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大自然と野生動物の宝庫タンザニア 魅惑のスポット ベスト10  その2

ンドゥトゥ地区にはヌーの群れだけでなく多くの動物がいる

タンザニアは世界で指折りの大自然と野生動物の宝庫。世界自然遺産に指定されたダイナミックなクレーターのあるンゴロンゴロ動物保護区と広大なサバンナのセレンゲティ国立公園。そして今注目の美しいリゾートアイランド・ザンジバル島。でもタンザニアの魅力はこれだけではありません。ヌーの大群を見学できるンドゥトゥ保護区、キリマンジャロでハイキング、辺境の村での異文化体験などなど。アフリカ各地を巡り巡ったペンギン案内人2号がこだわりのタンザニア厳選ベスト10 今回はその2をご紹介します。

⑥キリマンジャロハイキングー簡単に楽しめる方法

シーラプラトーからのハイキングルートは手軽に楽しめる

アフリカ最高峰のキリマンジャロ。登山をするのはかなり厳しいので無理として、一般ルートを取ってハイキングをしようとすると、マラングゲートからマンダラハットへ行って登山をするルートが一般的です。そこを越えないとキリマンジャロが見えないため、森林の中を1日以上歩かないといけません。
簡単にキリマンジャロハイキングを楽しむには4WDで標高3350mのシーラプラトーへ行く別ルートがお薦めです。そこからはキリマンジャロを見ながら簡単なハイキングが楽しめるのです。

親切なハイキングガイドさん

高低差のほとんどない道のりは、普段運動していない人でもOK。高山病の心配もほとんどなく、気軽にハイキングを楽しめるベストポイントなのです。雲の切れ間から姿を見せたキリマンジャロの山頂の姿に感動!見たことのない高山植物を観察したり、眺めのいいポイントで美味しいお弁当を食べたり、楽しいひとときが待っています。

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⑦ンドゥトゥ地区(ンゴロンゴロ動物保護区内)-ヌーの大移動を見学

2月から3月はヌーとシマウマの出産シーズンなので、赤ちゃんずれの群れもよく見かける

ンゴロンゴロ動物保護区(保全地域)の一部のエリアであるンドゥトゥ地区。12月から4月はヌーの大群がこのエリアに大集結します。季節限定でヌーの大移動が見られる時期で、2月から3月は動物の赤ちゃんが生まれる時期でもあり、ヌーやシマウマの赤ちゃんがたくさん見られたり、出産シーンを目撃することも。
そもそもンドゥトゥ地区では他のエリアに比べ、規制が緩く、オフロード走行もできるので、縦横無尽に走り回って動物を見つけたり、本格的なサファリができるメリットは大きいのです。

ンドゥトゥ地区のお薦めロッジ& BEYOND SERENGETI UNDER CANVASのシンプルなテント内

ンドゥトゥ地区のサファリロッジはヌーの大群を追い掛けるためのモバイルロッジと呼ばれる移動式ロッジが多く、簡易な設備のサファリロッジが多いのが特徴です。そんな中で、ハネムーンにもお薦めできるほどナチュラルかつ素敵な私の一押しお薦めロッジが[& BEYOND SERENGETI UNDER CANVAS]。1年中ヌーの動きに合わせて国中を4-5か所移動してテントを設営。2月から3月はンドゥトゥ地区で最高のサファリとサファリロッジ生活を楽しめます。

⑧エヤシ湖ーブッシュマンと狩り体験!

狩りをした後、獲物を焼いて食べる<ハッサベ族の村>

カラトゥの町から約1時間、エヤシ湖の畔でキャンプして、ハザベ族と呼ばれるブッシュマンと早朝の狩りに同行する体験は一生の思い出になる、まさにタンザニアでもっともディープな旅の1ページです。エヤシ湖はマニャラ湖よりも大きく深く、神秘的な美しさを見せています。自然に一番近い形のテントに泊まることもできるし、設備がある程度整ったテントロッジに泊まることも可能です。

ティンディガ・テンテッドキャンプ<エヤシ湖>

暗いうちからハザベ族の村へ。数人のハザベ族の少年たちとガイドさんと一緒に猟犬を2匹連れて、夜明け前に出発です。矢は鳥用と小動物用と、ギザギザがたくさん付いたサル用があって、いくつも持参します。獲物を見つけたら棘があろうと茂みの中をかき分けて走ります。彼らは鳥を仕留め、時には猿を仕留めます。バオバブの木にいたサバンナモンキーが狙われました。仕留めた猿は村に帰って解体し、皆で焚火で焼いて脳みそまで食べるのです。さすがに我々は衛生上危ないので見るだけですが、他では絶対できない衝撃体験となるはずです。

⑨ムスミ村ーコーヒーの村で異文化体験

陽気なチャガ族の女性

キリマンジャロ山麓のムスミ村。チャガ族が暮らす村で、キリマンジャロコーヒーの産地として知られています。この村のキャンプサイトに滞在して、村の人々と触れ合えるプランがあります。スワヒリ語のレッスンを受けたり、コーヒープランテーションツアーでは、コーヒー栽培のプロセスを経験します。

チャガ族の村のバザールは賑やか

講習は民家で行われるので、自然に現地の人々との交流の場となっています。コーヒーの苗を植え、コーヒーの実を収穫し、皮を取り、豆を煎り、砕いて粉にしてコーヒーを淹れます。希望するなら長期滞在してスワヒリ語をマスターし、コーヒー栽培の手伝いをすることも可能です。キリマンジャロの麓、大自然の真っただ中で日頃できない日々を過ごすのは人生で一度の思い出体験です。

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⑩ティンガティンガ芸術村(ダルエスサラーム)ーアニマルアートをゲット

動物の可愛い絵画やキリマンジャロを描いたものも

タンザニアの首都ダルエスサラームへ行くなら、絶対立ち寄りたいのがティンガティンガ村の工房です。野生動物や鳥や日常生活などをエナメルペンキで描いた独特の画法のことをティンガティンガと呼びます。カラフルで楽しいアニマルアートは、大小いろいろですが、お土産に日本へ持って帰って飾れば、いつもタンザニアの動物たちのことを思い出すはず。

ティンガティンガ村にはたくさんのカラフルな絵画が飾られ販売されている

中でも小ぶりな木のネームプレートは、お土産に最適です。あらかじめ周りにキリンや象など動物の可愛いモチーフが描かれていて、真ん中にスペースがあって、そこに自分の名前をきれいなペンキで書き入れてくれるのです。友達の名前を入れてもらえば、世界に一つしかないネームプレートのプレゼントが完成です。急ぎで10枚くらい頼んだ私。5人がかりですぐに仕上げてくれました。

 

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