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ンゴロンゴロとは?サファリの定番や穴場でもある保全地域を紹介

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言わずと知れたンゴロンゴロはアフリカの代表的なサファリスポットです。直径20km,広さ250平方キロのクレーターは世界最大級のカルデラ(火口原)で、世界遺産に指定されています。この広大な景色だけでもすばらしいの一言につきますが、このカルデラに数多くの動物が生息しているのですから驚きです。ここではンゴロンゴロの定番サファリと、穴場のスポットについて話をしたいと思います。

ンゴロンゴロの基本情報

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ンゴロンゴロの気候

標高2300m前後のンゴロンゴロ。1年を通じて暑いということはありません。最高気温が20度を少し超す程度。最低気温は10度以下になることも多く、快適な気候です。というより、むしろ朝晩は肌寒くセーター+ジャンパーなども1枚が必要です。日中は長袖程度で大丈夫ですが、日差しが強いのでサングラスや帽子は必携です。3月から5月が大雨季。11月は少雨季です。乾季の方が動物がよく見られますが、景色は雨季の方がきれいです。

ンゴロンゴロへの行き方

ンゴロンゴロのゲイトウェイはアルーシャ。日本からはキリマンジャロ空港までカタール航空が1回乗り換えで飛んでいて一番便利。他にも、KLMオランダ航空、ターキッシュエアラインなどのフライトもあります。キリマンジャロ空港から、ンゴロンゴロまでは直行で車で5時間程度。日本からのフライトが午後着になる関係で、到着日はアルーシャに泊まるのが一般的。

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ンゴロンゴロのお役立ち情報

ンゴロンゴロなどのサファリ・エリアの治安に問題があるわけではありませんが、タンザニアの治安は他のアフリカの国同様、良くはありません。都市部は特に注意してください。タンザニアの場合、首都ダルエスサラームだけでなく、アルーシャも注意が必要です。基本的に町を歩かないでください。もし観光したい場合は現地のオプショナルツアーを使ってください。日没後の外出など論外です。アフリカでは安全にお金をかけることが必要です。安全はタダではありません。くれぐれもそのことを一番大切にしてください。

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ンゴロンゴロの定番はもちろん、クレーター内のサファリ。巨大はクレーターの縁の部分から緑豊かな一大パノラマを見渡した後、標高差600mを4WDで一気に駆け下ります。カルデラには、サバンナ、森林、湖まであり、動植物や野鳥の宝庫です。ライオン、チーター、ハイエナ、カバ、ゾウ、サイ、バッファロー、ヌー、シマウマ、イボイノシシなど、通常東アフリカにいる動物はたいてい見られます。クレーター内はホテルやレストランはありません。それで前もってランチボックスを用意し、ピクニックサイトでランチを取ります。小さな池にはカバも住んでいます。トイレもここにはあります。

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通常のタンザニアのサファリツアーでは上記のクレーターへ行くだけですが、動物が大好きな方にとっておきの場所がンゴロンゴロのンドゥトゥ地区です。ここはンゴロンゴロ保全地域の一角ですが、クレーターより車で約2時間の場所にある穴場です。ンドゥトゥ地区には毎年12月から4月まで数え切れないほどの数のヌーとシマウマが大移動をし集結します。特に2月から3月にかけては出産シーズンを迎えます。赤ちゃんが生まれるシーンや、赤ちゃん連れのヌーの集団も見られ大感激です。ヌーやシマウマを狙ってライオンやチーターも集まります。またここでは規制が厳しくないので、オフロードサファリも楽しめます。これこそアフリカンサファリの醍醐味といえるでしょう。

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動物が大好きで時期が合う人にはンドゥトゥ地区まで行くのを強くお勧めします。しかし、難点もあります。ホテルが少なく、かつ設備が悪いこと。また道路が悪いこと。料金が割高なことの3点です。オーソドックスなクレーターのサファリか、ンドゥトゥのオフロードサファリか、自分の好みにあったサファリをお選びください。

 

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