちゃいます!まるで童心に帰ったようにわくわくしてしまうこと間違いなしです。
また近くにあるサンタパークというアミューズメント施設では、ワークショップでミニチュアサンタを作れたり、そりに乗ってフィンランドの四季を巡るミニアトラクションなどもあるので、子供連れには特に楽しめるのではないでしょうか。

ロヴァニエミ
住所96930 Rovaniemi
電話番号+358-16-3562096
営業時間【1月~5月】毎日10:00~17:00
【6月~8月】毎日09:00~18:00
【9月~11月】毎日10:00~17:00
【12月】毎日09:00~19:00

◇時間変更日◇
【4月30日】10:00~15:00
【5月1日】12:00~15:00
【クリスマス・イヴ】09:00~15:00
【クリスマス】12:00~17:00
【大晦日】09:00~17:00
【1月1日】12:00~17:00

※営業時間は変更になる場合もあります。

休館日なし
入場料無料
アクセスロヴァニエミ駅より<8番>バスで30分。またはタクシーを利用。
公式サイトhttps://www.visitrovaniemi.fi
備考サンタクロース村へのバスは1時間に1本ほどです。

フィンランドへの行き方

ヘルシンキのムーミンカフェ

ヘルシンキのムーミンカフェ

日本からフィンランドのヘルシンキへはフィンランド航空と日本航空が直行便を飛ばしており、ダントツで便利です。フィンランド航空は羽田、成田、関空、中部、福岡より、日本航空は羽田より就航しています。所要時間は帰りなら約9時間半と欧州都市の中でも最短で到達できる都市の1つです。そのため、欧州の他の都市、例えばパリとかロンドンとかウィーンなどに行く場合にヘルシンキ経由でいく人も増えてきています。フィンランド航空はその地理上の特性を生かし、日本のマーケットを重要視しています。フィンランドは人口約500万人。北海道の人口くらいしかない小国にも関わらず、羽田、成田、関空、中部、福岡の5都市に就航。日本での販売に力を入れています。ここまで地方空港に乗り入れるヨーロッパ系の航空会社は少ないだけにフィンランド航空の本気度が注目されます。ヘルシンキの空港には当然のように日本語表記の看板が設置されているのも印象的でした。

サンタクロース村への公共バス

サンタクロース村への公共バス

乗り換え便はスカンジナビア航空がコペンハーゲン乗り換え、KLMオランダ航空はアムステルダム乗り換え、など欧州系航空会社も多数就航しています。また、ターキッシュエアラインズやカタール航空、エミレーツ航空なども場合によっては使い勝手がいいです。

フィンランドのツアー

犬ぞりスタンバイ中。犬好きには堪りません。

犬ぞりスタンバイ中。犬好きには堪りません。

フィンランドへのツアーはメインは北欧の他の国との周遊ツアーが多いです。ノルウェー、スウェーデン、デンマークとの2カ国周遊、3カ国周遊、4カ国周遊などの人気があります。また、スウェーデンのストックホルムへはバルト海クルーズの船を利用する場合が多いです。夕方ヘルシンキを出発し、翌朝ストックホルム着。豪華なクルーズ旅行を体験できます。夏の間は日が長いため、デッキに出て爽やかな風に吹かれながら景色を楽しむことができるのも魅力です。そうしたコースではヘルシンキは2泊しか滞在できないケースが多く、観光は効率よくまわる必要があります。また、ヘルシンキで3泊以上滞在可能なら、1日は日帰りでバルト3国のエストニアのタリンに日帰り旅行するのもいいでしょう。
バルト3国とフィンランドの周遊というコースも最近人気が出てきています。最低でも9日間は必要ですが、世界遺産を周遊でき、おすすめのコースになっています。

ロバニエミのお土産。

ロバニエミのお土産。

また、フィンランド1カ国周遊に注目してみるのもいいでしょう。ヘルシンキ以外ではムーミンワールドのあるナーンタリに行きたい人も増えてきました。森と湖が体感できるシルヴァー・ラインも美しいです。なにせ9時間半で行けるフィンランド。アジア感覚で短い日程で旅するのも今後のトレンドになるような気がします。
また、冬の間はオーロラのシーズンなので、ロバニエミやサーリセルカなどへのオーロラツアーに人気があり、この時期はフィンランド1カ国で5日間から7日間くらいの日程が主流となります。オーロラツアーは12月から3月がメインですが、オーロラの項目のところで話したとおり、場合によっては他の季節がいいこともあります。

オーロラ鑑賞のシーズンはいつ?

