カンボジア観光案内 人とは違う旅を目指して-その2

アンコールワット
アンコールワット 朝にきれいに咲く睡蓮の花

アンコールワット 朝にきれいに咲く睡蓮の花

カンボジアと言われて真っ先に思い浮かぶものは何ですか。恐らくほとんどの人がアンコールワットを挙げるでしょう。次いで同じくクメール王朝の傑作アンコールトムが有名です。
では「遺跡」以外と言われるとどうでしょうか。実は私自身カンボジアに行ってみるまで「遺跡しかないところ」だと決めつけていました。
どうしても遺跡がピックアップされがちなカンボジアですが、実はビーチや湖など様々な名所が存在します。今回は私が実際に訪れてみて素晴らしかったスポットについてご紹介していければと思います。

ベンメリア

神秘的にすら感じるベンメリア

神秘的にすら感じるベンメリア

どうしてもアンコールワットやアンコールトムがピックアップされがちですが、私が本当にオススメしたい遺跡は実は他にあります。それこそが『天空の城ラピュタ』の舞台になったとも言われるベンメリア遺跡。
一体どれほど凄い遺跡なのかというと、「別にそうでもない」という言葉が当てはまります。なにしろ修繕もされないまま放置されているこの遺跡はシェムリアップにある遺跡群の中でも特に損壊が激しく、元の面影を全くと言っていいほど感じられないのです。では何がそんなに良いのかというと「ほかの遺跡とは違う雰囲気」としか言いようがありません。森の中でひっそりと眠るように佇む遺跡と長い年月をかけそれらを侵食するように自由に生い茂っている草木。木々の隙間から注がれる木漏れ日も相まって、その光景は神々しく感じずにはいられません。

崩れた遺跡に根が絡みつく

崩れた遺跡に根が絡みつく

勿論見応えという点ではアンコールワットやアンコールトムには及ばないかもしれません。しかしベンメリア遺跡を見ていると、文明はこうやって崩れていくのかという一端が垣間見えるよう。観光客も多くなく比較的マイペースにまわれるのもベンメリア遺跡の良いところです。きっと一度見たら忘れられない光景に出会えるはずです。

トンレサップ湖

建物が湖に浮かんでいるように見える

建物が湖に浮かんでいるように見える

東南アジア最大の規模を誇るトンレサップ湖。乾季でも琵琶湖の3倍、雨季にはなんと10倍の大きさにもなるその湖は「カンボジアの心臓」とも称され、人々の暮らしを支えています。湖には300種類以上の淡水魚が生息。ここで獲れた魚はアンコール王朝時代からカンボジア家庭の食卓に並んでいるのです。なんと水上生活者の数も100万人になるとされ、その規模の大きさに驚かされるばかりです。

ボートに乗っていざクルーズへ!

ボートに乗っていざクルーズへ!

アンコール遺跡群は必見ですが、他とひと味違った旅を楽しみたいならトンレサップ湖でのクルーズをツアーに加えてみるのも良いでしょう。最も水量の多い雨季に行くのがオススメで、8月~10月の間は特に楽しめます。乾季になると水嵩が減り露わになる高さ数メートルの基礎柱から水量の多さを窺えますが、雨季にはまるで建物が水の上に浮かんでいるような光景が広がります。
住居は勿論のこと、市場やガソリンスタンドまで水上にあるのが非常にユニーク!村の人々も素朴で優しいので人々とのふれあいもトンレサップ湖ツアーの醍醐味でしょう。

シェムリアップの町

ナイトマーケットの様子

ナイトマーケットの様子

アンコール遺跡群がある町としてお馴染みのシェムリアップ。近代的な首都プノンペンとは対照的にどこか田舎感が拭えない町ですが、一部では真新しいスーパーマーケットや洒落たカフェがあったりと徐々に便利になっています。
シェムリアップの町を観光するなら市民の足であるトゥクトゥクが便利。なんでもトゥクトゥクを10分も走らせれば市内のどこにでも行けるそうで、観光客からも重宝されている交通手段なのです。最近はアプリで呼べてしまう時代らしく、あらかじめ値段も出るのでぼったくられる心配もありません。町自体は寂れた建物も多くどこか素朴な雰囲気すら感じますが、こういうハイテクさには驚かされます。

カンダールビレッジのオシャレな雑貨屋さん

カンダールビレッジのオシャレな雑貨屋さん

またシェムリアップ市内は治安も良く、夜女性が一人で出かけても身の危険を感じることはないでしょう。私はシェムリアップへ一人旅をした前日、ホーチミンでスリに遭ったのですが、やはり町の雰囲気が全然違うと感じました。シェムリアップ観光はナイトマーケットへ行くのも醍醐味なので、是非夜に町へ繰り出してみてはいかがでしょうか。

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