ラオス観光案内 人とは違う旅をめざして!! その1

ラオスってタイと近いって本当?

ラオスの子供たち。顔立ちはやっぱりタイ人に似ています。

ラオスの子供たち。顔立ちはやっぱりタイ人に似ています。

「そりゃあ国境を接している国なんだから近くて当たり前でしょ」というツッコミもあるかと思いますが、ここで言いたいのは物理的な話ではなく、言葉や宗教などの文化的な側面。実はラオスの首都ビエンチャンは「20年前のタイ」と例えられることもあるほどで、2国の文化的な近さを感じさせます。
では一体ラオスの何がそこまでタイと似ているのかというと、民族や言葉、宗教など類似点は多岐にわたります。特にラオス語とタイ語は発音や文法が近く、日本語で「こんにちは」を意味する「サバイディー」という言葉は両言語で一緒。厳密には違う点も多いのですが、一般的に2国は意思疎通がしやすいと言われています。

タイにあるエメラルド寺院。ここにエメラルド仏が保管されています。

タイにあるエメラルド寺院。ここにエメラルド仏が保管されています。

また国民の9割以上が仏教徒という点も2国の最大の共通点。バンコクで人気の観光スポット「エメラルド寺院」にあるエメラルドで作られた仏は有名ですが、実はこれは元々ラオスのもの。両国間で戦争があった際ラオスから持ち去られたとされるエメラルド仏は、それだけ仏教国の両者において重要な意味を占めています。
そのほかにも使われている文字や食事などあらゆる方面で似た者同士のラオスとタイ。特にタイ北東部のイーサンと呼ばれる地域は言葉や民族がラオス寄りなのだとか。関係の深い2国は是非とも一緒に訪れたい国です。

フランスパンも日常的に食べます!

好き嫌いが分かれるラープ。私は苦手な味でした。

好き嫌いが分かれるラープ。私は苦手な味でした。

東南アジアと言うと主食はお米のイメージが強いと思います。ラオスも例に漏れずお米を食べる国。日本がうるち米を好んで食すのとは対照的にラオスの主食はモチ米。竹で作られた筒状のカゴに入れて炊かれるモチ米は「カオ・ニャオ」と呼ばれ、ラオスに来たら必ず見かける料理です。特にラープという肉や魚をレモン、香草などで炒めた料理と食されることが多く、こうした香草をふんだんに使用したレシピはタイ料理とも通ずるところがあります。

ラオス人の主食「カオ・ニャオ」。1つを2人で分けるくらいでちょうどいい量。

ラオス人の主食「カオ・ニャオ」。1つを2人で分けるくらいでちょうどいい量。

お米を主食とするラオスですが、実はパンを食べる文化も深く根付いています。元々フランスの植民地として長きにわたり過ごしてきたため、ラオスで「パン」というと「フランスパン」のことを指すのです。特にフランスパンのサンドイッチ「カオ・チー・パーテ」はガイドブックにも記載されているほどの国民食。定番のハムやキュウリを醤油で味付けした、アジアスタイルのサンドイッチが楽しめます。

ラオスの京都、ルアンパバーン

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托鉢は早朝から始まるので是非とも早めに寝て備えたい。

托鉢は早朝から始まるので是非とも早めに寝て備えたい。

ラオスきっての観光地であるルアンパバーン(ルアンプラバン)。歴史のある寺院が多く存在し、数百年前から変わらない日常風景が広がるその様子から「ラオスの京都」と称され、世界遺産にも登録されています。
仏教国ではよく見られる托鉢(たくはつ)もルアンパバーンに来たら是非ともチェックしておきたいイベント。托鉢とは修行僧が鉢を持って町を練り歩き、信者から食料などを施してもらうこと。毎日早朝にラオス全土で行われているのですが、ここルアンパバーンは国内最大の規模を誇るのだと言います。

ワット・シェントーンの華やかな本堂。屋根が特徴的。

ワット・シェントーンの華やかな本堂。屋根が特徴的。

そんな仏教国らしい素朴な一面がある一方で、ルアンパバーンの町並みは伝統的なラオス建築とフランス統治時代のコロニアル建築が見事に融合されたユニークな建物が並びます。それはここでしか見られない景色をつくり出しており、訪れる人々を惹きつけてやみません。また夜には大通りを封鎖したナイトマーケットも毎日のように開催され、道いっぱいにラオスの民芸品や屋台が並ぶ様子はまるでお祭りのよう。
小ぢんまりとしたルアンパバーンは少し車を走らせただけでクアンシー滝などの自然を堪能することも可能。訪れるなら少なくとも2泊は滞在したいオススメスポットです。

 

ペンギン案内人5号/川崎 彩乃

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