オーロラ鑑賞クルーズ

オーロラ鑑賞クルーズ

北極圏の国で多く見られるオーロラ。日本ではほとんどお目にかかれない代物だけに、オーロラと聞くとそれだけでなんだかワクワクしてしまいますよね。
カナダのイエローナイフやホワイトホースなどは、オーロラがよく発生する地域として知られていますが、必ずと言っていいほど一緒に名前が挙がるのが、フィンランドです。特に北部に位置するロヴァニエミやサーリセルカなどのスキーリゾートはオーロラの観測地として有名で、世界中からオーロラハンターたちが訪れます。またラップランド最大の湖イナリ湖畔にあるイナリは小さな町なので夜は灯りが少なく、オーロラ観測に適しています。
とは言ってもオーロラが見えるかどうかは完全に運。そのためオーロラハントを狙うなら、最低でも2泊はして機会を待った方がいいでしょう。運良く気候に恵まれたら光のカーテンが夜空を明るく彩るかもしれません。

サーリセルカのノーザンライトヴィレッジにて

サーリセルカのノーザンライトヴィレッジにて

いずれにしてもオーロラ観測で1番問題なのは天候です。フィンランドの場合、9~10月や3月は天候が比較的安定しているとされていますが、オーロラが出現する暗い夜の時間は短くなります。一方、11~2月は気温が低く天候が悪くなることもありますが、夜が長いためオーロラ観測時間は長くなります。どちらが最適かは難しいところです。
寒いのを避けたいのなら9~10月、極夜を経験してみたいなら11~2月、日中の風景もオーロラも両方楽しみたいなら3月と、希望に合わせて選ばれてみてはいかがでしょうか。

サーリセルカ
アクセスサーリセルカへの行き方は主に2パターン
①ヘルシンキから飛行機でイヴァロ空港へ飛び、エアポートバスで30分。
②寝台列車サンタクロースエクスプレスでヘルシンキからロヴァニエミまで行って、
バスでサーリセルカへ向かう。(所要時間:電車12時間、バス4時間ほど)

イナリ
アクセスイヴァロ空港から車で30分ほど

ハスキー犬の犬ぞりが楽しい!

元気に走っていくワンコたち

元気に走っていくワンコたち

ヘルシンキなどの大都市を観光するなら夏場の過ごしやすい気温の時に訪れるのが最適なフィンランド。ですが国土の3分の1が北極圏にあるこの国では、雪国ならではの冬のアクティビティが豊富!最近特に動物好きを中心に人気を集めているのが、犬ぞりのサービスです。
特にオーロラが見られることでも知られるスキーリゾート、サーリセルカではオーロラが出てくる夜までの間、こうした冬のアクティビティを楽しむことが出来るのです。
1人乗り用の小さなそりの先にはたくさんのハスキー犬が繋がれており、私たちを乗せて運んでくれます。頼もしいハスキー犬たちはそりの重さなんてなんのその!雪の中を元気いっぱい駆け回っていくのです。

おチビちゃんたち。これから大きくなります

おチビちゃんたち。これから大きくなります

最初は想像以上にスピードがあるのでびっくりしますが、だんだんと慣れてくると周りの景色やわんちゃん達の様子を観察する余裕も出てきます。
この施設では他にもトナカイぞりのサービスがあり、トナカイに餌付け体験することも!他ではなかなか味わえない経験なので、冬のフィンランドに行くなら是非とも楽しみたいアクティビティです。

犬ぞり
予算1人160€ほど

1年に3カ月しかオープンしないムーミンワールド

キャストとの距離が近いのが魅力!ちょっと怖い(笑)

キャストとの距離が近いのが魅力!ちょっと怖い(笑)

ムーミンと言えば日本で知らない人はいない人気キャラクター。あの愛くるしい丸いフォルムが特に女性たちにウケているのは皆さんもご存じのところでしょう。
そしてムーミンと言えばフィンランドを代表するキャラクター。作家トーベ・ヤンソンの作品に登場する彼らは、想像上の生き物でムーミントロールという妖精。フィンランドのどこかにあるムーミン谷で暮らしているとされ、フィンランドには彼らをモチーフにしたムーミンワールドというテーマパークも存在します。

