子連れ旅行の達人 崎由香里が教える 子連れ旅行の極意

子供の写真はローアングルから撮るのがおすすめ。

子供が小さいうちは海外旅行をあきらめている方が多いかもしれません。しかし実は、子連れでの海外旅行にはたくさん良いところがあるのです。私自身、仕事をしていると普段はなかなかゆっくり娘と過ごす時間がないのですが、旅に出ることで娘の成長をたくさん感じることができました。
覚えてないから連れて行っても意味がないのではないか、と思う方もいるかもしれないですが、そんなことはありません!きっと旅で体験したことが、お子さんのこれからの成長の手助けになってくれると思います。生まれて初めての体験がたくさんできる小さなうちに、素敵な思い出を作りに、どんどん旅に出ていただきたいです。この情報が、子連れ旅行の第一歩の手助けになりますと幸いです。

子連れ旅行に欠かせない持ち物

お菓子大好き♪食べきりサイズだと持ち運びも楽ちん。

子連れ旅行に欠かせない持ち物をご紹介いたします。(あえてテッパン以外を選びました。)
●ウエットティッシュ・・海外ではおしぼりは出てきません。除菌タイプのものを持っていくのをおすすめします。
●お菓子・・小分けにされたお菓子が便利です。食べきれなかった場合に封をする輪ゴムや、クリップも忘れずに。
●体温計・・子供は急に発熱などをしやすいので、いつでも検温できるように持ち歩きましょう。
●冷えピタ・・熱中症対策や発熱した際に便利です。
●薬・・急に体調を崩した時に備えて、飲みなれた薬を持っていくと安心です。

なるべく荷物を減らすために、現地調達も活用しよう。

●オムツ・・海外ではなかなかすぐには手に入らないので、多めに持っていきましょう。圧縮袋に入れるとかさばりません。
●ベビーカー、抱っこ紐・・いつでも子供が寝られるようにベビーカーや抱っこ紐は必需品です。幼児になってきたら折りたたみ式のベビーカーが便利です。ベビーカーのレインカバーも忘れずに。
●ビニール袋・・汚れた着替えを入れたり、使用済みのオムツを入れたり、けっこう出番は多いです。
●水筒・・とくに夏場の旅行は、いつでも冷たい水が飲めるように用意しておきましょう。
●食事セット・・エプロン、使い慣れたスプーンやフォークは持参しましょう。

旅程スケジュールの立て方

プールでのんびり過ごす(マディクウェ自然保護区 南アフリカ)

予定通りに行かないのが子連れ旅行です。また、移動や食事など、全てのことに時間がかかります。旅を楽しむために、余裕をもったスケジュールにすることが大切です。そして、各地では最低2泊すること、何もしない日(予備日)などを設けることが大切です。欲張って予定を詰め込みすぎないように注意しましょう。ハプニングがあってもリスケジュールがたてられるようにしておくのが、子連れ旅行を楽しむための秘訣です。

専用車なら道中に寄り道ができちゃう。イチゴをget!

飛行機は直行便がやはり便利です。乗り継ぎで行く場合は、乗り継ぎ時間は、最低2時間は空けましょう。乗り継ぎ地で1泊するなどのスケジュールにするのもおススメです。
現地での移動は、公共交通機関よりドライバー付き専用車、タクシー、レンタカーなど車移動がおススメです。トイレ休憩など自分たちのペースで移動できます。

ホテル選び

お庭のあるホテルなら、小さいお子様でも安心して散歩ができます。

子連れ旅行でホテルは旅を楽しむための重要な要素になります。リゾート地であれば、ホテル滞在時間が長いので中級以上のクラスのホテルを選びましょう。ホテルでの滞在時間が長い場合、サービスのクオリティやホテル施設の充実度は快適さに大きくかかわってきます。反対に、シティーステイであれば、ホテルは寝るだけになりますので、立地重視で選びましょう。町の中心地に宿泊すれば、移動時間が短縮できます。レストランもホテルの周りにたくさんありますので、レストラン選びにも困りませんし、歩いてレストランまで行けるので、暗くなった夕食時でも安心してお子様と外出ができます。

ベビーベッドを用意してくれるホテルもあります。

お子様が小さいうちは、添い寝になりますのでベッドはダブルベッドをリクエストしましょう。海外のホテルはベッドの高さが高いので、お子様を両脇からはさんで眠るとベッドから落ちる心配がなく安心です。ほとんどのホテルのチェックイン時間は14時から15時になります。赤ちゃん連れであれば、アーリーチェックインを予め予約し、長いフライトの疲れを翌日に持ち越さないために、すぐにお部屋に入ってゆっくりするのをおすすめします。

飛行機内での過ごし方

空港内のキッズスペースでおもいっきり遊ぼう!

