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【スリランカ観光】人生の息抜きにオススメしたい10のコト

ご覧ください。スリランカに暮らす人々の、この穏やかな表情を…!

仕事に学校に家庭に、現代社会を生き抜く皆さん。毎日お疲れ様です。突然ですが、生き抜くためには”息を抜くこと”も大事ですよね。「息抜きにぴったりな国はどこ?」と聞かれたら、私は迷わず「スリランカ」をオススメします。
五臓六腑に沁みわたるヘルシーかつスパイシーな食事、どこまでも続く広大な自然、のびのびと暮らす動物たち…。心と体を浄化してくれる、癒し効果バツグンの国なのです。それでは早速、実際に私がスリランカを旅してみて「あ~、これはやってよかった~!癒された~!」と感じた10のコトをご紹介します。

【スリランカカレー】 本場の味を素手で

一度口にすれば、あなたはもう抜け出せない。魅惑のカレーの世界へようこそ。

ここ数年、雑誌の表紙に「カレー特集」の文字を目にすることが多くなった気がしませんか?
もはや一種のムーブメントとも言える、カレー。カレー好きにとって、スリランカで本場のスパイスカレーを食べることはまさに憧れの中の憧れでしょう。

日本でも普段からカレー屋巡りが趣味の私。本場の味に感動が止まらない!

日本米よりも細長いお米、何種類ものカレー、豆のおせんべい(パパド)。これらがワンプレートに盛りつけられます。…なんとまぁ美しいビジュアルなのでしょうか!
ちなみに私は、スリランカの人々の食べ方を見習って、スプーンを使わずに素手(!)で頂きました。これが最高に美味しいんです。味覚・嗅覚・視覚・触覚をフルに使って食べることで、よりいっそうカレーの旨みが体中に沁みわたります。
コリアンダー、クミン、クローブ、シナモン、無数のスパイスによって織り成される、奥行きのある辛さ。そして、口当たりをまろやかにしてくれるココナッツミルクの優しい甘み。おっと、今思い出してもヨダレが…。

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【ヌワラエリヤ】 紅茶でリラックス

見渡す限り、お茶・お茶・お茶。

世界有数の紅茶原産国であるスリランカ。今回は、スリランカで最も標高の高い紅茶産地「ヌワラエリヤ」に行ってみました。
どこまでも広がる圧巻の茶畑。そこには黙々と茶摘みにいそしむ茶園の人々の姿がみられます。こうした細やかな手作業によって、世界に誇るセイロンティーは誕生するんですね。

紅茶好きの欲求をすべて満たしてくれる、魔法のホテル。

美しい茶畑を存分に目に焼き付けた後は、ヌワラエリヤ郊外にある「ヘリタンス・ティー・ファクトリー」へお邪魔しました。
こちらは、世界的に有名な建築家ジェフェリーバワが設計した、紅茶好きにはたまらないホテル。紅茶工場を改装したというだけあって、ワクワクするような内装です。
高品質な紅茶を買うもよし、ハイティー(アフタヌーンティー)を頂くもよし、贅沢に宿泊するもよし!セイロンティーの魅力をとことん満喫できるオススメスポットです。

【シギリヤロック】 世界遺産に登頂

この岩、ただのデカい岩じゃないんです。世界遺産なんです。

生い茂るジャングルの中に突如として現る、高さ約200mの巨大な岩。これぞスリランカで最も人気の世界遺産、迫力満点の「シギリヤロック(シーギリヤ・ロック)」です。
遡ること1500年、他の兄弟をさしおいて王に君臨したカッサパ1世は、王座を狙う彼らからの逆襲に怯える日々を送っていました。そこで、襲撃にいち早く気付けるようにと見晴らし抜群のこの大きな岩の上に城を築いたと言われます。

よーし、登るぞーっ!歩きやすいスニーカーとパンツスタイルで、いざ出陣!

まずは登頂前にハイ、ポーズ!
しかし、筆者の余裕の笑顔もここまで。日頃の運動不足で怠け切った足腰に1500段以上もの階段、そこに容赦なく追い討ちをかける強い日差し、…頂上に辿り着くまでにシギリヤから与えられる数々の試練に滝のような汗が止まりません。
しかし、なんとか登り切った先には、お待ちかねの絶景と、汗も疲れも一瞬で吹き飛ばしてくれる爽やかな風!爽快感と達成感に満たされて、心身ともにリフレッシュできました。

シギリヤロック
住所 8 Ela pahalawewa, Dambulla 21100 スリランカ
電話 (066)4928793
営業時間 07:00-17:00
チケット代 30ドル(4,541円)
備考 ガイドライセンスを持っていないガイド(ドライバー)が外国人と同行するのは禁止されています。
ガイドを雇う場合は公認ガイドがチケットチェック付近で声をかけてくるのでそこで交渉します。
その際は公認ガイドとわかるライセンスカードを確認して下さい。
英語ガイドの相場はRs.1500~2000、日本語ガイドはRs.2000位です。

【アーユルヴェーダ】 自然の力で健康美

目指せ、ストレス社会からの解脱!

