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ミャンマーの聖地「チャイティーヨパゴダ」で絶景を見るためには?

ライトアップされたゴールデンロック

ここ「チャイティーヨパゴダ」は世界有数の仏教巡礼地のひとつです。ミャンマーではヤンゴンのシュエダゴンパゴダ、マンダレーのマハムニダパゴダに次いで、三番目に重要とされる巡礼地と言われています。金色に輝く大きな岩があることからゴールデンロック、また、チャイティーヨパヤーとも呼ばれます。岩の上には仏陀の頭髪が祀られた仏塔が置かれており、そのお陰で、崩れ落ちずに絶妙なバランスが保たれている…との説もあります。残念ながら信仰上の理由から女性は岩に触ることはできませんが、今にも転がり落ちそうで落ちない不思議な岩をひと目見ようと仏教徒以外の観光客も多く訪れます。

チャイティーヨパゴダの基本情報

ゴールデンロックに触れるための長蛇の列が

ゴールデンロックに触れるための長蛇の列が

チャイティーヨパゴダの気候

ミャンマーは大きく分けて暑季、雨季、乾季の3つのシーズンがあります。国土が南北に長いため、地域によって気候が異なるので注意が必要です。暑さがさほど厳しくない乾季の最初の頃の10月中旬から3月はじめあたりが旅のベストシーズンです。夏のピークの4~5月は気温が40度近くになることもあり、乾季の10月下旬から4月の中で最も寒くなる1月は平均最低気温が15度前後です。雨のピークは7~9月になります。

チャイティーヨパゴダへの行き方

ヤンゴンからバスで、まず、キンプンという町ヘ向かいます。所要約4時間です。キンプンからはミャンマー政府が運営するトラックのみがチャイティーヨパゴダへの交通手段になり、所要約1時間です。このトラックは荷台に座席と屋根は付いていますが側面は完全なオープンエアーになります。起伏の激しいカーブの多い山道を走るので、万が一、雨が降った場合に備える服装が必須です。また、車酔いの心配がある方は酔い止め薬の服用をお勧めします。

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チャイティーヨパゴダのお役立ち情報

ゴールデンロックが黄金色に輝いているのは巡礼者たちの寄付によるものです。常時ではないようですが、ゴールデンロックの入り口で小さな金箔が売られているのでその場で購入して自ら貼り付けることも可能です。また、ミャンマーには「タナカ」と呼ばれる天然の化粧品があります。肌の美白としてだけでなく日焼け止めの効果もあるそうで、旅の気分を盛り上げる面白ツールとして、お土産の品としてもよいでしょう。

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自然の賜物神秘の仏塔・ゴールデンロックを見よう

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チャイティーヨパゴダといえば、落ちそうで落ちない不思議な巨岩ゴールデンロックがあります。ミャンマー国内はもちろんのこと世界中から巡礼客が訪れる仏教の聖地です。ヤンゴンからだと車で約3時間半でキンプンの町に到着します。そこからは政府が運営する専用トラックに乗り換えてチャイティーヨに向かいますが、起伏の激しいクネクネの山道を猛スピードで飛ばすので、車内は楽しい大パニックです。屋根付きトラックの荷台に座席が設置されてはいるもののしっかりと握っていないと転倒する可能性もありますのでご注意ください。

祈りを捧げる信者たち

祈りを捧げる信者たち

屋根はありますが側面は完全なオープンエアーなので万が一、雨が降ったときのための服装の備えは必須です。ヘトヘトになりながら終点にたどり着いてから先は徒歩にて移動します。参拝客向けのお店が並び、聖地らしい雰囲気が出てきます。パゴダの敷地に入る際に靴と靴下を預け、裸足になってさらに歩くと、遂に、念願のゴールデンロックが!!!まさに転がり落ちそうではありますが、ぎりぎりのところで落ちない、絶妙なバランスに見えます。

夕日に映えるゴールデンロック

夕日に映えるゴールデンロック

信者が岩に貼り付けた金箔が強風ではがれ、風に舞いきらめく様はさらに幻想的な光景に映ります。参拝後、熱心な信者は、ゴールデンロック近くの地面に寝床を敷いて日の出を待ちます。周辺が仮眠中の人たちで埋め尽くされるようになることもあるそうです。この聖地が持つパワーとそれに引き寄せられる人々の厚い信仰心を感じずにはいられません。

 

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