カンボジア観光案内 人とは違う旅を目指して-その1

アンコールトム
崩れている様子すら美しいベンメリア遺跡

崩れている様子すら美しいベンメリア遺跡

カンボジアと言われて真っ先に思い浮かぶものは何ですか。恐らくほとんどの人がアンコールワットを挙げるでしょう。次いで同じくクメール王朝の傑作アンコールトムが有名です。
では「遺跡」以外と言われるとどうでしょうか。実は私自身カンボジアに行ってみるまで「遺跡しかないところ」だと決めつけていました。
どうしても遺跡がピックアップされがちなカンボジアですが、実はビーチや湖など様々な名所が存在します。今回は私が実際に訪れてみて素晴らしかったスポットについてご紹介していければと思います。

カンボジアってどんな国?

F170408

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東南アジアに位置しタイやベトナム、ラオスと国境を接する国カンボジアは、アンコール王朝(クメール王朝)時代長きに渡り栄えていた国です。その栄華を伝える遺跡としてシェムリアップにあるアンコール遺跡群はあまりに有名ですよね。9~15世紀という長い期間、アンコール王朝がここカンボジアを中心に花開いた理由の一つとして豊富な水源が挙げられるでしょう。メコンやトンレサップ、バサックなど大きな川がまるで根を張るように流れるカンボジア。その恵みの水は豊かな自然だけでなく素晴らしい文明をも生み出しました。
数々の内戦や圧政の時代を経たカンボジアですが一体どんな国なのでしょうか。日本からさほど離れていないものの、なんとなく「遺跡」のイメージばかりで馴染みの無い国と思われているかもしれません。しかしカンボジアは意外なところで日本と関わりがある国だったりします。

ベンメリア周辺の田園/収穫体験

ベンメリア周辺の田園/収穫体験

実は「かぼちゃ」の語源ともなったカンボジア。小さい頃世界地図を眺めながら「なんか名前似てるな~」と思ったものですが、まさか本当に関係があったとは。室町時代、ポルトガル人によって日本に伝えられた「かぼちゃ」。カンボジア産のウリという意味で当時は「かぼちゃ瓜」と呼ばれていたようですが、今では「瓜」がとれて「かぼちゃ」と呼ばれるようになりました。とは言えカンボジアでそれほどかぼちゃが収穫されるのかと言うとそうでもなく、且つ原産国というわけでもありません。たまたまポルトガル人が持ち込んだのがカンボジア産のものだったために今のような名前になったのです。

カンボジアの気候

日差しが強いので帽子は必須!!

日差しが強いので帽子は必須!!

カンボジアは他の東南アジアと同様、高温多湿の熱帯モンスーン気候に属します。日本と違い四季は無く、雨季(5月下旬~10月下旬)と乾季(11月上旬~5月下旬)に分かれているので、旅行を考えているなら是非乾季を狙って行ってみるといいでしょう。都市によって大きな気温差は無いので都市周遊でも同じ厚さの服で問題ありません。
ただ乾季が観光向きと言っても3月4月の平均気温は35度を超えます。特にアンコール遺跡群を巡るツアーなら屋根の無い場所をひたすら歩きまわる観光になるので、帽子や日焼け止めは必須。ベストシーズンだけに混むことが予想されますが、11月~1月が雨も少なく過ごしやすいので人気となっています。

日焼け防止に長袖を着るのも◎

日焼け防止に長袖を着るのも◎

また暑いからといって半袖のみで行くのはお勧めできません。これは東南アジアあるあるなのですが、外気が暑いせいか室内や車内の温度をやたらと下げる傾向があります。上に軽く羽織れる長袖が無いと「寒い」と感じてしまうほどなので、どんなに暑い日でも上着は持ち歩くようにしましょう。

カンボジアの民族・宗教・言語

アンコールワットで出会った現地の人

アンコールワットで出会った現地の人

ポル・ポト政権の時代に人口が激減したものの、それ以降ずっと増加傾向にあるカンボジア。2019年の時点で人口はおよそ1650万人。そのうち90%以上を先住民族であるクメール人が占め、残りの数パーセントをチャム人やベトナム人、華人、少数民族が構成しています。国民の9割を占めるクメール人のほとんどが仏教徒(上座部仏教徒)であるため、カンボジアの主な宗教は仏教となっています。次いで多いのがチャム人の信仰するイスラム教ですが、カンボジアでは宗教の自由が認められているので、これらの宗教間で目立った対立などは見られません。

伝統的なアプサラダンス

伝統的なアプサラダンス

そしてカンボジアで主に話されている言語がクメール語です。勿論旅行関連の機関では英語も通じるので安心。またフランス統治の時代も経ている事から一部の場所ではフランス語も通じるのだとか。英語が喋れないから旅行が不安という方もいるかもしれませんが、ことカンボジアに関しては向こうも大して上手いわけではないので、恐れずに話してみてはいかがでしょうか。

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