長いフライトで、いかに子供がグズらないようにするかはとても重要なポイントになります。まず夜の時間帯に飛ぶフライトを選ぶのがコツになります。昼間の時間だと、飛行機内も明るいので、子供はなかなか寝てくれません。夜発のフライトだと、機内の消灯時間が早いので、機内が暗くなれば子供もすんなり寝てくれます。飛行機に乗る前にたっぷりと空港内のキッズスペースで遊ばせることも大切です。疲れさせて機内で寝てもらう作戦です。とにかく子供が飛行機で少しでも寝てくれるのかが、快適に機内を過ごすうえで重要です。

あれ??よく聞こえないなぁ(悲)こんなトラブルもあるので、タブレットなどを持参するのもおすすめです。

それでもなかなか子供が寝てくれない場合は、秘密兵器として、新しい本やおもちゃを用意しておきましょう。新しい本やおもちゃへの食いつきは、いつも遊んでいるおもちゃとは断然に違います。子供にまだ着かないの?と言われた場合の対応方法ですが、うちの娘は3,4歳くらいになると、あと何回寝たら着くよと言うと納得してすんなり寝てくれました。なかなか子供にあと何時間と言ってもわからないので、あと何回寝たら着くよ作戦は思いのほか有効な作戦でした。

食事について

ホテルのレストランの個室でディナー。カンパーイ!

旅の楽しみの一つとして食事はとても大きな要素です。子連れ旅行で食事を楽しむ方法をいくつかご紹介します。1つ目は、宿泊しているホテルのレストランで食事をする。デラックスクラスのホテルに宿泊すると、レストランも有名レストランであることが多くあります。宿泊しているホテルであれば、まず移動が楽です。コース料理などで少し時間が遅くなっても、宿泊しているホテル内でしたら安心です。お子様が小さいうちは、個室にしてもらうのもおすすめです。個室であれば、周りのお客様を気にせず食事を楽しめます。また、ディナーであれば時間を少し早めの17時頃にすると、お客様が少なくて貸し切り状態ということも期待できます。ちょっぴり高級なレストランは、ランチで行くのもおすすめです。私は、娘が赤ちゃんのうちは、抱っこ紐で寝かして、そのまま抱っこした状態でコース料理を楽しんでいました。

お部屋で早めのディナー

2つ目は、ルームサービスを活用する。食事つきのホテルなどでは、お部屋で食事を楽しむことができるホテルも多くあります。お子様を遊ばせながら、大人はゆっくり食事ができます。
子連れ旅行だって、美味しい食事も食べたいし、美味しいお酒も飲みたい!!そんな方には、ワイナリーがおすすめです。ワイナリーに併設しているレストランはオープンな感じのところが多く、子供は広い庭で思う存分走り回れます。ワイナリーのレストランは食事が美味しいところが多いので、ランチがてらに行くのがおススメです。

トラブル対策

怪我をしないように、抱っこ紐を活用しよう。

子連れ旅行で起きがちなトラブルについてご案内します。
【ロストバゲージ】飛行機に預けた荷物が出てこない!海外旅行では良くある出来事です。ロストバゲージになった時のために、おむつと子供の着替えは手荷物に入れておきましょう。子連れ旅行に限らず、貴重品はもちろん、携帯やカメラの充電器も手荷物にいれるのを忘れずに。

ベビーカーはどこでもお昼寝ができて便利。空港で預けた場合は、取り忘れに注意!

【トイレ事情】海外のトイレはおむつ台があるトイレはあまり多くありません。特にアジアでは少ないです。ホテルのロビーなどにあるトイレであれば、おむつ台がなくても、洗面台がきれいで大きいのでそこで替えることもできます。子連れ旅行でトイレを探すのであれば、ホテルを探しましょう。また、洋式トイレの蓋の上に立たせて替える裏技もあります。あまり綺麗なトイレでない場合は、ペットシートを持参し、その上に立たせて替えるのもおすすめです。
【病気やケガ】万が一、お子様が体調を崩たり、ケガをした場合に備えて、海外旅行保険は必ず加入していきましょう。クレジットカード付帯のカードの場合、保証内容が足りない場合もありますので、必ず確認をしておきましょう。日本から常備薬を持参するのと、お粥などの非常食もあると役立ちます。

年齢別おすすめの国

旅は、世界中にお友達を作るチャンス!

【0~2歳】なんでも口に入れてしまう赤ちゃんを連れての旅行で第一優先事項は、衛生面です。ヨーロッパ(ドイツ、フランス、フィンランド、スロベニア)やオセアニア(ニュージーランド、オーストラリア)などがおすすめです。赤ちゃんの頃は抱っこやベビーカーで移動ができるので、ヨーロッパなどの街歩きをする国は子供が歩くようになる前の方が、スムーズに旅行行程をこなせます。
【3~5歳】自分で歩くようになった幼児を連れての旅行で第一優先事項は、治安の良さです。まだ足元がおぼつかなかったり、急に走り出したりするこの時期は、目が離せません。ヨーロッパでもハンガリー、ブルガリア、チェコのような少し田舎の国がおすすめです。アジアでも治安が良いシンガポール、ミャンマー、タイ、ベトナムなどもおすすめです。

ライオンの赤ちゃんに触ってみる(チェンマイ タイガーキングダム)

【6歳~】小学生になってからは、子供が楽しめる体験ができる旅がおすすめです。ケニアや南アフリカでの野生動物を見るサファリ体験やアメリカやカナダの大自然が織りなす絶景など、日本では味わえない旅行での経験が記憶として残り、人生の素敵な思い出の1ページになるはずです。

 

ペンギン案内人4号/崎 由香里

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