ムーミンハウス。ちゃんと内部も凝っています。

ムーミンハウス。ちゃんと内部も凝っています。

日本にもムーミンバレーパークというアミューズメント施設が埼玉にありますが、そことは違いフィンランドのムーミンワールドは夏の約3か月と冬のわずかな期間しか入れないうたかたの世界。なんと小さな島を丸ごと利用して再現したというから驚きです。
島を練り歩く個性豊かなキャラクターたちと戯れたりショーを鑑賞したり、島を探索したり…まるで自分もムーミンの世界の住民になったかのように感じられるこの空間は、ファン必見です!!
ムーミンワールドへはヘルシンキより列車で2時間のトゥルクからバスで40分。無理をすれば日帰りも可能です。

イナリ
エリアフィンランド南西部ナーンタリの小島・カイロ島
住所Kailo, 21100 Naantali
電話番号+358 2 5111111
営業時間〔6月12日~30日〕11:00~17:00
〔7月1日~8月8日〕10:00~17:30
〔8月19日~22日〕11:00~17:00
※営業日・営業時間は変動することがあります。
定休日オープンしているのは6月~8月の3ヵ月間のみ。
入場料1dayパスポート
〔web予約の場合〕31€〔当日券の場合〕35€
2dayパスポート
〔web予約の場合〕39€〔当日券の場合〕45€
公式サイトhttps://www.moominworld.fi

映画『かもめ食堂』のロケ地を巡る!

かもめ食堂。しっかり日本語でも書いてあります!

かもめ食堂。しっかり日本語でも書いてあります!

2006年に公開された映画『かもめ食堂』。小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん主演で人気を博したこの映画。フィンランドの首都ヘルシンキを舞台にしたこのお話は、日本におけるフィンランドブームの火付け役となりました。『かもめ食堂』というタイトルの通り、物語は日本人女性がヘルシンキで食堂を開くところから始まります。なかなか軌道に乗らず苦戦する主人公ですが、創意工夫を凝らして徐々に地元の人から愛されるお店へと成長していく、そんなお話です。

「かもめ食堂」で出てきた精肉店。

「かもめ食堂」で出てきた精肉店。

映画で食堂として使われた撮影地は、実際にはフィンランド料理が味わえるカフェレストラン。外観はほとんど映画のままで、そこには「かもめ食堂」の文字が。
また同じく映画で登場した野外マーケットや書店、カフェなどヘルシンキには映画の舞台になった場所がたくさん。適当に街をぶらぶら散策していても、どこか見覚えのある景色に出会えるかもしれません。せっかくヘルシンキに訪れるなら事前に「かもめ食堂」を見ておくと楽しさが倍増するでしょう。

かもめ食堂のロケ地
エリアヘルシンキ
住所Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki
電話番号+358 9 657422
アクセスヘルシンキ中央駅から<3番>トラムで約15分。
Viiskulma停留所下車後、徒歩5分。
営業時間〔月曜~木曜〕11:00~21:00
〔金曜・土曜〕11:00~22:00
〔日曜・祝日〕休み
公式サイトhttp://www.kamome.fi
備考ランチメニューは11:00~15:00の間
トナカイに引かれて気分はサンタクロース!

トナカイに引かれて気分はサンタクロース!

サンタクロース村やオーロラ、そして国土の70%を占める豊かな自然など魅力に溢れた国フィンランド。私たちがこの国にどこか惹かれてしまうのは、そんな日本にはない魅力があるからなのかもしれません。
世界地図を広げてみるとなんだか遠そうに思えるフィンランドですが、実は飛行機で最短9時間半という、日本から非常に行きやすい国。ここでは前回に引き続き実際に訪れた経験をもとに、これだけはトライしてほしいというフィンランドの魅力についてご紹介していきたいと思います。

北欧デザインの巨匠アアルト

これぞ北欧建築!住みたくなります

これぞ北欧建築!住みたくなります

日本でもよく耳にする北欧建築という言葉。シンプル且つモダンで、ナチュラルな空間が特徴の北欧デザインは、木の温かみが感じられる、どこか私たち日本人に刺さるデザインです。最近は日本でも北欧デザインを意識したカフェをよく見かけるようになり、そのホッとするような慎ましやかな美しさに惚れ込む人も多いのです。

