テッパン観光名所から秘密のマル秘スポットまで おすすめブータンベスト10

チベット仏教の祭ニマルン・ツェチュ
民族衣装はブータンの心

民族衣装はブータンの心

ヒマラヤのシャングリラ(桃源郷)として知られる仏教王国、ブータン。20世紀後半まで鎖国状態だったため、手つかずの自然と自給自足を基盤にした生活文化が今もなお残っています。中国とインドの2大国に挟まれていますが、インド文化の影響は少なく、チベット仏教を国教とし、人々の暮らしには、篤く尊い信仰が根づいています。ブータンの国の人々の暮らしはとてもシンプル。自分の人生を謳歌していることでにじみ出る幸福感。訪れた旅人も幸せにしてくれる世界一幸福な国ブータンの魅力をご紹介いたします。

タクツァン僧院

なぜここに?その不思議な光景は見る者を釘づけにします。

なぜここに?その不思議な光景は見る者を釘づけにします。

ブータンの最大の見どころのひとつが信仰の聖地でもあるタクツァン僧院。標高約3000mの山肌に張りつくように建てられ、今も僧侶が修行している生きた僧院です。その昔ブータンに仏教を伝えた高僧、パドマ・サンババが建立したとされ、彼が虎の背中に乗ってここまで飛んできたという伝説から、別名『タイガーズネスト』ともいわれています。
山岳国家ブータンを代表する絶景なのですが、そばに行って拝むには少し気合が必要です。道路がないので、手段は徒歩のみ(途中までロバがいるが、慣れないとかえってつらい)。軽く登山をするつもりで、ひたすらつづら折りの坂道を上ります。途中、第一展望台、第二展望台を経由し、最後に急な階段を上り下りしてようやく到着!

旗のような布『ダンシル』にはお経がびっしり書かれている。

旗のような布『ダンシル』にはお経がびっしり書かれている。

贅沢に顔料と金粉を使った美しい寺院が断崖絶壁に溶け込んでいます。凛とした空気と厳かなオーラの中にしばらく佇んでいると、なぜか体が軽くなり、穏やかな気持ちになっていきます。無数の旗にはお経が書かれており、風ではためくたびに祈りが天に届くといわれています。

ブムタン

ブータンの原風景 ジャカルのチョコル地区

ブータンの原風景 ジャカルのチョコル地区

ブータンの中央にそびえるブラック・マウンテンを境に、ブータンは西と東に分かれています。近代化が進み、外国文化の流入が始まった西のパロやティンプーに比べ、ありのままのブータンの姿を見ることができるのが、中央ブータンと東部ブータンです。中央ブータンに位置するブムタンとは、町の名前ではなく、チュメ、チョコル、タン、ウラという4つの谷からなる、この地域の総称となります。
ブムタン地方は王家の人々の出生地でもあります。そして美人が多いとも言われています。美男美女カップルで有名な現在のブータン国王と王妃。その王妃もやはりブムタン地方出身です。

寺院の周囲を108の仏塔が囲んでいる クジェ・ラカン

寺院の周囲を108の仏塔が囲んでいる クジェ・ラカン

ブムタンまでは首都のティンプーから、車で10時間ほどかかるので、途中のワンデュ・ポダンか、トンサで1泊が必要です。また、ブムタン地方は、標高2,000~3,000mほどの高地にありますので寒さ対策も忘れずしていきましょう。
多くの寺院があるブムタン地方はブータン人憧れの聖地でもあります。狭い地域に、ブータンを代表する古刹・名刹寺院が集中しており、お寺巡りも楽しみのひとつです。

プナカ

ポ・チュ川(男川)とモ・チュ川(女川)の合流点に建設されたプナカ・ゾン

ポ・チュ川(男川)とモ・チュ川(女川)の合流点に建設されたプナカ・ゾン

首都ティンプーから標高約3,150mのドチュ・ラ峠を越えるとそこはプナカ県になります。標高約1,350mのプナカは、バナナが生い茂る亜熱帯気候の土地です。ティンプーが「通年首都」になるまでの300年ほどの間、プナカはブータンの「冬の首都」でした。ブータンの各県にはゾンと呼ばれる、要塞と寺院と行政の役割を持った建物があり、かつての首都であったプナカのゾンは、ブータンでも2番目に古く、1907年に初代国王の戴冠式が行われるなど、ブータンの王室ともゆかりの深いところです。

天気が良ければ、ブータン・ヒマラヤを一望できるドチュ・ラ峠

天気が良ければ、ブータン・ヒマラヤを一望できるドチュ・ラ峠

プナカでもう一つ訪れるべき場所は、チミ・ラカンです。チミ・ラカンは「子宝の寺」として有名です。私が訪れた際は、お坊さんが、将来授かる赤ちゃんの性別を占ってくれました。ちなみに私は占いが当たりました!ご興味のある方はぜひトライしてみてください。チミ・ラカンはロベサ村の水田を見下ろす丘の上に、こじんまりと建っており、道中、見渡す限りの水田のあぜ道を歩きながら、ちょっとしたハイキングを楽しむこともできます。

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