【こんな国あります!!世界の秘境】ナイジェリア・この国を見ずにアフリカは語れない その2

ニケ アート ギャラリー(NIKE ART GALLERY)

2019年10月、世界203か国を巡ったペンギン2号こと井原三津子が実際にナイジェリアへ飛び、アフリカのニューヨークと呼ばれる大都市ラゴスで見たものは?
それは驚くべき魅力を秘めたアートの世界。音楽、美術、民芸などなど、見る物すべてに圧倒され魅了されたのでした。
アフリカに行ったというあなた。ナイジェリアは行きましたか?ナイジェリアに行かずしてアフリカは語れない。それが結論です。実は私にとって世界200か国目となった記念すべき国がナイジェリアでした。ナイジェリアが刺激的で魅力のある国だとわかった私の旅は価値のあるものでした。今回、その2ではラゴスの音楽やアートの魅力のお話をいたしましょう。

伝説のミュージシャンの神社と博物館があった

昼はガランとしているライブハウス。夜にはたくさんの人でごった返す

アフロビートのパイオニア、フェラ・クティ。アフリカ音楽が好きな人には有名な伝説のミュージシャンです。ラゴスに行くなら覗いてみたかったライブハウスが、噂に聞いていた「ニュー・アフリカ・シュライン」。フェラ・クティが作ったライブハウスは、シュライン(神社)と呼ばれて聖地となっています。
ライブハウスというと屋内のお洒落っぽいスペースを想像していたけれど、予想に反してそこは屋根だけあって半オープンの体育館のようにだだっ広いライブハウス。客席スペースには粗末な椅子が無造作に並べてあるだけ。そしてシュラインというだけあって、一角にはフェラ・クティの写真を飾る祭壇が!!キリスト教もイスラム教も嫌っていたという彼は独自の宗教を生み出したとか。まさにカリスマですが、29人もの奥さんとみんな一緒に暮らしていたというから、やっぱりフツーじゃない?!

カラクタ博物館に飾られているフェラ・クティの肖像画

フェラ・クティの暮らしていた家は1997年の彼の死後、博物館となって見学ができます。その名も「カラクタ共和国ミュージアム」。彼の写真や肖像画が飾られ、トイレやバスルーム、クローゼットにベッドルーム、靴ばかり並べられた部屋もあります。案内人のひょろっと細い兄さんは、写真を1枚1枚事細かに説明してくれましたが、残念ながらその英語は到底聞き取れないものだったのです。でも見ているだけでわかる、ここはまさにフェラの王国ならぬ共和国。フェラと29人の妻全員集合の大きな写真は彼のカリスマ性を存分に披露。ブティックではCDやTシャツなどが記念品として販売されていたので、記念にTシャツを1枚ゲット!

アートの殿堂 ニケ・アートギャラリーに感動

ニケ・アートギャラリーの玄関前に飾られていたオブジェと

西アフリカのアートの世界で知らない人はいない存在のナイジェリア女性ニケNIKEさん。彼女が造り上げたアートの殿堂として知られるのがラゴス島にある「ニケ・アートギャラリー」です。アーティストでありデザイナーでもある彼女がナイジェリアの伝統文化とテキスタイルとモダンアートを組み合わせて生み出したオブジェや絵画。それらが4階建てのギャラリーに所狭しと展示されていて圧巻。何百点あるだろう、町や人々を描いたものからテキスタイルやバティックの柄に至るまでデザインはどれもが美しいものなのです。

アフリカの民族をモチーフにした様々な絵画にも魅了される

最初は停電していたので、薄暗い中で必死で見ていたら、突然全館の電気がついてカラフルな絵画が目の前に飛び込んできてびっくり!!どれもが生き生きとして魅力的なのが感動的です。ビルの入り口の前にはたくさんの人の顔のオブジェが飾られています。表情豊かでユニークなものばかり。人の心を魅了する表現力で、決して古い感じはしないし飽きることがないオブジェはモダンアートの傑作と言えるでしょう。ひとつひとつ全部の写真を撮りたくなったほどだけれど、あまりの多さにギブアップ。
そこにたまたまニケさんご本人が登場!気さくに一緒に記念写真も撮らせてくれたのです。心優しくとても聡明な方という印象を受けました。会えてよかったー!!

ナオミ・キャンベル御用達のファッションビルに潜入

外から見ればまるでショッピングモール

ビクトリア島にあるセレブ御用達、超がつくお洒落なファッションビルに潜入することができました。最初は何も知らず洋服を買うんだ!とショッピングモールかと思って堂々と入店した私。でも入り口でふと何かが違うと感じたのです。その名は「アララ・ラゴス」とにかく斬新な設計の建物で、入り口でカメラを持っているとセキュリティガードに写真は一切禁止ですと言われ、すごすごバッグに片付けて中へ足を踏み入れました。館内はなんと広々とした一軒だけの店。内部は階段状になっていて、超ゆったりのディスプレイ。ショッピングモールを想像してきたのに、品数が少ない上に、どれもがユニークでオシャレすぎる!!まさに黒人モデル用みたいなドレスばかりだったのです。

カンテサンスでゲットしたお気に入りのサンドレスを試着して、ガイドさんと記念撮影

階段を上っていくと、右手に唯一私でも似合いそうな少し民族調のデザインのワンピースを発見。カッコいいお店のお兄さんがどうぞ試着してくださいというので、値札も見ずに調子に乗って試着開始。するとどう見ても胸のところがブッカブカ。おしり回りもダブダブ。日本だとLサイズの私でも、この国のサイズは大きすぎます。どうやら身体のボリュームが違うようです。私はこの国では細い人なのだ!!ちょっと嬉しかったりして。
お兄さんは「このドレスはナオミ・キャンベルさんも買ったんですよ。ミラノ製だから素敵でしょう」とのこと。ここで初めて値札を見ると710$。うーむ。これは却下です。もともとサイズも合わないしよかった。アフリカだからもっとお安くてお得なドレスを探したい。はっきり言って場違いなビルに来てしまいました。でもナイジェリアにもこんなトップファッションの店があるのを垣間見れて楽しい体験ではあったけれど。
ガイドさんにもっと安くてお得な民族調ドレスを売ってる店に連れて行ってほしい旨いうと、それならいい所があると連れていかれたのは「カンテサンス」。少々お洒落ながらお手頃価格のお土産やドレスが見つかるという店。見てまわると、たまたまピンときたコットンワンピース。濃いめのピンクにグリーンの小さな柄入りで、まさにエスニックなアフリカのムード満点。カンテサンスオリジナルのメイド・イン・ナイジェリアなのも気に入りました。その値段が16500ナイラ(約5000円)なのも、ナオミ・キャンベルのとお値段が全然違って大変気に入ったもうひとつの理由。帰国後、日本の夏に大活躍のドレスとなりました。

タイトルとURLをコピーしました