緑と一体になった部屋はなんとも心地いい空間

緑と一体になった部屋はなんとも心地いい空間

アルヴァ・アアルトはスウェーデンのグンナール・アスプルンドと並ぶ、北欧の近代建築家。1978年に亡くなったアアルトですが、彼が生前設計し実際に使っていた自宅兼事務所は、現在は博物館として一般に公開されています。ガイドツアーでのみ見学が可能となっていて、その美しい北欧建築は一見の価値あり!建築や家具などそのほとんどをアアルト自身が手掛けたというこの自邸は、まさに自然と一体になったモダンな空間。緻密に計算され尽くした設計は勿論のこと、家具の一つ一つの配置やバランス、そしてところどころに飾られた絵画など、そのすべてからアアルトのセンスの良さを感じられるはずです。きっと行けば「あ~こういう家に住みたい!」となること間違いなしのアアルト自邸観光はオススメです!

アアルト自邸
エリアヘルシンキ
住所Riihitie 20, 00330 Helsinki
電話番号+358 9 481350
アクセスヘルシンキ中央駅から<4番>トラムにて20分。
Tiilimäki駅下車後、徒歩5分。
営業時間ガイドツアー催行日時
〔4月13日~8月31日〕
火・金 12:00、13:00
水・木 16:00、17:00
土・日 11:00、12:00、13:00、14:00
※営業日・営業時間は毎年変動します。
料金17€
公式サイトhttps://www.alvaraalto.fi

北欧デザインに恋して

遠目から見てもマリメッコって分かるデザイン。

遠目から見てもマリメッコって分かるデザイン。

北欧建築と同様にシンプルでありながら洗練されていて、どこか生活に馴染む美しさを持つ北欧デザイン。日本だけでなく世界中がその美しさの虜となっていて、フィンランドブランドは長く人々から愛されているのです。
特にカラフルで大胆な花柄(ウニッコ柄)が特徴的なブランド、マリメッコは人気が高く、ワンポイントとして持っているだけで女性を華やかに見せてくれるのです。普通大きい花柄というと子供っぽい印象を与えるものですが、マリメッコはその色味や独特のデザインから安っぽさを感じず、幅広い年代から愛されるデザインとなっています。実は私自身そんなマリメッコ商品の愛用者。マグカップやエコバッグ、靴下、タオルなど、北欧価格なので少々お高いですがハズレが無いのでお土産にも最適です。

ヘルシンキにあるマリメッコのお店。

ヘルシンキにあるマリメッコのお店。

また先ほどご紹介したアルヴァ・アアルトの妻であり、デザイナーであったアイノ・アアルトが手掛けた食器。そして独特なタッチで描かれた果物と花が特徴的なパラティッシの食器などを取り扱うブランド、イッタラ&アラビアも有名です。
どちらも現地で購入すると日本よりお得なので、気になっているアイテムはこれを機に買ってみてはいかがでしょうか。

森と湖の国アウランコとシルヴァーライン

上から見たアウランコ自然保護区

上から見たアウランコ自然保護区

あまりにサンタクロースのイメージが強くて知らない人も多いかもしれませんが、フィンランドは国土の80%を森林が占める自然豊かな国。日本の9割ほどの面積でありながら19万近い湖や沼があるとされ、「森と湖の国」とも言われています。ちなみに日本の湖の個数が1万2700ほどなので、いかにフィンランドが湖に恵まれている国であるのか分かりますね。

サウナの後は目の前の湖へダイブ!

サウナの後は目の前の湖へダイブ!

特にフィンランド南部に位置するタンペレという地域はフィンランドの湖水地方とも呼ばれ、たくさんの湖と美しい自然が見られるエリアになっています。そんな湖水地方を堪能するなら、まるで根のように張り巡らされた川を伝って湖から湖へと移動するクルーズがオススメ。特にシルヴァーラインはレイククルーズの鉄板。所要8時間ほどでタンペレからハメーンリンナまで運航します。タンペレまではヘルシンキより列車で約1時間半。「シルヴァーライン」の名前の由来は、湖や水路沿いに続く銀柳の並木の景色から。その美しさは目を見張るものがあり、途中広大な自然が広がるアウランコ地区など素晴らしい風景が見渡せるので、是非とも少し足を踏み込んでクルーズにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

タンペレ
エリアタンペレ
アクセスヘルシンキから飛行機で約40分
ヘルシンキから電車で1時間半~2時間
ヘルシンキからバスで2時間20分~2時間40分

ヘルシンキの観光スポットは?

