初めてインド観光旅行に行く人のための注意事項 その1 知らないと損をする!!

ガートを歩けば楽しい光景がいっぱい(ベナレス)

ガートを歩けば楽しい光景がいっぱい(ベナレス)

悠久の大地インドへ旅したい・・・でも、インドって危なくないですか? 食事はカレーしかないし、私は英語が少ししか話せないし、暑い国は苦手だし、何より友達を誘っても来てくれないし・・・ ひとり旅だと寂しくないですか? そんな迷える羊たち。インド旅行回数20回以上、北インドから南インドまで行きつくした私、川崎があなたのインドへの疑問に答えます。インドはあなたが考えるような国ではありません。食事は辛くないし、英語は少し話せばOK,インドは寒いし・・・ えっ、それってホント?まずは本文をご一読ください。

初めてインドへ行くのなら個人旅行型ツアー

オルチャ遺跡・・インドは知られていない遺跡が数多くある

オルチャ遺跡・・インドは知られていない遺跡が数多くある

インドに行くのに添乗員付きの団体旅行がいいか、バックパッカーで自由旅行がいいか、どちらでしょうか? そもそもインドの団体旅行はツアーの設定回数が少なく、催行率もよくありません。いいツアーだと思っていても人数が集まらずにツアーキャンセルになることも多いです。また品揃えも少なく希望の内容を見つけるのは困難です。またwithコロナ、afterコロナの時代、三密の団体旅行はそもそも時代遅れです。とはいえ、バックパッカーとしてインドを自由旅行をするのもハードルは高いです。都市間の移動が大変なこと、トラブルが多いということが問題点です。1ヶ月の放浪の旅としてならともかく、1週間程度の旅なら2都市しか回れません。短い旅なら、おすすめはできません。

町角の散髪屋さん(ベナレス)

町角の散髪屋さん(ベナレス)

それでおすすめするのが、少人数で催行する個人旅行型ツアーです。1名からツアーが催行し、ツアーキャンセルがないこと、日本から添乗員は付かないけれど現地で日本語または英語ガイドがお世話してくれるので安心です。また、アレンジや延泊ができるので、カスタマイズも可能です。コースの中には完全フリーだけれど、ガイドさんが同行するユニークなものもあります。こうした旅行はインドを専門とした旅行会社で取り扱っています。モデルコースだけでも100コース以上ある旅行会社、説明会を随時実施し疑問質問に詳しく答えてくれる旅行会社、インド通のスタッフを自分の旅の担当者に指名できる旅行会社。これらの条件に当てはまるのがいい旅行会社です。

あなたは英語がしゃべれますか? 苦手な人ほどインドが向いてます

英語が苦手な人でもインドの旅は楽しい(ナグプール)

英語が苦手な人でもインドの旅は楽しい(ナグプール)

あなたが中学程度の英語力しかないとします。その、あなたが世界を旅する時に一番最適な国はインドです。なぜかって? あなたがインドへ行きタージマハールのあるアグラでサイクルリクシャー(人力車)に乗ったとしましょう。その時の会話です。
人力車の兄ちゃんは「英語をしゃべるの?」って、よく聞いてきます。あなたは得意でないので、反射的に「すこしだけ」と答えます。多分「中国人か?」とも聞くはずです。こういうときは「ノー、ジャパニ」と答えましょう。インドは親日的な国なので、日本人だと知るとたいていの場合喜んでくれます。

占い師さんと私(デリー)

占い師さんと私(デリー)

そして、あと1回ほど話が続くと、「オー、あなたは英語がちゃんとしゃべれるじゃないか」と兄ちゃんは必ず叫ぶでしょう。とはいっても兄ちゃんの知っている英単語は多く見積もっても30単語くらい。それでも彼らは自分が英語を話せると断言するのです。中学程度のと英語力しかないあなたでも、この国では英語のうまい人になるのです。
だから英語が苦手な人ほどインドに行く方がイイというのが私の持論です。英語が苦手な人でもほめられて、気分が良くなる貴重な国。こんな国、世界広しとといえどもインドぐらいしかありません!!
インドでは「英語をしゃべるの?」って聞かれたら、「もちろん」って答えるようにしましょう。もちろん人力車の運転手さんや中級ホテル、レストラン、お土産物屋さんの店員などに対しての話です。さっそうとしたインド人ビジネスマンなどに対しては「すこしだけ」と答えたほうがいいですが・・・。

インドのベストシーズンは寒い?

