【世界一周!味めぐり】シバカリーワラ(インド料理/三軒茶屋/東京都)

インド料理 シバカリーワラ
三軒茶屋の細い路地を進むと…そこは南インドでした。

三軒茶屋の細い路地を進むと…そこは南インドでした。

【南インド料理】とは?ナンじゃなくて米と合う?

今日はちょっとインド料理について語らせてください!

今日はちょっとインド料理について語らせてください!

こんにちは、ナマステー!突然ですが、皆さんは“インド料理”と聞くと、どんなものを想像しますか?バターたっぷりのバターチキンカレー、そして巨大でふかふかの焼き立てナンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?実はそれらはインドの中でも北部特有の料理なんです。

鍵となるのは「降水量」。

鍵となるのは「降水量」。

インドは非常に広大な国。そのため、南北で気候が大きく異なり、収穫できる作物も違います。このような背景からインドの食文化は大きく以下のように分類されます。

●【北部~西部】: 降水量が少なく乾燥しがちのため、小麦栽培に適しており、チャパティ・ナン・パロタなどの小麦を原料とするパン類が主食。そしてその主食にマッチするよう、バターを贅沢に使った、こってりとしたカレーが好まれます。

●【南部~東部】: 年間雨量が1000mmを超えるこれらの地域は稲作に適しており、パラパラとしたインディカ米が主食。この米との相性をふまえて、粘度の少ないサラサラとしたカレーが主流です。この「米&サラサラカレー」の組み合わせは、「米&味噌汁」を愛する日本人の舌にしっくりくる!というのが私の持論です。

どうでしょう、南北でだいぶ違いますよね?日本で定着しつつある「インド料理=ナン」というイメージ、それはあくまで北部のこと、つまりインド料理の魅力のおよそ半分に過ぎません。もう半分の、まだあまり知られていない南インド料理の世界について今回はご紹介したいと思います!

【シバカリーワラ】三軒茶屋で疑似・南インド体験!

黒板に書かれているのはカレーの種類。どれも美味しそう!期待が高まる。

黒板に書かれているのはカレーの種類。どれも美味しそう!期待が高まる。

今回は、皆さんに南インドの食の魅力をお届けすべく、都内で本格的な南インドカレーを楽しめるレストランの代表格「シバカリーワラ」を訪れてみました。

★【行き方】: 最寄りは東急田園都市線「三軒茶屋」駅。「北口A」から地上に出て、人で賑わう「茶沢通り」をどんどんまっすぐ。信号のある交差点まで辿り着くと行きすぎです。その1つ手前にある細い路地を左に曲がりましょう。すると左手に黄色い看板、ここが念願のシバカリーワラです。駅からの所要時間は5分程度。

★【混雑具合】: 訪問したのは日曜日の昼13時半。店内は満席で、入口にはさらに2組のカップルが並んでいました。さすが2017年から4年連続「食べログ百名店」に選ばれた人気店なだけあります!20分ほど待ってようやく入店。中に入ると席数は約10席、店内はコンパクトな印象で、3人以上のグループでの来店は難しそうです。2人組あるいは1人でふらっと来るのに向いています。また、カレーが無くなり次第終了なので、ランチタイムは14時半ラストオーダーといえども余裕をもって13時半までには来店する方がよいでしょう。

来ました、来ました!!これが超人気店「シバカリーワラ」のカレーです!

来ました、来ました!!これが超人気店「シバカリーワラ」のカレーです!

★【メニュー】: ランチは、カレー1種盛り(1100円)、2種盛り(1200円)、3種盛り(1500円)から選べます。カレーの種類は黒板に書かれたものからチョイス。この日のラインナップは「ホームスタイルチキン」「ラムブラックペッパー」「ハリヤリベジタブル」「オイスターマラバーリ」の4種。今回は私と同行者あわせて2名での訪問でしたので、それぞれ2種盛りで注文し、カレーの全種類制覇に挑みました!

★【実食】: 待つこと約10分。銀色の丸いお盆に盛り付けられて、念願のカレーが登場です!おや?いざ食べてみるとカレーはそこまでサラサラタイプではありません。割と油を感じます。ふむふむ、結構濃厚です。南インドを過去5回ほど旅した私からすると、家庭の味というよりは“現地のちょっとリッチなレストランの味”という印象です。

この日、私が一番気に入ったカレーは「オイスターマラバーリ」。こちらはインド南部のケララ州のレシピをもとに作っているのだそう。食べ進めるうちに「そういや、ケララのレストランで注文したカレーも、酸っぱ辛くてコクがあって、こんな味だったな」と、かつて旅した南インドの思い出が沸き上がってきました。うぅぅ…これはインド欲を刺激する味です。今はコロナ禍で難しいですが、一刻も早く南インドに旅したくなります。

そして何より牡蠣が良い仕事してます!やはり魚介の出汁は味に深みを出しますね。インドで牡蠣を食べるのは水質問題的にちょっと勇気が出ませんが、日本でなら安心です。

★【雰囲気】: シバカリーワラの魅力の中でも特筆すべきは、インテリアの可愛さです!店主は毎年インドを旅しているそうで、その度に買い集めたという雑貨たちがセンス良く飾られています。カウンター席の周りにはインドの神様のシールが貼られ、象の頭を持つ神様「ガネーシャ」や女神「ラクシュミー」たちが私の食事を見守ってくれているようでした。

味良し、雰囲気良し、一口運ぶごとに盛り上がるインド気分。これはなるほど、人気な訳です。三軒茶屋にいながら疑似・南インド体験を楽しませてもらいました。ご馳走様です。(2020年12月訪問)

レストラン名シバカリーワラ
ジャンルインド料理
住所東京都世田谷区太子堂4-28-6 2F
TEL080-9432-8200
予算1100円~1500円/人(ランチ)
座席10席(カウンター4席、2人用テーブル席3つ)
個室なし
予約の可否テイクアウトのみ予約可(2020年12月現在)

 

ペンギン案内人1号/中村 未来

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