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世界94か国を周遊した本山泰久が選ぶ世界の観光地ベスト20 その3

世界最大の露天風呂ブルーラグーン

世界最大の露天風呂ブルーラグーン

「今までに行った中でどこが一番よかったですか?」とよく聞かれます。
海外旅行に魅せられて、はや46年。気付くと訪問国は世界94か国、渡航回数は通算450回以上…。旅に人生を捧げたといっても過言ではない私ですが、冒頭の質問をうけた時、リゾートだったらハワイ、住むんだったらシドニー、もう一度行けるならナミブ砂漠と答えています。でも世界は広く数えきれないほどオススメしたいところだらけです。今回は独断と偏見になりますが特に印象に残った20の場所を紹介したいと思います。地球は魅惑に溢れています。(今回の記事では5つの場所をご紹介。残りは、その1,2,4の記事をご覧ください)

ブルゴーニュ地方のブドウ畑に囲まれて(フランス)

黄金色に輝くブドウ畑(ブルゴーニュ地方・ニュイ地区)

黄金色に輝くブドウ畑(ブルゴーニュ地方・ニュイ地区)

収穫後のブドウ畑がこんなにも美しく輝いているなんて思いもしませんでした。黄金色に輝く畑は控えめで上品であるが、その存在感をアピールしています。ここの畑は他のとは違うんですよと言わんばかりに。ブルゴーニュのワイン産地はいくつもの地区に分かれていますが、写真はコート・ド・ニュイ地区の畑で、有名なロマネ・コンティやクロ・ド・ヴージョの畑もこの地区にあります。

レストラン ラ・メゾン・ドリヴィエ・ルフレーヴ(ワインテイスティング)

レストラン ラ・メゾン・ドリヴィエ・ルフレーヴ(ワインテイスティング)

ランチを楽しみながら、ワインテイスティングもという方にはこのレストランはおすすめです。ソムリエがお好みに合わせて選んでくれます。17世紀の美しい建物を改築したホテルも営業しており、ここを拠点にしてブドウ畑見学ツアーやカーヴ見学など楽しむことが出来ます。ただくれぐれも飲み過ぎにはご注意ください。

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これぞ秘境。棚田と少数民族の里「サパ」(ベトナム)

世界で最も美しい棚田11選に選ばれたサパの棚田

世界で最も美しい棚田11選に選ばれたサパの棚田

ベトナムの北端、ハノイから250㎞離れたところにサパの町はあります。標高1600mの高原には、「世界で最も美しい棚田11選」に選ばれた棚田が広がっています。最近では欧米の人に特に人気で、少数民族のガイドで棚田トレッキングツアーを楽しんでいます。

少数民族のモン族の女性たち

少数民族のモン族の女性たち

サパ周辺にはいくつもの少数民族の人々が暮らしています。黒モン族、花モン族、フーラー族、タイ族、ザイ族、赤ザオ族などです。それぞれの民族の衣装には特徴があり、衣装をみれば何族か分かるかもしれません。サパには棚田以外にも見どころが沢山あります。サパ湖を中心としたリゾート、インドシア半島最高峰のファンシーパン山(最近山頂付近までロープウェイが開通)、サンデーマーケットで有名なバックハーなど沢山の人で賑わっています。

ここはまさしく「愛すランド」(アイスランド)

アイスランドのセリャラントスフォス滝は滝つぼの裏を歩けるんです。

アイスランドのセリャラントスフォス滝は滝つぼの裏を歩けるんです。

アイスランドで最も有名な滝といえば「セリャラントスフォス滝」でしょう。カレンダーによく取り上げられるほどのダイナミックな滝です。落差は40mほどですが、目の前に落ちてくるおびただしい水量には圧倒されます。ましてや滝つぼの裏側を歩くことが出来るなんて驚きです。轟音とともに落ちてくる水は何もかも吹き飛ばしてしまうようで爽快極まりありません。

吹き上がる水で虹がかかったスコゥガフォス滝(南部アイスランド)

吹き上がる水で虹がかかったスコゥガフォス滝(南部アイスランド)

もう一つ代表する滝は「スコゥガフォス滝」です。落差60m、幅25mの堂々たる滝です。吹き上がる水しぶきによってきれいな虹が出ていました。アイスランドは「氷の大地」と訳されますが、文字の意味とは違い、来る人を楽しませるものが満載の「愛すランド」です。オーロラ、氷河、ブルーラグーン、間欠泉、そして心温かい愛すべき人々が待っています。

幸せの国で“豊かさ”を考える(ブータン)

信仰心の厚いブータンには子供の僧侶も沢山います。

信仰心の厚いブータンには子供の僧侶も沢山います。

世界一幸せな国といわれるブータン。その理由は何でしょうか。ブータンは国民総幸福量(GNH)を基本とした国つくりを進めてきました。つまり経済的な豊かさでなく精神的な豊かさを重んじるということです。医療や教育が無償で平等に提供され、人々の信仰心を大事にし、衣食住の心配がないという安心感が、幸せをもたらしているのではないでしょうか。

キラを着用している控えめで内気な小学生

キラを着用している控えめで内気な小学生

ブータンは近代化はするが西洋化はしないという方針を取ってきました。インバウンドに備えて30年以上前から英語の授業を小学校から始めましたが、一方では文化や伝統を決して無くすことはありませんでした。公の場や学校では民族衣装のゴ(男性用)、キラ(女性用)を着用することが勅令で定められています。しかしながら子供たちは昔の日本に似て、今も控えめで内気なのです。

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南米最南端の町「ウシュアイア」(アルゼンチン)

南米最南端の町「ウシュアイア」は夏でも寒々しいのです。

南米最南端の町「ウシュアイア」は夏でも寒々しいのです。

南極圏まで僅か1250㎞足らずのところに南米最南端の町ウシュアイアがあります。夏でも平均気温は9度前後、まるで高山にいるようです。ここから南極へのクルーズが数多く出発しています。人気のビーグル水道クルーズはウシュアイアがあるフエゴ島とナバリノ島、オステ島の間の海峡を運行し、アザラシや海鳥、ペンギン、エクレルール灯台などを見て回ります。

列車「世界の果て号」(ティエラ・デル・フエゴ国立公園)

列車「世界の果て号」(ティエラ・デル・フエゴ国立公園)

「世界の果て号」は愛称通り世界最南端を走るレトロな列車です。ウシュアイアの「世界の果て駅」とティエラ・デル・フエゴ国立公園を結んで、美しい山岳風景の中を走り抜けます。日本で言うなら上高地と尾瀬を合わせた風景の中を通り抜ける感じでしょうか。全長7㎞、狭軌、正式名称は南フエゴ鉄道、可愛い列車です。

 

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