乾季にガンジス河の日の出を見に行くボートツアーは寒く感じる(ベナレス)

乾季にガンジス河の日の出を見に行くボートツアーは寒く感じる(ベナレス)

インドの季節は雨季、乾季、暑季に分かれます。ベストシーズンは10月から3月上旬の乾季です。雨は降らず、たいてい最高気温も30度までは達しません。反対に北インドのデリーやベナレスなど12月、1月に最低気温が10度以下になり寒く感じることが多いので防寒着を忘れないでください。ベナレスのガンジス川の日の出と沐浴風景を見るためにボートに乗りますが、この時期は本当に寒いです。乾季はベストシーズンではありますが、オールマイティではありません。霧がかかり、交通機関(特に列車)が大幅に遅れることがあるのもこの季節のマイナス点です。

世界3位のカンチェンジュンガ峰 インドはヒマラヤの国でもあります

世界3位のカンチェンジュンガ峰 インドはヒマラヤの国でもあります

3月下旬から5月はインドで一番暑い季節です。デリーでは最高気温が40度を越します。インドが一番インドらしくなる季節で、それなりに楽しめます。
6月から9月は雨季です。ただ雨量は場所により異なります。デカン高原、ダージリン、南インドなどは雨量が多いですが、ジャイプールなどのラジャスタン地方は砂漠気候なので、雨季といっても雨はほとんどが降らないエリアもあり、雨季の様相は様々です。気温は暑季より低いので、雨量の多いエリアを除けば意外に悪くないシーズンかもしれません。
このようにそれぞれの季節のメリット、デメリットがるのがインドの気候の特徴です。

ひとり旅でも寂しくないのがインド

インド人の家庭でサリーを着る(デリー)

インド人の家庭でサリーを着る(デリー)

あなたがインドに行きたいとします。しかし、友達も一緒に行きたいというケースは少ないです。ハワイやバンコク、バリ島なら友達もすぐについて来てくれるでしょうが、インドはそういう訳には行きません。となると、インドは一人旅になります。個人旅行型ツアーで行くと現地係員が付くし心配はありませんが、そうはいっても町歩きはしてみたい。一人で町歩きは心細いなとか寂しいなあとか思われると思いますが・・・。
断言します。インドの町歩きひとり旅、寂しく感じることは決してありません。逆です。インド人はほっといてくれません。

ヘンナにも挑戦してみましょう(ジャイプール)

ヘンナにも挑戦してみましょう(ジャイプール)

バザールへ行けば、物売りの大声や客引きの声が響き、喧騒とカオスの中。1人旅のセンチメンタルな気持ちなどすぐに吹っ飛びます。ぼーっとしていると牛は近づいてくるし、油断していると物乞いがやってきます。チップを渡すと次から次に物乞いがやってくるので注意が必要です。やっとのことでそういう難所を越えたら今度は用もなく声をかけるインド人オヤジ。話を少しして気が合えばお茶でも飲んでいけとのお誘いがかかる・・・(土産物屋のオヤジが自分の店に連れて行こうとするよくあるパターンですが・・・)
インドはそういう国です。ひとり旅でも寂しくはありません。

女子のひとり旅 勘違いされないために

サリーを着てタージマハール見学は定番中の定番(アグラ)

サリーを着てタージマハール見学は定番中の定番(アグラ)

女子のインドひとり旅。ずばり言います。あなたは日本にいるときよりも少なくとも3倍はモテます。北インドの大観光地ではナンパされるのは日常茶飯事ですし、泊まっているホテルのボーイさんや、お土産物屋の兄さんがしつこくつきまとう可能性もあります。
常にはっきりした態度をとって、勘違いされるような曖昧な態度は決して取らず、YES,NOをはっきりするようにしてください。