青空に映えるヘルシンキ大聖堂。

青空に映えるヘルシンキ大聖堂。

先述したように「かもめ食堂」のロケ地やアアルトの自邸などいくつもの見どころがあるヘルシンキ。小さな半島の先に位置するこの街は、海に面した港町でもあります。首都としてはそこまで大きくなく、徒歩でも主な観光地を見て回ることが出来るのが嬉しいポイントです。
中でも一際目を引くのが白亜に輝くヘルシンキ大聖堂。1852年に着工し30年の年月をかけて完成したヘルシンキ大聖堂はこの街のシンボルであり、多くの人が訪れる人気の観光スポットです。

カンピ礼拝堂。これが教会とは驚きです!

カンピ礼拝堂。これが教会とは驚きです!

またヘルシンキ市内には他にもユニークな建物がたくさん。大地の下に作られたテンペリアウキオ教会は、岩にすっぽりと覆われた斬新なデザイン。どう見てもとても教会があるようには見えない外観ですが、中に入ると柔らかな光が差し込み、ゴツゴツとした岩壁とのマッチが面白いのです。
テンペリアウキオ教会が「岩の教会」と称されるのに対して、同じくヘルシンキ市内にあるカンピ礼拝堂は「木の教会」と呼ばれています。こちらも他に類を見ないようなユニークな外観で、まるで曲げわっぱのようになだらかな曲線を描いた木造の礼拝堂。内部は静寂に包まれ、皆静かに祈りを捧げるのです。
街自体も美しく見どころに溢れるヘルシンキ。ムーミンカフェなどもあるので行き先を絞って足を運んでみてはいかがでしょうか。

ヘルシンキ大聖堂
エリアヘルシンキ
住所Unioninkatu 29, 00170 Helsinki
電話番号+358 9 23406120
アクセスヘルシンキ中央駅から徒歩10分。エスプラディーナ公園から徒歩5分。
営業時間〔6月~8月〕毎日09:00~24:00
〔9月~5月〕毎日09:00~18:00
定休日なし
料金無料
公式サイトhttp://www.helsinginkirkot.fi

カンピ礼拝堂
エリアヘルシンキ
住所Simonkatu 7, 00100 Helsinki
電話番号+358 50 5781136
アクセス<2,9番>トラムSimonkatu駅下車、徒歩1分
営業時間〔月曜~金曜〕08:00~20:00
〔土曜・日曜〕10:00~18:00
定休日なし
料金無料
公式サイトhttps://www.kampinkappeli.fi

日帰りでタリンへ行こう!

タリン~ヘルシンキのフェリー

タリン~ヘルシンキのフェリー

実はバルト三国の1番北にあるエストニアはヘルシンキから目と鼻の先。飛行機で移動することも可能ですが、せっかくならフェリーに乗って行くのもオススメです。ヘルシンキ→タリンのフェリーは1日6本も運航。2時間ほどで到着してしまうので、下手に空港へ行って手順を踏み飛行機で行くより、ずっと早く着くことが出来るのです。
タリンは他のバルト三国の首都と比べると小ぢんまりとしていますが、その旧市街の美しさが魅力。中世の街並みがそのまま残るこの場所は世界遺産にも指定されていて、ただ街を散策しているだけでもワクワクしてしまいます。街のシンボルである聖オラフ教会は、16世紀においては世界で1番背の高い建物でした。250段を超える狭く急な階段を登ると、そこには旧市街を見渡せる展望台も。普段運動をしない私はこの階段で筋肉痛になってしまいましたが、それでも展望台からの眺めは一見の価値あり!街歩きをしている時とはまた違った角度から見るタリンに感動します。

タリンの旧市街。おとぎ話に出てきそう。

タリンの旧市街。おとぎ話に出てきそう。

またエストニアの良いところはフィンランドと比べて圧倒的に物価が安いこと。どちらも通貨はユーロですがフィンランドの方が単純に倍くらいの値段がすることもあるので、もしたくさんお土産を買うつもりなら、エストニアで買う方がコスパは良くてオススメです。

タリン
エリアエストニア
アクセスヘルシンキよりフェリーにて約2時間

まとめ

いかがでしたか?洗練された北欧デザインの建物はもちろんのこと、サンタクロース村やムーミンワールド、更には北極圏の美しい雪景色、湖などフィンランドには数々の魅力があります。1度の旅行ですべて廻るのは難しいので、もしフィンランド旅行を考えているのであれば旅のテーマを決めて行き先を厳選するのがオススメです。

 

ペンギン案内人5号/川崎 彩乃

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