「アーユルヴェーダ」。聞いたことはあるけれど、なんだかスピリチュアル系?うさんくさい?
…いえいえ、実はアーユルヴェーダはれっきとした”伝統医学”です。約5000年ほど前にインドやスリランカで誕生し、今や欧米諸国からも注目されるように。病気の症状を取り除くことに重きを置く西洋医学とは異なり、アーユルヴェーダは、自然由来の食事やマッサージによってその人が持つ本来の力を引き出して健康を目指します。

ヒーリング音楽、アロマの香り、絶妙な力加減のマッサージ。ここは天国?

本格的な治療を受けるとなると専門施設で1~2週間の滞在が必要ですが、多忙な現代人にはアーユルヴェーダ風のオイルマッサージがオススメ!コロンボ市内にはモダンなスパサロンが多く、1~2時間でサクッと気軽にアーユルヴェーダ気分を楽しめます。

【ミンネリヤ国立公園】 サファリを楽しむ

こんなに大接近していいんですか…?いいんですよ!

遺跡見た、カレー食べた、マッサージ受けた、よし、日本に帰国しよう。…って、ちょっと待って!そこのあなた、サファリを忘れてますよ!
国土のほとんどが緑で覆われているスリランカ。そこには20を超える国立公園が存在し、無数の動物たちがのびのびと暮らしています。
「たくさんあって選べない!どの国立公園を選べばいいの?」とお困りのあなたには「ミンネリヤ(ミンネリア)国立公園」がオススメ。仏教遺跡として有名なアヌラーダプラとポロンナルワの中間にあるため、遺跡観光もサファリも効率よく楽しめます。

スマホやパソコンと一旦さよなら。大自然で動物をただただ眺める。贅沢ぅ!

私が訪れた時は、次から次へと象が現れて、興奮のあまりシャッターを切る手が止まりませんでした!運が良いとスリランカヒョウにも会えるのだとか。残念ながら、今回はお目にかかれず…。うーん、悔しい!ヒョウに会うため、スリランカ再訪を計画しなければ。

ミンネリヤ国立公園
住所 Maradankadawala-Habarana-Thirukkondaiadimadu Highway, Rambawilla 50150 スリランカ
電話 +94 77 648 7757
営業時間 06:00-18:30
料金 アーでの参加が一般的。ジープ1台あたりRs.4000~8000が目安です。
その他国立公園の入場料として1人15ドル(2,270円)
とサービスチャージやVAT(付加価値税)、車両代などの諸費用が12ドル(1,816円)
ほど必要です。

【ゴール(ガッラ)】 旧市街を散策

植民地時代の風景が色濃く残る。まるでタイムカプセルのような街。

スリランカ南部、インド洋に突き出した半島に、世界遺産「ゴール旧市街」はあります。
泥やサンゴで造られた砦が旧市街全体をぐるりと囲い、その中には植民地時代に建てられたコロニアル建築が並びます。漆喰の壁に赤茶色の瓦屋根、石畳の道、砦の向こう側から聞こえてくるインド洋の波の音…。1時間あれば歩いて一周できてしまうほど小規模な街なのですが、あまりの居心地の良さに、ずっとここにいたくなってしまう、そんな素敵な街です。

カレー以外の選択肢が多いのは、実にありがたい。

世界遺産ということもあり、世界中から旅行者が訪れるゴール旧市街。レストランのメニュー展開も、ピザやパスタといったワールドワイドな印象です。
…カレーは大大大好きですが、そうはいっても毎食カレーという状況に若干のしんどさを感じていた私。そんな中、カレー以外のメニューが充実しているゴールのレストランは救いでした。海辺の街ということもあって、シーフードをふんだんに使った料理が多いのも嬉しいところ。

【キャンディアンダンスショー】 炎の舞いに大興奮

伝統舞踊「キャンディアンダンス」、これを見ずして日本に帰るべからず!

スリランカ中部に位置する、キャンディ。象が街中を練り歩く「ペラヘラ祭」や、仏歯が奉納されている「仏歯寺」、その脇に広がる「キャンディ湖」、各国の皇族も訪れる美しい「ペラデニヤ植物園」など、見どころ満載の街です。その中でも絶対に外せないのは伝統舞踊「キャンディアンダンスショー」!これを見ずして日本には帰れません!

ショーの締めは圧巻のファイヤーダンス!見てるだけでハラハラしちゃう~!

