インド旅行|仏教の聖地ブッダガヤの魅力とは?

スジャータ村を流れるナイランジャナー川(尼連禅河)にかかる橋

人口の8割以上がヒンズー教のインドですが、実は仏教発祥の国なのです。今回ご紹介するのはインドの仏教8大聖地の1つである、「ブッダガヤ」。今からおよそ2500年前にブッダが悟りを開いた地として知られています。その後、このブッダガヤから生まれた仏教は日本を含む世界各国に広がっていきました。仏教の誕生から長い月日の経った今でも、タイ、ミャンマー、チベット、スリランカをはじめとする仏教国から、多くの熱心な信者がブッダガヤを訪れ、まさにここで悟りを開いたといわれる「マハーボディー寺院」を目指します。

ブッダガヤの基本情報

高い塔がシンボル・マハーボディー寺院(大菩薩寺)

ブッダガヤの気候

ブッダガヤのあるビハール州はインドの東部に位置しています。年間を通じて最も暑い時期は4月から6月頃です。7月頃から雨季に入りますが、気温は高く9月頃まで蒸し暑い日が続きます。そのため旅行をするなら乾季にあたる10月から3月までがベストシーズンと言われています。中でも12月と1月は日本の同じ時期に比べて少し暖かいくらいの気候ですので、最も涼しくて過ごしやすい時期といえるかもしれません。

ブッダガヤへの行き方

ブッダガヤにあるガヤー空港は日本からの直行便はありません。デリーまでエアインディアの直行便を使い、国内線に乗り継いで行くことができます。また、飛行機よりも一般的な方法は鉄道です。デリーからは鉄道でおよそ14時間の距離ですが、たとえば近郊のベナレスのムガールサライ駅からですとブッダガヤのガヤージャンクション駅まではおよそ4時間の距離です。駅からマハーボディー寺院のある中心地までは車で20分くらいです。

ブッダガヤのお役立ち情報

ブッダガヤのあるビハール州はインドの中でも比較的貧しい州なので犯罪が多く、危険という情報やイメージがあるかもしれませんが、マハーボディー寺院など観光地のあるエリアは普通に注意して旅をすれば問題ないと思います。もちろん夜は出歩かない方が良いのですが、そもそもこの州はアルコールが法律で禁止されているのでバーがありません。もちろん店頭販売もされていませんし、外国人観光客向けのホテルであってもアルコールの提供は一切ありません。夜遊びはできませんので、おとなしく、早めに眠りにつきましょう。

世界中の仏教徒にとって最大の聖地 ブッダガヤ

ライトアップされたマハーボディー寺院

仏教発祥の国であるインドの8大聖地は北インドからネパールにかけてのガンジス河流域にありますが、中でも最も重要な聖地が、ここブッダガヤにあるマハーボディー寺院です。紀元前3世紀にアショーカ王によって建てられたこの寺は大菩提寺とも呼ばれています。このお寺のシンボルは高さ52メートルの塔で、昼間の姿だけでなくライトアップされた夜の姿も迫力があり、その美しさに目を奪われます。世界遺産にも登録されています。

マハーボディー寺院 菩提樹の下で祈りを捧げる人たち

人間の4つの苦しみである生・老・病・死の答えを探すために出家して6年後、それはブッダが35才の時のことでした。この寺院の菩提樹の下で49日間の瞑想をしていた最中、大いなる悟りをひらいたといわれています。
ここは、世界各国からたくさんの仏教徒が訪れ、静かに祈りを捧げたり、瞑想をしたり、まさに聖地の中の聖地です。ブッダが座ったとされる場所には金剛座が祀られています。残念ながら菩提樹は柵で囲まれているので、見ることはできても触れることはできません。

ブッダガヤで見られるのどかな風景・スジャータ村はブッダゆかりの地

前正覚山で苦行を続け、身体の弱ったブッダは山を下りニランジャナ川で体を清めるために沐浴をしました。その後、川を渡った村で出会ったスジャータという名の娘から乳粥をもらって体力が回復し、その後、菩提樹の下で悟りをひらいたという言い伝えがあります。ガイドブックにはあまり紹介されていませんが、とても静かでのどかな風景が広がる素敵な村です。乳粥供養を受けるブッダの像がある寺院もあって、ブッダガヤに行ったらぜひ訪てみれたい観光スポットです。

 

ペンギン案内人16号/櫻本 竜市

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