二人乗りカップル(デリー)

二人乗りカップル(デリー)

あなたが独身で彼氏はいず、自分探しのためにインドにやってきたとしても、そんな話をインド人男性にする必要はないです。そのインド人は自分にもチャンスがあると勘違いしてしまいます。正直に自分を語る必要はありません。
「今は一人だけど、今日の夜、夫が合流する。」とか話を盛ったり「夫の仕事はカラテの先生だ」とカラテのポーズをするのもいいかも。薬指の指輪も安物でいいので必需品です。
これでうっとうしいインド人の大半は撃破できます。ホテルのボーイさんが自分に部屋へ用もないのに訪れるというような勘違い事件もなくなります。
しかし、いつもその手を使うと現地人との交流がなくなるのでその辺のさじ加減は難しいかもしれません。

辛いものが食べられなくてもインドへは行けます

いろんなカレーを食べるのも楽しみですが・・

いろんなカレーを食べるのも楽しみですが・・

インドといえばカレーですが、カレーが食べられない人、辛いものは苦手な人という人でもインドへは行けます。
インドにはインド中華と呼ばれるジャンルのレストランがあります。インド中華は中華レストランや、中級クラス以上のホテル、および一部の町のレストランでも食べられるインドのポピュラーな料理です。主なメニューに、フライドライス(焼き飯)、チョウメン(焼きそば)、マンチュアリアン(満州料理という名前の中華)、春巻き、スィート・アンド・サワー・チキン(酢鶏)など。味も悪くないです。

もちろん高級ホテルでは世界の料理も食べられる(ウダイプール)

もちろん高級ホテルでは世界の料理も食べられる(ウダイプール)

また、町のちょっとしたレストラン以上なら、ホテルのレストランとともに、簡単な料理なら頼んだ料理を作ってくれます。私は娘が小さい頃3回インドへ一緒に行きました。辛いものが全く食べられない彼女でしたが北インドから南インドまで苦労はしませんでした。どこでも作ってくれたのはフライドチキンとフライドポテト。さすが「チキンの国」です。どこでも当たり外れは少ないです。インドでは少しばかりお金を出せば、材料がありそうな物は、なんでも融通を利かして料理してくれるのです。
インド中華、フライドチキン、ナン、チャパティ・・・辛いものは食べられない人でもインド旅行は楽しめるのです。

インドは比較的安全な国です

地元の人と(アーメダバード)

地元の人と(アーメダバード)

インドはトラブルの多い国ではありますが、比較的安全な国です。アフリカや中南米の国のように危険ではありません。しかし、注意すべき点もいくつかあります。町角で声をかけてくるインド人の90%以上はロクな人間ではありません。絨毯屋の客引きかもしれないし、ナンパ男かもしれないです。また観光地で好意で案内してくれたと思っていると後でガイド料を請求されることもあります。いらないのであれば、ハッキリ嫌な顔をして「NO」というべきです。にこにこ笑って「NO」というとチャンスありと見てしつこく迫ってきます。これ以上うっとうしいことはないという顔で「NO」と言うか、完全無視しかありません。

ベナレスで夜にアルティの儀式を見る時はガイドさん同行をおすすめします

ベナレスで夜にアルティの儀式を見る時はガイドさん同行をおすすめします

バザールなどでよく見かける光景ですが、インド人はよく口論をします。ケンカが多い国です。しかし、自己主張するだけで暴力をふるうことはほとんでないです。さすがガンジーさんの「非暴力の国」です。
町歩きは基本、昼間は問題ないですが、暗くなってからの外出は気をつけたほうがいいです。ガイドさんと一緒に出る方がベターです。特にベナレスの夜のガンジス川のガートは要注意。またお祭りのときはインド人は大騒ぎをするので、この時期の外出にも気をつけたほうがいいです。
このように少しの注意でインドは安全に旅できる国なのです。

 

ペンギン案内人7号/川崎 真弘

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