ショーは約1時間にわたり、孔雀の舞・豊作を祝う踊り・悪魔祓いの踊り等、いくつかの演目によって構成されます。
締めは、スリランカ南部に伝わるファイヤーダンスです。
たいまつに灯る火を飲み込んだかと思えば、今度は口から勢いよく炎を吹き出し、さらには燃え盛る炭火の上を歩きだすダンサーたち!圧巻のパフォーマンスに終始興奮が止まりません。スリランカ旅行の中で、最も手に汗にぎる思い出となりました。

【ダンブッラ石窟寺院】 仏像を鑑賞

岩の頂に、ひっそりとたたずむダンブッラ石窟寺院。

シギリヤロックから車で約1時間、ダンブッラ(ダンブラ)の街に辿り着きます。さらに岩山の麓から15分ほど階段をのぼると、ようやく石窟寺院が姿を現します。
外観は非常に控えめな印象。これだけ見るとスリランカ有数の観光地であるという事実がにわかに信じがたい…。
しかし、ひとたび寺院の中に足を踏み入れたなら、世界中から観光客が訪れることにも納得のはず。それでは早速、寺院の中へ!レッツゴー!

第1から第5窟まで、計5つの部屋があります。第2窟の壁画が最も華やか。

第1窟では、この寺院最大の仏像である約14mの涅槃仏がお出迎え。次の第2窟は、すみずみまで描かれた壁画がまさに圧巻。第3窟には57体もの仏像が、第4・5窟はキャンディ王朝末期に造られた比較的新しい仏像が並びます。
ひんやりとした石窟の中で、南国の日差しから逃れつつ、見事なまでの芸術を堪能してみてはいかがでしょう。

ダンブッラ石窟寺院
住所 Kandy – Jaffna Hwy, Dambulla, スリランカ
電話 +94 662 283 605
営業時間 07:00-18:00
休み なし
遺跡入場料 Rs.1500
料金 寺院の入り口付近で公式ガイド(英語のみ)たちが待機しています。
料金の相場はRs.1000~1500程度です。

【ピンナワラの象の孤児院】 象を愛でる

孤児院のそばを、のっそのっそ。優雅にお散歩中の象さん。

サファリもいいけど、もっと確実に&大量に象に会いたい!そんなあなたにはピンナワラの象の孤児院をオススメします。ここには、親を亡くしたり、親とはぐれてしまった象の孤児たちが暮らしています。その数、およそ100頭。
ところで、訪問する際は時間に気をつけましょう。なぜなら、1日に2回、絶好のシャッターチャンスが訪れるからです。

みんな、たくましく仲良く生きてます。長生きしてちょうだいね。

シャッターチャンスは朝10時と夕方4時。
その時間になると、象使いに連れられて大勢の象たちが檻から川に向かって大行進。その後、川で水浴びタイムが始まるのです。
のびのびと水浴びを楽しむ象たちの姿は、とても可愛らしく、見ているだけで癒されます。ついつい写真を撮り過ぎて、気づくと、私のスマホの画像フォルダは象だらけになっていました…!

ピンナワラ象の孤児院
住所 Pinnawala Elephant orphanage, Pinnawala , Rambukkana.
電話 +94 352 265 284
営業時間 08:30-17:30
料金 Rs.3000
アクセス キャンディのメインバスターミナルから「Karandupana Juction」でバスを下車します。
所要時間約1時間(Rs.70。)そこから「Rambukka」行きのバスに乗りかえます。所要時間約15分。(Rs.20)
Webサイト http://nationalzoo.gov.lk/elephantorphanage/

最後はお土産

お土産選び。それは、センスが問われる難題であり、かつ、あれこれ迷う時間は至福の時。

【Barefoot ベアフット】 カラフルなお土産を購入

スリランカでお土産選びに困った時は、コロンボ市内の雑貨屋「Barefoot(ベアフット)」がおすすめです。
1962年にスリランカ人の女性アーティストによって創業され、それ以来、Barefootはスリランカの若い女性たちの雇用を促進し、彼女たちの経済的地位の向上を目指してきました。

ひとつひとつ丁寧に手染め・手織りされた、ハンドメイドのものばかり。

カラフルなぬいぐるみ、クッションカバー、ポーチ類。見ているだけでハッピーな気分になれる配色は、日本に帰国した後も、スリランカでの素敵な日々を思い出させてくれそうです。

どれも可愛くて、ついたくさん欲しくなってしまう…。旅の終盤に訪れたため、手持ちの現金が少なかった私ですが、カード払いでショッピングを楽しめました。やっぱりクレジットカード対応は有り難いですね。

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まとめ

シギリヤロックやダンブッラ石窟寺院やサファリなど観光を満喫したら紅茶やアーユルヴェーダで癒しの時間を楽しみましょう。

スリランカといえばスパイスも有名なので市場などでお土産に購入するのもおすすめです。

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